東京の階段 DB

東京階段研究会 ブログ

0938 静勝寺北側

2022-01-30 | 北区  
No.0938
所在地:北区 赤羽西 1−16・21(Google Map
型  :直
段数 :23段
Photo 2010.5.15

 静勝寺の北側で南向きに丘を上る階段。前項、No.0937の階段を上った先、50mほど南側にある。この階段を上って左へ、丘に沿って歩くと、静勝寺の山門に北側からアクセスする次項、No.0939の階段下に至る。


 Photo 2016.5.30

 中央の手摺は鉄製でやや古いもの。階段部分の幅は2m弱でやや狭いが、滑り止めも付けられていて比較的歩きやすい。


0937 イトーヨーカドー南側

2022-01-27 | 北区  
No.0937
所在地:北区 赤羽西 1−16−9(Google Map
型  :直
段数 :15段
幅  :2m
Photo 2008.4.16

 JR赤羽駅のちかくにあるイトーヨーカドー赤羽店南側の階段。階段を上り、奥の方の階段を更に上って行くと静勝寺(稲付城跡)に至る。

 ステップの蹴上げ高さはやや小さく傾斜もやや緩やか。中央には鉄製手摺が設置されている。


0936 早稲田通り裏の階段

2022-01-24 | 新宿区 
No.0936
所在地:新宿区 高田馬場 3−12−16・19(Google Map
型  :直
段数 :5段
Photo 2014.9.14

 JR山手線の西側、早稲田通りと神田川の間の高田馬場3丁目にある小階段。早稲田通りの少し裏の小路から南へ上る。

 末広がり型平面の階段で、踏み面はくの字型をしている。階段下の小路からの引きがないのと、坂道に面しているため東側端の最下段の蹴上げがかなり高いのも特徴。


0935 霞が関コモンゲートの大階段

2022-01-21 | 千代田区
No.0935
所在地:千代田区 霞が関 3−2(Google Map
型  :直
段数 :39段(下から20・19段)
幅  :9.0m
長さ :16.8m
高低差:5.9m
蹴上 :15cm
踏み面:40cm
傾斜 :21°
Photo 2019.1.19

 2007年に完成した霞が関コモンゲート公開空地内の大階段。階段上の高層ビルは霞が関ビル。霞が関コモンゲートの2棟の高層棟は写真右外。

 階段下は外堀通りに面した低地で、階段を上るとその先は国会議事堂などがある永田町の高台となっている。階段の真下は機械室や駐車場などで、階段上の広場も人工地盤ではあるが、敷地全体は武蔵野台地の端にあり、この階段も台地の上と下を繋ぐものとなっている。


 Photo 2008.2.7

 階段には1580年から2008年までの西暦年(429年分)が蹴上げ部分に刻まれている。徳川家康の江戸入府が1590年だったので、その少し前からこのビルの完成までを39段に納めようとしたようだ。このため1段は11年分になっている。また各時代の浮世絵や地図、写真もところどころに刻まれている。


 Photo 2011.11.2

 階段上から見ると、外堀通りがJR新橋駅、汐留方面へ向かって真っ直ぐ延びている。数メートルの高低差でしかないが、ここがちょうど武蔵野台地の縁であることが分かる景色。


0934 上大崎1丁目寺町の西側

2022-01-18 | 品川区 
No.0934
所在地:品川区 上大崎 1−5−62(Google Map
型  :直
段数 :5段(左側2段)
Photo 2003.9.7

 上大崎1丁目の寺町の西側にある谷の中で、寺院群との境にある崖に向かって東向きに入る路地の入口にある階段。
 奥に見えるのは光取寺裏の擁壁で、路地はそこで行き止まりで通り抜けられない。ただ複数の住宅へアプローチする階段となっている。


0932 環状4号線そばの小階段

2022-01-12 | 新宿区 
No.0932
所在地:新宿区 余丁町 11−23(Google Map
型  :直
段数 :9段
Photo 2009.12.12

 環状4号線予定地の近く、予定地のすぐ西側にある小階段。
 道路用地の買収、それに伴う街区整理などで周辺の地形は若干改変されているようで、この階段もその改変に伴って造り替えられたりしたようだ。

 No.0925の階段は道路予定地に引っ掛かっているため将来的には無くなる可能性が高いが、こちらの階段はわずかに離れているため、道路建設によって無くなることはなさそう。もちろん、沿道の敷地で大型の再開発があれば消失する可能性があるが。


0930 旧 東京都女性相談センター公開空地内

2022-01-06 | 新宿区 
No.0930
所在地:新宿区 市谷加賀町 2−4(Google Map
型  :直
段数 :19段(下から9・10段)
Photo 2017.10.14

 公共施設敷地内の東側を上る階段。撮影時は東京都女性相談センターだったが、その後、移転したようでGoogle Mapにも建物名が記載されておらず、現在の施設名は未把握。

 周辺は大日本印刷関連の施設が多いエリア。柳田國男の旧居跡のそばでもある。

 道路の方に歩道がないこともあって、施設側の敷地内に通路を作って通行可としたようだ。東側の大日本印刷の建物新築に伴い、2020年に歩道(階段ではなく坂)が造られたため、現在は道路を歩く人が必ず通りたくなる階段というわけではなくなってしまったが、階段を上ってしまえば後は平らな道になる。