2014年04月14日
氏家駅 => 宝積寺駅 約7.5Km
氏家駅の自由通路を通って西口へ行く。

自由通路には子供たちの描いた大きな壁画があった。

西口側からプラットホームを見ると、懐かしい感じの駅名票が見えた。

駅を後にして歩いていくと線路下のアンダーパスに50、100、150の数字が書いてある。

近くを鬼怒川が流れているので大雨のときには、このへんも洪水に見舞われるのだろう。
また国道4号線に出る。


レストランの前の桜が見事だった。
夕日に照らされてピンク色がより際立っている。


桜も美しいが菜の花の黄色も鮮やかだ。
歩いている期間中どこでも菜の花が咲いていて、桜の写真を撮ったり菜の花の写真を撮ったりと忙しい。

踏み切りを見ると写真を撮り、列車が来るのを待ってまたも写真を撮る。



こんどは国道を離れて田んぼの中の直線道路を歩く。

陽が傾いて急激に寒くなってきた。
とても冷たい風が吹いている。
ウィンドブレーカーの下に長袖シャツ、さらにその下に半袖シャツを2枚着てなんとか体温維持をしようとするがそれでも寒い。
タオルを出してほっかむりをする。マンガに出てくるコソ泥みたいな形になってしまった。
気休め程度だが無いよりはマシだ、見た目は良くないが回りは田んぼだけなのだ。
田んぼの中の道では風を遮るものがないから全身で風に向かう体勢になる。
田んぼの中の小さな祠。風で竹の飾りが倒れてしまっている。

やっと一本道を抜けるとお地蔵様の団地?があった。

お地蔵様も道路の拡張にともない崖っぷちのほうへ追いやられ、一箇所にまとめられたようである。
宝積寺の地名が現われた。駅が近いのだ。

住宅地を抜けていくと。

やっと宝積寺駅に到着。


この駅も改札口が2階にある駅だ。
地上階からプラットホームが見えているのだがフェンスで仕切られていて行けないようになっている。

夕焼けの宝積寺駅前を見ながら階段を登る。

へとへとに疲れているので階段を登るのはかなりつらい。
脚が上がらず階段でつまづきそうになる、気をつけねば。
この駅の階段とコンコースの天井部はなかなかユニークな形状になっている。

ベニヤ板を三角形に切って蜂の巣みたいな形を作り出しているのだ。
時刻は5時45分だ、今日はこの駅までとしよう。



宇都宮行きは待たずに乗れた。


宇都宮駅に到着。

さすがに大きな駅である。

駅から出て振り返るとまだ少し明るさの残る空をバックに駅舎がシルエットになっている。

今夜と明日の二泊するのは駅から徒歩10分ほどの「宇都宮ホステル」だ。

なんと一泊1900円という安さなのだ! 30年前のカプセルホテルなみの料金である。
ただし、タオルや歯ブラシなどアメニティは一切無しだ。
普通のホテルなら浴衣か浴衣もどきがあるのだが、それも無し。
テレビもない、だがインターネットのLAN端子はある。いわばベッドのあるアパートの一室を借りるようなものだ。
だから私はパジャマもバスタオルも持ってきたのだ。
チェックインしようと窓口へ行く。
一般のホテルなどのフロントとは違い受付はアパートの管理人室の小窓と同じ造りである。
なんと私の前に先客の白人男性が二人いるのだった。
観光客ではない、ちゃんとビジネススーツ姿である。
ビジネスで日本に来てこんな安宿に泊まるなんてちょっと信じられないなあ。
片言の日本語が出来るようで管理人とは日本語で話していた。
二人はキーを受け取ってエレベーターに乗っていった。
私もカードキーを受け取り部屋へと入る。
部屋はベッド1台と奥にデスクというか棚があるだけで実にシンプル。
快適な“独房”という雰囲気である。

私のように単に寝るだけが目的ならばこれでよいのだ。
部屋も廊下もコンクリート打ちっぱなしなので“独房”感がしみじみ。

とはいえ清潔だし騒音も無い、一階にある共同の風呂は少々狭いがここも清潔で快適だった。
洗面所とトイレはもちろん共同である。

便利なことに電子レンジ、オーブントースターまで備え付けてあるのだ。
館内には「消費税増税後も値上げしません」とか増税に反対しようというポスターが貼ってあった。
私はこの営業姿勢には大いに賛同してしまうのだった。
荷物を解いたら夕食に出かける。
宇都宮といえば「餃子」である。
今夜も明日も餃子を食べようと思う。
場所は駅中か駅前である。
わざわざ遠くまで食べに行くほどの気力も体力も残っていない。
今夜の夕食は駅中の“悟空”というお店にした。

理由は蒲須坂駅にあったこのパンフレット。

この中にドリンク一杯無料クーポン券がついていたのだ。
これを活用しないのはもったいない。
ビッグ餃子とラーメンのセットを注文する。お値段は1100円だ。
もちろん注文前に「ドリンクサービスだよね?」と確認してだが。

