東京の階段 DB

東京階段研究会 ブログ

0018 駿河台女坂

2008-04-27 | 千代田区
No.0018
所在地:千代田区神田駿河台2-11と、猿楽町2-4、2-8の間(Google Map
型  :屈折
段数 :82段(下から42・27・13段)
幅  :3.8m
高低差:14.7m
長さ :約30m
蹴上 :18cm
踏み面:33cm
傾斜 :29°
踊り場:2ヶ所
素材 :石
Photo 2006.8.9

猿楽町から駿河台へ上る。関東大震災後に復興区画整理によって完成。
コンクリート製手摺柱、鉄製手摺。階段の上下に「女坂」の標石あり。
100mほど東に駿河台男坂あり。
男坂、女坂となっているが、寺社の参道などではない。建設時に性格の異なる二つの階段が出来たことから呼び習わされたものらしい。
「東京の階段」p.16

「にちぶんMOOK 荷風!特別編集 決定版!神保町」(日本文芸社)pp.130-131
都市徘徊blog > 駿河台女坂

0017 市谷薬王寺町・街路樹のある階段

2008-04-26 | 新宿区 
No.0017
所在地:新宿区市谷薬王寺町 17(Google Map
型  :直
段数 :30段(15・15段)
踊り場:1ヶ所
素材 :石
その他:街路樹
Photo 2006.8.27

改修されて踊り場ができ、中央の踊り場に街路樹が植えられた。
タイル状の石貼り。
手摺のデザイン、ステップの石の貼り方は、新宿区で90年代にしばしば採用されていたタイプ。


0016 愛宕神社男坂

2008-04-25 | 港区  
No.0016
所在地:港区愛宕 1−5(Google Map
型  :直
段数 :86段
幅  :約6m
高低差:約20m
長さ :約28m
蹴上 :22〜24cm
踏み面:31〜36cm
傾斜 :約37°
素材 :石
その他:両側に石造手摺。中央に鎖の手摺。
Photo 2004.09.20

愛宕石坂・出世の石段
愛宕山東側から神社境内へ西向きに上る。
江戸期に曲垣平九郎が騎馬で上り下りしたという講談話で有名。
その後も数名が同様のことをしたといわれる。
「東京の階段」p.156 他、記載文献多数。


0015 神足寺 参道

2008-04-24 | 中野区 
No.0015
所在地:中野区上高田 4−6と10の間(Google Map
型  :S字蛇行
段数 :57段(下から7・10・6・16・11・7段)
素材 :コンクリートブロック・大谷石・コンクリートモルタル・石
Photo 2006.11.25(写真は中段)

寺院参道。日中は境内を通り、西側へ通り抜け可能。
下部はコンクリートモルタル。
中段・蛇行部分は、蹴上が大谷石、踏み面がコンクリートブロック。
上部は、蹴上が石、踏み面がコンクリートモルタル。


0014 暗渠上の道から上る階段

2008-04-23 | 中野区 
No.0014
所在地:中野区上高田 1−31・34(Google Map
型  :L字
段数 :10段(下から7・3段)
Photo 2010.3.14

早稲田通り沿いの寺院群の裏側にある、現在は暗渠になった小さな川筋の道から、早稲田通り方面へ向かって上る。
左側は小さな高台側の擁壁。写真奥で左に曲がる。


0013 上高田・墓地の間の階段

2008-04-22 | 中野区 
No.0013
所在地:中野区上高田 1−27・31(Google Map
型  :直
段数 :18段(下から14・2・2段)
Photo 2010.3.14

保善寺と宗清寺の墓地の間を上っていく階段。
No.0012の階段は墓地への階段だが、この階段は墓地や寺院の間を抜ける道なので、夜間でも誰でも通行可能。
コンクリートブロック塀の間を行く道で、墓石や無縁塔、卒塔婆などが見え、やや陰気で夜間はあまり通りたくない道。


0012 宗清寺墓地の階段

2008-04-21 | 中野区 
No.0012
所在地:中野区上高田 1−27(Google Map
型  :直
段数 :20段
Photo 2010.3.14

宗清寺は、尾根道である早稲田通りの北側に並ぶいくつかの寺院の内の一つ。
この寺の裏側(北側)には、現在は暗渠になっている小さな川があり、寺院裏はそこへ向かって斜面になっている。
この階段は、その暗渠上の小径から墓地へ上るもの。
墓地を通って寺院の早稲田通り側境内へ抜けられるはずだが、基本的に通り抜け目的の道ではない。
また、夜間は扉が閉じられ通行不可。


0010 願正寺 参道

2008-04-19 | 中野区 
No.0010
所在地:中野区上高田 4−7と8の間(Google Map
型  :直
段数 :35段(下から2・4・4・4・4・17段)
踊り場:5ヶ所
素材 :コンクリート
Photo 2006.11.25

門前を西へ抜けることが可能。
階段上部から新宿の超高層ビル群が見える。階段下に真宗願正寺の石柱あり。
上部は中央にアルミ製手摺。上端にアルミ製車止め。


0009 真英寺 参道

2008-04-18 | 新宿区 

No.0009
所在地:新宿区若葉 2−1(Google Map
型  :L字
段数 :段数未把握
Photo 2018.10.2

 赤坂川上流の鮫ヶ橋谷に南面する高台にあるお寺の参道。境内の通り抜けはできないので、お寺へのアプローチ階段なのだが、高台へ上る階段は印象的な姿を見せている。


0008 須賀神社 男坂

2008-04-17 | 新宿区 
No.0008
所在地:新宿区須賀町 5と8の間(Google Map
型  :直
段数 :52段(下から18・16・15・3段)
幅  :3.6m
高低差:6.1m
長さ :約16m
踏み面:29cm
蹴上 :14〜15cm
傾斜 :約27°
踊り場:2ヶ所
素材 :コンクリート
その他:両側と中央に鉄製赤色手摺。
Photo 2007.08.13

 須賀神社境内東側へ上る。北側の東福院坂と谷を挟んで向かい合う。

 階段途中の擁壁に「表参道階段改築 平成八年三月吉日竣工」のプレート。階段下に「須賀神社 紀元二千六百年記念」の石柱がある。

 49段で神社入口の鳥居前に至るが、その先、尾根道側へ更に3段がある。

「東京の階段」p.168