修了課題制作

　さてさて、いよいよ訓練は今週と来週となりました。
来週はいよいよ卒業（修了）です。

生徒のみなさんは、明日まで修了課題の制作を行っています。
中には、自分で材料を仕入れ凄い座卓を作っている人や、お孫さんへ学習机を作ったり、やたらと道具箱を作っている人など様々です。



今日はその中でも、ドールハウスを作ったのでアップします。
これは、来週ある施設に寄贈する予定のものなのですが、なかなか良い出来栄えでしょう。


家具は、女性の訓練生の方が作ってくれました。扉が開いたり、引き出しもちゃんと動くんですよ。う～ん芸が細かい！　女性ならではの繊細な仕事ですよね。

　
　ミニチュア家具をかなりの数作ったので、贈られた子供たちがみんなで部屋のレイアウトを考えたりして楽しく遊んでくれる姿が目に浮かびます。
他にもいろいろな、おもちゃを作ったので、これはまたの機会に公表しますね。



愛娘にも作ってやりたいんだけど、これだけの数を作るとなるとなかなか時間的にも大変だな～


　このような木のおもちゃ、ネットで見てみると、結構なお値段で売られているようです。
ネットオークションなんかで売れると、今後年配の方や女性の人たちの就職などにも道が開けてくると思うのですよね、

それに小物だと、あんまり場所も道具も必要ないからね～



木を割いたり、製材する機械は高いので、なにか良い手は無いかな～と模索していたところ、機械工具の修繕などでお世話になっている　㋒田研磨の社長が自分の家の作業場に色々な木工機械を置いて、近直木工サークルとして格安で開放するような話になりました。



サークルに参加の条件は、木工経験者か「大工の学校」の修了生ということなので、話が具体的になったら又紹介しましょう。




こんな調子で、「大工の学校」OB/OG会を発足して、時間にゆとりのある人たちが、木工製品やおもちゃなどを作って、地元の人たちにお祭りなどの、イベントや、道の駅などで販売したらいいな～って思ってるんですけどね。



木材が豊富な佐伯なんだから、いつの日か生徒さん達が作ったベンチや案内板などであふれる街になるといいですね～


なんか良い方向に風向きが変わってきそうな気がしてきたよ。


おしまい