東京の階段 DB

東京階段研究会 ブログ

0859 日枝神社 南参道

2021-06-30 | 千代田区
No.0859
所在地:千代田区 永田町 2−10(Google Map
型  :蛇行
段数 :110段
幅  :2m
蹴上 :15cm
踏み面:35cm
Photo 2021.6.11

 日枝神社 山王橋参道の上部へ、東南側から上る階段。正式名称は分からないが、個人的にはとりあえず南参道と呼んでいるもの。

 この参道も山王橋参道の整備と同時期に整備されたもの。写真は下部。左奥に見えているのが山王橋参道の橋。撮影している私の背後には東急キャピトルタワーへの入口がある。階段の途中にもキャピトルタワー方面へ上る階段がある。
 また、以前は手摺の最下部に山王橋参道のエスカレーターを案内する看板が取り付けられていたが、現在は撤去されている。


 Photo 2007.6.12

 木々の間を蛇行して上ってくる長い階段。この階段も使っている人はあまり多くない。


0858 六本木T−Cube公開空地内

2021-06-28 | 港区  
No.0858
所在地:港区 六本木 3−1(Google Map
型  :カーブ
段数 :未把握
Photo 2007.6.14

 No.0857の階段と同様の、六本木T−Cube公開空地内の階段。こちらの階段は谷町ジャンクションに面しており、ジャンクションのカーブした道に沿うようにカーブしながら東へ上って行く。階段上の道は敷地東側へ続き、東側の道に出る。この階段ももとからある敷地周辺の高低差をつなぐもの。


0857 六本木T−Cube公開空地内

2021-06-26 | 港区  
No.0857
所在地:港区 六本木 3−1(Google Map
型  :直
段数 :未把握
Photo 2013.3.29

 六本木T−Cube公開空地内の階段。階段を上って公開空地内をそのまま進むと、ビルの南側を通っている道に出る。

 以前は日本IBM別館(第22外山興和ビル)などが建っていた場所で、2000年頃に周囲と合わせて再開発され、超高層ビルに建て替えられた。
 もともと谷町ジャンクション側より南側の通り側が高い地形だったが、再開発時に基礎工事のためにいちど敷地のほぼ全てを掘っているので、現在の階段は地形との関連が強くあるわけではない。ただ、2フロア分程度の高低差が南北にあるため、再開発後も公開空地内に階段が作られている。


0856 日枝神社 北参道(山ノ茶屋側の参道)

2021-06-24 | 千代田区
No.0856
所在地:千代田区 永田町 2−10(Google Map
型  :蛇行
段数 :63段
Photo 2007.6.14

 日枝神社の北東側、神社の駐車場から西向きに上る階段。目立たぬ場所にあるので通る人は多くない。
 全体はやや蛇行していて、奥はあまり見通せない。蹴上げは石で、踏み面も石張りのようだ。階段の両側には自然石が積まれている。両側から木も覆い被さっていて昼でも薄暗く、山道のような雰囲気。


 Photo 2010.4.6

 上りきった先にある山王稲荷神社の幟が両側にたくさん並び、日枝神社の他の参道とは異なる独特の雰囲気を醸し出している。


 Photo 2007.6.14

 また、途中の北側に「山ノ茶屋」があり、そのアプローチ道にもなっている。


0855 JR西日暮里駅 駅前北側

2021-06-22 | 荒川区 
No.0855
所在地:荒川区 西日暮里 4−1(Google Map
型  :直
段数 :9段
Photo 2007.4.7

 JR西日暮里駅の駅前(西南側・山手線内側)の道灌山通り北側、JR線に沿った道の歩道部分に造られた階段。車道は坂道だが、歩道は階段で上がって、そこからほぼ水平になっている。

 道灌山通りの反対側には、No.0241の階段が通りを挟んで向き合って存在している。


 Photo 2007.4.7

 階段があることを知らずに歩道部分を自転車で通ってしまうと、最後に階段を下りなければならなくなる。ただ、この歩道は自転車通行可とはされていないようなので、法規を守っていれば困ることはないはず。


