東京の階段 DB

東京階段研究会 ブログ

0919 本奥戸橋のたもと付近

2021-11-29 | 葛飾区 
No.0919
所在地:葛飾区 立石 8−7(Google Map
型  :直
段数 :14段
Photo 2018.6.30

 中川に架かる本奥戸橋の西詰付近で、周辺の住宅地へ向かって北向きに下る階段。

 洪水対策のため中川にはカミソリ堤防が築かれており、橋もそれを越える形で架けられているので、橋の前後は盛り土がされており周囲より高くなっている。下町地域特有の人為的な地形に造られた階段。


0918 上智大学真田堀運動場への階段

2021-11-26 | 千代田区
No.0918
所在地:千代田区 紀尾井町 5(Google Map
型  :L字
段数 :不明
Photo 2000.12.25

 上智大学真田堀運動場へ下る階段。写真は運動場反対側の外堀通りから撮影したもの。上智大学西側のソフィア通りから外濠の土手をくぐり抜けて、斜面に沿って斜めに下る階段だが、現地詳細は未撮影。階段を下りるとグラウンドに至るが、そこから別の場所へと通り抜けられる類のものではなく、ほぼ運動場へのアプローチ階段としてのみ機能している。

 真田堀は江戸城外濠の一部だった場所で、第二次大戦後、焼失家屋などの瓦礫処理のため埋め立てられ、都が上智大学に貸しているという。


0917 高輪神社南参道

2021-11-23 | 港区  
No.0917
所在地:港区 高輪 2−14−20・21(Google Map
型  :直
段数 :15段(下から3・12段)
Photo 2000.12.17

 高輪神社の境内に南側から入る参道の階段。ほぼ直線的だが少しだけ左へ折れている。階段を上りきると社殿の前に出る。


0916 首都高速4号線の高架下

2021-11-20 | 渋谷区 
No.0916
所在地:渋谷区 代々木 1−20(Google Map
型  :直
段数 :16段
Photo 2017.8.27

 首都高速4号新宿線の高架下で西向きに上る階段。渋谷川支流の代々木川の谷から明治神宮のある高台方面へ上るもの。

 住宅地図では点線で描かれているため、たまたま現地を通り掛かるまで知らなかった。階段下はバイク・自転車置き場で通り抜けられるが、道のようでもあり、そうでないようでもある場所。


0915 須賀町・高台から下る2つのアプローチ階段

2021-11-17 | 新宿区 
No.0915
所在地:新宿区 須賀町 9(Google Map
型  :直
段数 :不明
Photo 1998.6.15

 須賀町の戒行寺の北側の一角で、高台から下る2つのアプローチ階段。写真1、2枚目は北向きに下るもの。数年前までは階段下に木造2階建てアパートがあった。


 Photo 2021.3.3

 しかし今春訪れた際には更地になっていた。遠方に見えているのは甲州街道四谷三丁目交差点付近のビル群。


 Photo 2020.2.26

 写真3枚目は、戒行寺西側の袋小路の最奥で東向きに下るもの。写真1、2枚目の階段の西側にあり、それと向き合う形になっている。階段を下りた先の地面は1、2枚目のものと同一平面だが、建物が遮っていて両者を通り抜けることはできない。また、どちらの階段を下りても鮫ヶ橋谷の道には下りられない。


0914 桜田通り沿い、マンションの間

2021-11-14 | 品川区 
No.0914
所在地:品川区 東五反田 1−2−39・41(Google Map
型  :直
段数 :34段(下から17・4・13段)
Photo 2007.7.1

 桜田通り沿いに建つマンションの間を南向きに上る階段。写真左側のマンション、アルティス島津山(2005年竣工、現名称はレジディア島津山)の建設時に現在の形に整備された。


 Photo 2013.9.22

 階段を上りきると道は右へ曲がり、西側の坂でまた桜田通りに下りるループ状の道になっている。マンションの建設前は桜田通りに沿って西南向きに上り、更に東南向きに上って行く坂道だったが、建設時に桜田通りから上る階段に改修された。


