東経大ラグビー部へ 2015年12月14日
新たな歴史を築いたシーズンであった
安部 泰人
久しぶりの入れ替え戦であったが、残念な結果に終わった。しかし、結果は結果として真摯に受け止めているが、東経大ラグビー部としては新たな歴史の一ページを築いてくれたことには変わりないと思っている。むしろ、素晴らしいシーズンを終えることができたのではないかと感じた今シーズンであった。
それは、春からチームの状態を観察してみたとき、このチームは、この先チームの編成ができるのかなと疑問すら持たせるような虚弱なチームであったように受け止められた。
チームのさまざまな状態を分析するとき、チームの全体を見て部分を見る。また、その逆を見ながら考察して指導のプランを練るのが一般的であるが、春の段階では、その方法
が見つからないような状況であったと記憶している。ところが、日を追うごとに変化の連続であった。そこには様々な状況が変わってきたように思えた。おそらく当事者たちにはその変わり様は気が付いていないようであったが、端から見ていてそのように感じられたのである。そして、夏合宿を終えてすぐに秋のシーズンへと突入した。そこで、少しづつではあったが本領が表れてきた。
シーズン中の戦績のことについては改めて申すまでもなく、ゲームの結果が全てを語っているのでみなさんが受け止めていただいた通りである。つまり、徐々に調子をあげてチーム作りが上手く行った。これは、監督をはじめプレヤーの一人ひとりが意識して、入れ替え戦へと駒を進めるための準備を着々としていたのであろうと感じたのであるが、その通りとなった。
個々のチームプレーを取り上げて分析を試みたことについてはブログ等でお知らせしたが、チーム全体としてのラグビーに対する意識が、明らかに変わってきた、つまり、勝つという意識の表し方が個々から、全体へと変わってきたということである。この考え方がチームの強化へと繋がっていったように感じ取られた。
順調な出来上がりに向かっていたチームが、本番でその本領が発揮できなかったということではないかということである。そこには様々な要素があったと思われるが、それは今後の課題として研究する余地を残しておきたい。つまり、ここでいたいことは、勝てる要素は十分あったが、ゲームの「流れ」また、「気づき」などの点でマイ・ペースへと誘い込むことがやや遅かったといえるのではないかと感じた。
すべてが終わった今となれば何を言っても仕方のないことであるが、大きく前進した今シーズンであったといえるのである。
一方、他の大学ラグビーの動向を見てみると、大学ラグビーが変わりつつあるということが私の感想である。日本のラグビーが歴史的な勝利をしたw杯イングランド大会に伴い端を発したラグビーブームはさまざまな変化をもたらした。その影響を受けて各大学も変わるであろうという予測はあつたが、どのように変化し進歩するかは未知数である。
各大学もラグビーの指導にそれなりの力が入るものと思われる。大学ラグビーも、それぞれのチームも後れを取らないようにと努力していくものと思われる。
東経大ラグビー部も、先にも述べた通り、まぎれもなく伝統ある東経大ラグビー部の一員としてその実力を遺憾なく発揮したことには変わりないのである。
そして皆が同じ方向に向かってたゆまない努力をしてきたことについても変わりない事実である、そのような意味において、今年も新たな歴史を刻んだことになるのでないかと思うのである。また、来年に向かって互いに頑張りたいと誓うものである。健闘を祈る。
新たな歴史を築いたシーズンであった
安部 泰人
久しぶりの入れ替え戦であったが、残念な結果に終わった。しかし、結果は結果として真摯に受け止めているが、東経大ラグビー部としては新たな歴史の一ページを築いてくれたことには変わりないと思っている。むしろ、素晴らしいシーズンを終えることができたのではないかと感じた今シーズンであった。
それは、春からチームの状態を観察してみたとき、このチームは、この先チームの編成ができるのかなと疑問すら持たせるような虚弱なチームであったように受け止められた。
チームのさまざまな状態を分析するとき、チームの全体を見て部分を見る。また、その逆を見ながら考察して指導のプランを練るのが一般的であるが、春の段階では、その方法
が見つからないような状況であったと記憶している。ところが、日を追うごとに変化の連続であった。そこには様々な状況が変わってきたように思えた。おそらく当事者たちにはその変わり様は気が付いていないようであったが、端から見ていてそのように感じられたのである。そして、夏合宿を終えてすぐに秋のシーズンへと突入した。そこで、少しづつではあったが本領が表れてきた。
シーズン中の戦績のことについては改めて申すまでもなく、ゲームの結果が全てを語っているのでみなさんが受け止めていただいた通りである。つまり、徐々に調子をあげてチーム作りが上手く行った。これは、監督をはじめプレヤーの一人ひとりが意識して、入れ替え戦へと駒を進めるための準備を着々としていたのであろうと感じたのであるが、その通りとなった。
個々のチームプレーを取り上げて分析を試みたことについてはブログ等でお知らせしたが、チーム全体としてのラグビーに対する意識が、明らかに変わってきた、つまり、勝つという意識の表し方が個々から、全体へと変わってきたということである。この考え方がチームの強化へと繋がっていったように感じ取られた。
順調な出来上がりに向かっていたチームが、本番でその本領が発揮できなかったということではないかということである。そこには様々な要素があったと思われるが、それは今後の課題として研究する余地を残しておきたい。つまり、ここでいたいことは、勝てる要素は十分あったが、ゲームの「流れ」また、「気づき」などの点でマイ・ペースへと誘い込むことがやや遅かったといえるのではないかと感じた。
すべてが終わった今となれば何を言っても仕方のないことであるが、大きく前進した今シーズンであったといえるのである。
一方、他の大学ラグビーの動向を見てみると、大学ラグビーが変わりつつあるということが私の感想である。日本のラグビーが歴史的な勝利をしたw杯イングランド大会に伴い端を発したラグビーブームはさまざまな変化をもたらした。その影響を受けて各大学も変わるであろうという予測はあつたが、どのように変化し進歩するかは未知数である。
各大学もラグビーの指導にそれなりの力が入るものと思われる。大学ラグビーも、それぞれのチームも後れを取らないようにと努力していくものと思われる。
東経大ラグビー部も、先にも述べた通り、まぎれもなく伝統ある東経大ラグビー部の一員としてその実力を遺憾なく発揮したことには変わりないのである。
そして皆が同じ方向に向かってたゆまない努力をしてきたことについても変わりない事実である、そのような意味において、今年も新たな歴史を刻んだことになるのでないかと思うのである。また、来年に向かって互いに頑張りたいと誓うものである。健闘を祈る。