ラグビー部への提言

2010年04月01日 | rugby
ラグビー部への提言 そのⅠ (2010,4)
                             安 部 泰 人
 新しい年度に加えて、ラグビーの春シーズンが始まるのであるが、今年こそは良い成績を残したいものである。そのためには、これからのトレーニングや自己管理をどのようにして、何をどのようにすればチームとしての強化策につながるのか、今からしっかりと考えていただきたい。
 また、チームだけではない。一人ひとりのプレヤー自信も自己トレーニングとの闘いに向かわなければならないので、それなりの覚悟が必要であり、春シーズンというものはそのような心構えでなければ目標を達成することは出来ないのである。
 従って、この春というものが、今シーズンを占う上でいかに大切な時期であるか、本気で掛かっていかなければならないのである。
 そこで、今回は喫煙をテーマにして、考えてみたい。諸君の中にはタバコを吸っているものがいるように聞いているが、それが本当であれば、とんでもないことである。
東経大ラグビー部は、タバコを吸わないことで通っていたのである。ところが何時の時からかタバコを吸わないと一人前でないような風潮がまかり通っているようである。これは大きな間違いである。
 世の中の傾向は、禁煙コーナーを始め多くの場所ではタバコの煙は排除されるように向かっている。同時に、愛煙家は肩身の狭い思い出で生活をしなくてはならないような環境に置かれてきたのである。このような時世でありながら、タバコを吸うとはどういう考えなのか判らない。
 スポーツ活動をしているものであれば自ずと判っていると思われるのであるが、それらに対する自覚がないことが危険なのである。
 医学的な見地から、タバコを吸う人が減っていることは、健康に対する意識の高まりである。ましてや、スポーツ活動を行うものであればこれ以上申し上げるまでもない。
 最近の調査によれば、喫煙率は年々下がりつつあるが、なかでも大学生の喫煙率は2008年で48,3%(男子) 2009年では46,9%となっている。この調査結果からもはっきり言えることは若者の喫煙離れが進んでいるということである。
 医学的なことを解説すると、喫煙者が激しい運動した場合に、呼吸気管にニコチンが付着する。その結果、呼吸気管の機能が低下して、肺呼吸の減退を招く。また、さらに肺胞間細胞の組織の減退へとつながっていくのである。
 図面でも理解できると思うが、血液の流れとも深く関わってくるのであるが、詳しい解説は避けるとして、肝心なことはタバコを吸うということが、如何に悪影響を及ぼすかということである。
 タバコを吸わないということを、ラグビー部の基本方針として全員が決めて、実行していくことが大切であると考える。
 今年の最初の目標にしていただきたい。健闘祈る。

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2 コメント

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Unknown (おか)
2010-04-01 17:55:49
安部先生 ありがとうございます。
本当に チームのために活躍したい部員が何人出るか
たのしみです。
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禁煙といえば・・・ (H5年卒 伊藤です。)
2010-04-01 23:21:13
4年生の時は、同期は全員禁煙してました。

当時は、総勢40名以上プレーヤーがいましたので、4年生でも公式戦ジャージを着ることができない人も
いたのですが、自宅ではどうかわかりませんが、グラウンドでは吸ってはいなかったです。

もちろん、卒業後は皆愛煙家(優良納税者)に戻ってます。
(因みに、私は元来タバコは吸いません)

現役プレーヤーの皆さん、今年も頑張ってください。
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