東京の階段 DB

東京階段研究会 ブログ

0425 小石川の木造住宅地内階段

2011-03-11 | 文京区 
No.0425
所在地:文京区小石川 2−18・19・21(Google Map
型  :クランク
段数 :26段(7/11/8)(下/中/上)
幅  :1.8〜2.9m
高低差:約6m
蹴上 :5〜16cm
踏み面:140/41/70cm
傾斜 :12/20/13°
Photo 2007.11.3
富坂の北側、こんにゃく閻魔裏の道から伝通院方面へ通り抜ける路地にある階段。
スロープ状になった7段を上った後、クランク状に曲がり、長屋のある写真の道を上る。
写真は11段の中段部分を上から眺めたもの。
写真左側は、住宅が建て替えられてマンションになったが、その際、階段を含む路地が一部拡幅され、写真の階段にも左側にスロープが造られた。
「東京の階段」p.118

0424 北野神社(牛天神)参道

2011-03-09 | 文京区 
No.0424
所在地:文京区春日 1−5・6(Google Map
型  :直
段数 :54段
Photo 2008.3.18
遠くから軸線上に見える姿が印象的。
江戸期〜昭和前期までは神社の南側に参道があったそうだが、戦後、境内南側に社務所兼ビルを建て、正面の参道を廃止したため、こちらの参道が主になった。
階段上から、昔は富士山も見えていたというが、周辺にビルが建ったため、現在は見えない。
それでも境内から西新宿の超高層ビル街などを少し望むことができる。
階段を上って境内を抜けると、牛坂の上に出て、更に行くと春日通りの富坂上の交差点に出る。
「metro age」2008.5、スターツ出版、p.32


0423 旧・土の段坂

2011-03-07 | 文京区 
No.0423
所在地:文京区春日 2−13・16(Google Map
型  :直
段数 :21段
幅  :1.2〜1.4m
高低差:約4m
長さ :約25m
蹴上 :15cm
踏み面:不規則
傾斜 :約9°
Photo 2007.5.20
 「東京人」1993年2月号で、冨田均氏が「土の段坂」として記している階段。
 しばらく訪れないうちに舗装され、土が露出した階段ではなくなってしまった。しかし坂道の途中に土留めをしただけの階段がベースになっていることには変化がない。
「東京の階段」p.190

0422 財務省住宅へ上る階段

2011-03-05 | 文京区 
No.0422
所在地:文京区春日 2−8(Google Map
型  :直
段数 :45段
Photo 2007.5.20
 丸ノ内線に沿って旧大蔵省(財務省)住宅へ上る階段。わきを通る地下鉄がよく見える階段だった。
 財務省住宅が廃止されたため、工事用囲いで囲われ立入不能となった。その後、土地が売却され、同地は国際仏教学大学院大学が使用することになり、住宅建物は解体され、新しい建物が建設された。既に大学院大学は開校しているが、階段の現状は未確認。
「東京の階段」p.183

0421 庚申坂

2011-03-03 | 文京区 
No.0421
所在地:文京区小日向 4−1・春日2−9(Google Map
型  :屈折−く
段数 :92段
幅  :3.0m
高低差:約9m
長さ :約45m
蹴上 :10cm
踏み面:平均45cm
傾斜 :平均13°
Photo 2008.3.29
 春日通りから下る。階段上部からは小日向台地の住宅群や、遠く、新宿のNTT Docomo代々木ビルなどを望むことができる。
 階段を下りた先に丸ノ内線高架下のトンネルがあり、その先は切支丹坂。東京メトロ丸ノ内線の車庫・検査場が谷地にあり、階段からは丸ノ内線の車両がよく見える。逆に地下鉄車内からもよく見える。
「東京の階段」p.60

0420 切支丹坂そばの階段

2011-03-01 | 文京区 
No.0420
所在地:文京区小日向 1−24−7(Google Map
型  :直
段数 :14段
幅  :3.6〜4.2m
高低差:約2.0m
長さ :約3.5m
蹴上 :13〜15cm
踏み面:25cm
傾斜 :29°
Photo 2010.9.10
切支丹坂の途中から北側に入ったところにある階段。
周辺は江戸期に切支丹屋敷があったといわれる場所。
以前は10段のやや急な階段だったが、階段わきの住居の建て替えに伴い全体が改築され、14段になり歩きやすいものになった。
また手摺もなかったが、現在は手摺の他に滑り止めも付けられている。