 Photo 2013.9.22

 傾斜が比較的緩やかで中央にスロープがあることから、自転車やバイクに乗ったまま通行してしまう人がいる可能性もあるため、階段の上下だけでなく中ほどの平場にも車止めが設置されている。

 階段上からは桜田通りを走る車が見える。


0913 上大崎の鉄製梯子段

2021-11-11 | 品川区 
No.0913
所在地:品川区 上大崎 3−13−9(Google Map
型  :直
段数 :17段
Photo 2016.3.26

 タイ大使館がある高台と花房山の間にある狭い谷地から、花房山方面へ上る鉄製の梯子段。住宅の隙間を抜けて狭い階段を上る。

 住宅の隙間にあり、近隣居住者のみの利用を想定しているものと思われる。

 階段上には門扉がある。日中はいつも開いているようだが、夜間の状態は不明。


0912 十条冨士神社 男坂

2021-11-08 | 北区  
No.0912
所在地:北区 中十条 2−14(Google Map
型  :直
段数 :30段
Photo 2011.7.3

 岩槻街道・日光御成道の途中にある十条冨士神社の参道。江戸時代後期に造られた富士塚だそうだが、東側から真っ直ぐ上る階段は後の時代のものではないだろうか。参道の階段の両側には多くの石碑が建てられ、多くの人の崇敬を集めていたことが偲ばれる。

 富士塚の中には、山開きの時などだけしか上れないタイプもあるが、ここの富士塚はいつ訪れても上れるもの。また、ここの富士塚では現在も山開きの儀式が行われ、露店も出て地域に根付いたものになっている。


 Photo 2017.1.23

 岩槻街道、都市計画道路補助83号線の拡幅が事業化されたため、富士塚は若干西側に移築再建されることになり、いちど解体されてしまった。東側正面の様子は可能な限り復元するそうなので、鳥居と階段とそのすぐそばの様子は似たような形になり、令和4年には整備が完成するらしい。とはいってもステップは新しくなってしまうのだろう。鳥居や柵、階段の手摺はどうなるのだろうか。


 Photo 2017.1.23

 富士塚は高さ約6mとのことなので、単純に割り算をすると1段あたり20cmの高さがあることになるが、さほど急で大変な階段とは思われない。幅は1.5mほどであまり広くはない。頂上は旧状からはかなり変わるようだ。山頂近くの木々も減ってしまうので、木々に囲まれた山の雰囲気は失われてしまうのかもしれない。また西北側にも折返し階段が新設されるらしい。


 山頂から Photo 2017.1.23

 富士塚は都内各所にあるが、手摺柵のある真っ直ぐな階段がある富士塚は珍しいのではないかと思う。再建後は鳥居のすぐそばに歩道が通ることになるようだ。


0911 赤羽西 3−10・26

2021-11-05 | 北区  
No.0911
所在地:北区 赤羽西 3−10・26(Google Map
型  :直
段数 :39段(下から19・13・7段)
Photo 2011.1.19

 No.0909の西側にある階段。香取神社や法真寺のある高台と稲付公園のある高台とのあいだの小さな谷から北東向きに上り、谷の周囲の道に出る。No.0909同様、傾斜は緩やか。


 Photo 2017.9.2

 階段上からは、谷の奥に鳳生寺や稲付公園の木々を望むことができる。


 Photo 2017.9.2

 2015年に階段西側のアパートが焼失し、その後しばらくは焼失家屋が残っており、階段の西側半分が通行不可とされていた。現在は家屋が除却されて空地。また、空地への転落防止のため柵が新設されている。


0910 法真寺西側

2021-11-02 | 北区  
No.0910
所在地:北区 赤羽西 2−27・29(Google Map
型  :直
段数 :11段(下から4・3・2・2段)
Photo 2011.1.19

 法真寺の西南側の谷から法真寺や香取神社のある高台へ上る階段。No.0909の階段の上の道から更に上るもの。

 下から9段までの部分には、少し高めの手摺が設置されている。