東経大ラグビー部へ

2015年04月13日 | rugby

東経大ラグビー部へ                       2015,4,13

 2015年の期待とAction

                               安部 泰人

 

 新年度迎え、新入生には期待と希望の大学生活が待ち受けている。これからが未知の日常生活が送られるのであるが、すべては自分の責任において日常生活を送って行かなければならないのである。その責任とは、自覚と行動(action)にあると云える。それは、人としての個であり大人として、また、人間として認められているからである。

 これからの学生生活は試練の連続であると思うが、幸いにもわれわれにはラグビーという強い味方があり多くの先輩、後輩を兼ね備えているので、安心して勉学にラグビーに励むことができる。頑張ってもらいたい。

 さて、4月12日の外語大との試合についての戦評と行きたいところであるが、戦評をまとめるまでの材料が見当たらなかったというのが現時点での感想である。しかし、これだけは言っておきたいということがあるので、それをまとめて書いておくことにしたいと考えている。

 今シーズンも始まったばかりであり、身体の動きもチームとしての動きも順応できる状態ではないことは判る。したがって、ボールに対する反応も鈍いし、動きも反動的ではなかった。これは仕方のないことではあるが、時は過ぎていくのであるから早い時期に自分たちのペースを取り戻すような動きと働きをしてもらいたい。それには一回でも多くボールに触れることから始め、身体のこなし(動き)など、徐々にラグビー的感覚を取り戻すことをしてもらいたい。そのためには練習しかないということは言うまでない。

 チームの強化対策は常にしておかなければならない。監督、コーチに任せるというわけにはいかない。一人ひとりが、チームのことを考え、その強化については自分のトレーニングを含めチーム全体のことを念頭におきながら考えなければチームの中の一員にはなれないのである。そして、良く話し合いを持つことが肝心である。それがチームワークである。

 今一つ感じたことがある。それは、勝負(しょうぶ)するということに対する意欲が感じられないのである。試合というものは常に勝負というものが付きまとうものである。当然、勝か、負けるかの世界である。そこには意地というものがあり、また、勝つための意地が育ち、それが強さということへの執念へとつながるものである。そのような時は、顔つきが変わってくるものであるが、残念ながらそれが感じられなかった。真から相手を倒してやろうと思った時は、身体に様々な変化をきたすものである。誰しも、真っ向勝負に行くときは、顔つき(様相)が変わるものである。

 たとえば、動物が獲物を得ようとするときの様相は、恐ろしいほどの顔つきをする。まさに、その時と同じである。真剣に取り組む時の顔つきは真剣そのものでなければならいのである。常にそのような顔をしろというのではない。時には、そのような時があってもいいのではないかと思えるからである。

 それほどの気持ちをもって、ラグビーに取り組んでもらいたいという願いである。そのような緊張が必要である。その緊張することによってケガも防げると、経験的に云えるのである。

 シーズン初めでありながら多くのことを注文したが、次回の試合が待ちどうしい。期待している。健闘を祈る。

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