味のほうはというと、まあ“普通においしい”のであった。
お腹が一杯になったのでまっすぐに部屋へと戻りベッドへもぐりこむ。
午後9時だった。


氏家駅 => 宝積寺駅 約7.5Km
氏家駅の自由通路を通って西口へ行く。

自由通路には子供たちの描いた大きな壁画があった。

西口側からプラットホームを見ると、懐かしい感じの駅名票が見えた。

駅を後にして歩いていくと線路下のアンダーパスに50、100、150の数字が書いてある。

近くを鬼怒川が流れているので大雨のときには、このへんも洪水に見舞われるのだろう。
また国道4号線に出る。


レストランの前の桜が見事だった。
夕日に照らされてピンク色がより際立っている。


桜も美しいが菜の花の黄色も鮮やかだ。
歩いている期間中どこでも菜の花が咲いていて、桜の写真を撮ったり菜の花の写真を撮ったりと忙しい。

踏み切りを見ると写真を撮り、列車が来るのを待ってまたも写真を撮る。



こんどは国道を離れて田んぼの中の直線道路を歩く。

陽が傾いて急激に寒くなってきた。
とても冷たい風が吹いている。
ウィンドブレーカーの下に長袖シャツ、さらにその下に半袖シャツを2枚着てなんとか体温維持をしようとするがそれでも寒い。
タオルを出してほっかむりをする。マンガに出てくるコソ泥みたいな形になってしまった。
気休め程度だが無いよりはマシだ、見た目は良くないが回りは田んぼだけなのだ。
田んぼの中の道では風を遮るものがないから全身で風に向かう体勢になる。
田んぼの中の小さな祠。風で竹の飾りが倒れてしまっている。

やっと一本道を抜けるとお地蔵様の団地?があった。

お地蔵様も道路の拡張にともない崖っぷちのほうへ追いやられ、一箇所にまとめられたようである。
宝積寺の地名が現われた。駅が近いのだ。

住宅地を抜けていくと。

やっと宝積寺駅に到着。


この駅も改札口が2階にある駅だ。
地上階からプラットホームが見えているのだがフェンスで仕切られていて行けないようになっている。

夕焼けの宝積寺駅前を見ながら階段を登る。

へとへとに疲れているので階段を登るのはかなりつらい。
脚が上がらず階段でつまづきそうになる、気をつけねば。
この駅の階段とコンコースの天井部はなかなかユニークな形状になっている。

ベニヤ板を三角形に切って蜂の巣みたいな形を作り出しているのだ。
時刻は5時45分だ、今日はこの駅までとしよう。



宇都宮行きは待たずに乗れた。


宇都宮駅に到着。

さすがに大きな駅である。

駅から出て振り返るとまだ少し明るさの残る空をバックに駅舎がシルエットになっている。

今夜と明日の二泊するのは駅から徒歩10分ほどの「宇都宮ホステル」だ。

なんと一泊1900円という安さなのだ! 30年前のカプセルホテルなみの料金である。
ただし、タオルや歯ブラシなどアメニティは一切無しだ。
普通のホテルなら浴衣か浴衣もどきがあるのだが、それも無し。
テレビもない、だがインターネットのLAN端子はある。いわばベッドのあるアパートの一室を借りるようなものだ。
だから私はパジャマもバスタオルも持ってきたのだ。
チェックインしようと窓口へ行く。
一般のホテルなどのフロントとは違い受付はアパートの管理人室の小窓と同じ造りである。
なんと私の前に先客の白人男性が二人いるのだった。
観光客ではない、ちゃんとビジネススーツ姿である。
ビジネスで日本に来てこんな安宿に泊まるなんてちょっと信じられないなあ。
片言の日本語が出来るようで管理人とは日本語で話していた。
二人はキーを受け取ってエレベーターに乗っていった。
私もカードキーを受け取り部屋へと入る。
部屋はベッド1台と奥にデスクというか棚があるだけで実にシンプル。
快適な“独房”という雰囲気である。

私のように単に寝るだけが目的ならばこれでよいのだ。
部屋も廊下もコンクリート打ちっぱなしなので“独房”感がしみじみ。

とはいえ清潔だし騒音も無い、一階にある共同の風呂は少々狭いがここも清潔で快適だった。
洗面所とトイレはもちろん共同である。

便利なことに電子レンジ、オーブントースターまで備え付けてあるのだ。
館内には「消費税増税後も値上げしません」とか増税に反対しようというポスターが貼ってあった。
私はこの営業姿勢には大いに賛同してしまうのだった。
荷物を解いたら夕食に出かける。
宇都宮といえば「餃子」である。
今夜も明日も餃子を食べようと思う。
場所は駅中か駅前である。
わざわざ遠くまで食べに行くほどの気力も体力も残っていない。
今夜の夕食は駅中の“悟空”というお店にした。

理由は蒲須坂駅にあったこのパンフレット。

この中にドリンク一杯無料クーポン券がついていたのだ。
これを活用しないのはもったいない。
ビッグ餃子とラーメンのセットを注文する。お値段は1100円だ。
もちろん注文前に「ドリンクサービスだよね?」と確認してだが。

味のほうはというと、まあ“普通においしい”のであった。
お腹が一杯になったのでまっすぐに部屋へと戻りベッドへもぐりこむ。
午後9時だった。

