東京の階段 DB

東京階段研究会 ブログ

0772 東京大神宮東側

2020-01-10 | 千代田区
No.0772
所在地:千代田区 飯田橋 4−3・富士見 2−4(Google Map
型  :直
段数 :19段
Photo 2006.5.14

 東京大神宮の東側で南向きに上る。下から見て左側の手摺は簡便なもので工事用足場のパイプを組んだような感じ。左側の工事会社は敷地内に足場を築いているが、階段の手摺にその足場を括り付けてしまっている。

 階段上部には車止めと街灯がある。階段上の道路中央にデザインされた街灯が設置されている、やや珍しいタイプの階段。

 階段下に古い木造家屋があるのも印象的。


0742 日枝神社 山王橋参道

2019-10-28 | 千代田区

No.0742
所在地:千代田区 永田町 2−10・11(Google Map
型  :くの字
段数 :132段(下から7・20・20・16・17・13・12・8・19段)
幅  :9.8〜15.8m
長さ :64m
高低差:20m
蹴上 :15cm
踏み面:35cm
傾斜 :23°
備考 :『東京の階段』p.020
Photo 2007.6.12

 山王橋参道は山王パークタワー隣に新設された階段。赤坂通りが外堀通りに突き当たる交差点から北へ上って行く。道路沿いの部分は幅16m近くとかなり幅が広い。7段を上ると大きな山王鳥居。その先も大きな階段で、東側にはエスカレーター(上り)も設置されている。




 Photo 2010.4.6



下段を上ると向きがさらに北方向になり、山王橋で道路を越える。立派な参道階段だが、社殿は江戸城の方を向いているので、山王橋参道からアクセスすると、回廊で囲まれた社殿前の境内には南側わきから入ることになる。




 階段上部から Photo 2010.4.6


 階段上部から振り返ると、かなり上ったことに気付く。外堀通りの向こう側は赤坂で、オフィスビルなどが建ち並んでおり遠くまで見通せるわけではないが、なかなかダイナミックな景色を見ることができる。



0361 内閣府下交差点そばの階段

2010-07-16 | 千代田区
No.0361
所在地:千代田区霞が関 3−6(Google Map
型  :直
段数 :27段(下から13・14段)
Photo 2010.3.19
 No.0360の階段の東側にある。
階段を上ると内閣府下交差点で、その先には総理大臣公邸がある。
いちばん下の段は、ほとんど舗装に埋まっているが、この段を含めれば27段。

0360 霞が関3丁目の階段

2010-07-14 | 千代田区
No.0360
所在地:千代田区霞が関 3−7(Google Map
型  :直
段数 :25段(下から12・13段)
Photo 2010.3.19
内閣府下交差点の西側で、六本木通りから下る。西側は日本興亜損害保険。
現地は四谷・麹町台地の南端部にあたり、階段下は溜池、外堀通り。

0269 神田明神 新女坂

2009-06-10 | 千代田区
No.0269
所在地:千代田区外神田 2−7・17(Google Map
型  :屈折−く
段数 :75段(下から20・14・21・20段)
幅  :2.5m
高低差:13.5m
長さ :約25m
蹴上 :18cm
踏み面:31cm
傾斜 :30°
Photo 2005.12.17
明神男坂・明神石坂の南側で屈折しながら西向きに上る。
男坂よりかなり狭い階段を上ると、小さなホテルの前に至る。
神田明神の女坂は廃道になっており、この階段は神社としては女坂としていない。
しかし、男坂と並んでいて、かつ男坂よりやや狭く屈曲もしているなど、女坂的な性格を多分に持っている階段坂である。
「東京の階段」p.136

2018.8 追記
この後、階段下部両側の建物が建て替えられ、階段周辺の雰囲気は真新しいものになった。階段もステップがブロックタイルに替えられ、アルミ製手摺に替えられている。

0268 明神男坂・明神石坂

2009-06-08 | 千代田区
No.0268
所在地:千代田区外神田 2−7・16・17(Google Map
型  :直
段数 :68段(下から1・3・17・8・14・14・11段)
幅  :約6.4m
高低差:約12m
長さ :約19m
蹴上 :17cm
踏み面:31cm
傾斜 :29°
踊り場:5ヶ所
Photo 2002.6.17
秋葉原・御徒町方面から神田明神の東側へ、西向きに上る。
幅が広く堂々とした石段。

2018.8 追記
この写真の時代は、階段の先に見える2階建てRC建物のデザインがいまひとつだったが、2010年代にこれが建て替えられた。現在は、より神社らしい建物が見えており、楼門などはないが参道の雰囲気が出ている。
「東京の階段」p.166

0266 神田明神裏参道

2009-06-04 | 千代田区
No.0266
所在地:千代田区外神田 2−16と文京区湯島 1−13の境界(Google Map
型  :クランク
段数 :72段(下から4・12・12・4・20・5・15段)
幅  :下段2.4m、中段から上は1.7m
高低差:約12m
長さ :約25m
蹴上 :17cm
踏み面:27cm(蹴込み2cmを含めると29cm)
傾斜 :32°
踊り場:5ヶ所
Photo 2007.6.18
神田明神境内に、北側の新妻恋坂から上る。
左右に二重にクランクして上った先に鳥居がある。
中央の手摺に照明が埋め込まれている。
ステップはコンクリート板を重ねたような形で、蹴上部分が少し引っ込んでいるように見える。

0130 日枝神社 稲荷参道

2008-10-07 | 千代田区
No.0130
所在地:千代田区永田町 2−10(Google Map

型  :屈折
段数 :121段(下から32・77・12段)
幅  :2.0/1.3/3.5m(下段/中段/上段)
高低差:約18m
長さ :約60m
蹴上 :15cm
踏み面:35/35/45cm(下段/中段/上段)
傾斜 :23°/23°/18°(下段/中段/上段)
Photo 2008.5.27
稲荷参道には多くの奉納鳥居が並ぶことが多い。
東京でも根津神社や雑司ヶ谷の鬼子母神などに多くの赤い鳥居が並んでいる。
日枝神社の場合、階段の途中に並んでいるので奥行き感が強調されて、独得の景色を見せている。
西参道同様、2000年に新しく整備し直されて、階段も鳥居も整然となって、一層、不思議な景色となった。
似たようなものに上野公園内の五條天神社奥の階段があるが、こちらは少しジグザグで、日枝神社の稲荷参道の階段のように直線的な奥行き感ではない。
トンネルのようになった細い階段は、知る人ぞ知る東京の奇観とも言えよう。
外国人観光客にも是非お勧めしたい場所。
「東京の階段」p.21