0854 清水堂北側

2021-06-20 | 台東区 
No.0854
所在地:台東区 上野公園 1(Google Map
型  :逆S字
段数 :33段(下から5・23・5段)
幅  :4.3m
長さ :16.3m
高低差:5.3m
蹴上 :16cm
踏み面:45〜50cm
Photo 2019.11.30

 上野公園内のメインストリートから東向きに上り、清水堂の北側へ至る。清水堂の南側にはこの階段と平行するようにNo.0476の清水坂があるが、清水坂が真っ直ぐな階段であるのに対して、こちらは逆S字形に屈折したものになっている。


 Photo 2008.6.1

 屈折した比較的緩やかな階段上に清水堂が見える様子がよい。


 Photo 1995.1.28

 江戸時代には寛永寺の総門(黒門)が、上野公園の入口から博物館へのメインストリート上のこの近くにあったという。その黒門は1907(明治40)年に荒川区の円通寺に移築されている。
 写真の冠木門は、江戸期の黒門が移築された後、レプリカとして復元され設置されたものらしいが、現在は無くなっている。当時、清水堂の修復が行われていたので、その頃に撤去されたのかもしれないが、単なる撤去なのかどこかに移築されたのかも含めて詳細は知らず。


0853 上野駅山下口前

2021-06-18 | 台東区 
No.0853
所在地:台東区 上野公園 1(Google Map
型  :直
段数 :36段(下から18・18段)
Photo 2010.9.29

 上野駅山下口のそばで、公園へと上る階段。階段わきにはエレベーターも設置されている。


 階段上から  Photo 2010.9.29

 階段上から見ると、上野駅のホームと近い高さで、広小路方面を望むことができる。


 Photo 2007.1.21

 地下駐車場の入口があるため、そこを避けるように入口の手前で階段を上り、入口の上を歩道橋状に渡っていく構造になっている。


 Photo 2010.9.29

 公園内の建物の屋上から。この階段は上から眺められる階段でもある。


0852 東京ミッドタウン前の小階段

2021-06-16 | 港区  
No.0852
所在地:港区 六本木 7−8(Google Map
型  :直
段数 :6段
Photo 2016.10.25

 東京ミッドタウンとは外苑東通りを挟んで反対側の角にある小階段。鋭角になった角地に建つ建物のすぐ前で、外苑東通り沿いの歩道から国立新美術館へ向かう小路へ下る。


 Photo 2011.5.31

 外苑東通りの電線の地中化に伴い、2014〜16年の間に、4段だったものが6段に改修され手摺も設置された。


0851 鳥居坂下タイプ・同心円状

2021-06-14 | 港区  
No.0851
所在地:港区 六本木 6−17−2(Google Map
型  :同心円
段数 :5段
長さ :3.6m
高低差:0.8m
蹴上 :10cm
踏み面:72cm
傾斜 :8°
Photo 2007.3.30

 これも鳥居坂下タイプ。No.0850がある角の反対側にあるもので、同じような形をしている。スロープ化してもよい程度の傾斜で、蹴上げ高さも小さいが、コーナー部のみ、段々が残されている。


0850 鳥居坂下タイプ・同心円状

2021-06-12 | 港区  
No.0850
所在地:港区 麻布十番 1−5−32(Google Map
型  :同心円
段数 :5段
長さ :3.5m
高低差:0.8m
蹴上 :8cm
踏み面:70cm
Photo 2011.3.29

 環状三号線から麻布十番商店街の通りに向かって下る道の角に造られた小階段。
 いわゆる鳥居坂下タイプの階段だが、角地の歩道に同心円状にステップが刻まれている。
 もともとは環状三号線沿いの歩道部分にも階段があったようだが、通り側はスロープ化され消失し、コーナー内側の部分の階段のみが残存している。