ラグベーへの取り組み 第7弾 精神的強さの必要性

2009年11月09日 | rugby
ラグビーへの取り組み 第7弾 精神的強さの必要性
                                安部泰人
11月8日の試合は、相手チームの棄権によって不戦勝となったため、久しぶりに練習を見る機会を得たので大変良かった。怪我人が多いので、この試合がなかったことはケガ人にとっては幸いであったと受け止めてよいかと思うし、また、この日の練習は、次の試合に生かして行くための栄養剤となればと思う。つまり、この練習は、全てのことを見直す良い機会にもなったので大変よかったと思っている。
当日の練習には、岡本先輩も一緒でしたが、岡本先輩との話の中から、今の東経大ラグビーに足りないものは精神的な強さではないでしょうか。精神的な弱さがある。そのあたりを書いてください、という注文がありましたので、今回は私なりの考えを記載する。
いずれにしても、この機会に怪我人は早く治して現役に復帰していただきたい。また、練習も湯原コーチのもとで着実に勝つためのチーム作りに専念していることがよく伺えたので、一安心している。
しかし、勝てるチーム作りは簡単には行かないのである。つまり、技術面での鍛錬は出来ても精神面となると難しい局面がある。つまり、精神的強さは簡単にはできないし、また、急に出来るものではない。
精神的強さは、どうすれば出来るのかということになる。その答えを持っていれば今まで苦労することはない。答えを出し切れないから人間は苦労するのである。そこで、自分なりに考えを出してみたいので参考にしていただきたい。
その前に、精神的強さの必要性を感じ取らなければその意味はない。経験的に云えば強さの要素に技術面があるが、その裏側には精神的強さが要求される。ぎりぎりに追い込まれたとき、最後は精神力しかないと考える。この精神力を出せるか否かがその人の強さに通じるものがあると考えるのである。チームも同じである。
ラグビーという競技は、きついものである。楽な試合など一度だってない。常に、苦しいきつい、ということがあるのが当たり前で、楽をしようなどと言うことはもってのほかである。その苦しみやきつさが終わった後は、喜びにつながるのである。このことは皆が経験し判っていることである。
そこで、精神的強さを備えるには、自らが苦しさを求めていかなければ、向こうからは決してやって来ないのである。
今の東経大ラグビーに求められているのは、精神的強さである。岡本先輩と同感である。このことが具現され、また出来れば現状の何倍かの強さが発揮できると確信する。端的に云えば精神的強さが足りないということである。
他のことに例えれば、ウエイトトレーニングをしているとする。苦しくきついから途中でやめて休む、これではトレーニングにはならない。苦しいが目標に追いつくまでは続けてやる。このような行為が結果として表れてくるのである。
ラグビーに話を戻して考えてみると、コーチが云うから、また、キャプテンが言うから練習するのではなく、自らが率先して練習に励む姿勢が必要なのである。
もっと具体的にいえば、無駄な時間を省くこと。短時間に最大効率を出せるトレーニングを考える、など、苦しさを求めることは沢山あるのである。実行するかどうかの問題である。
諸君たちが出来ていないということではない。これからも苦しさを求めることによって強いチームが出来るのである。
残り一試合の健闘を祈るが、入れ替え戦には必ず出るという意気込みで望んでもらいたい。ともに頑張ではないか。!
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