大工の学校 

築き人(きづきびと)を志す、職業能力開発校の徒然日記
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大入れ蟻掛け

2014年06月12日 | 継手・仕口













ポイントのひかり付けについてです。
ひかり付けは材の内側から仕口に向かって、材の下端を上にしてひかります。


それを、女木側の梁下端の墨(この場合は材が同寸なので、下端より)にひかり板を合わせて、写します。


できあがり


早いものでこんなに大きくなりました。



おしまい。

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2 コメント

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Unknown (ラッキー7)
2014-06-12 23:09:36
初めて見た時から蟻掛けが好きでした(*´ω`*)
墨半分残しが普通の世界にいる私は、腕急速に上がってる実感があります。ただ知識と刻み速さが追い付かない(´д`|||)学校の玄翁が軽い事に気付いたっす。
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そらそうよ ()
2014-06-13 02:54:29
お疲れさん。
それは責任の重さよ
僕の知り合いの棟梁は、兄弟弟子に負けないために巨大な穴掘り用げんのうを包帯で、腕にくくりつけて作業してたそうです。
道具にもこだわりを持たないとね。

ただ、過信と無理は禁物ですぞ。
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