羽後四ッ屋駅はちょっとモダンな外装の駅だが無人駅だからか少々寂しい感じもする。


小さなベンチと時刻表だけの待合室。汚れていないからいいけど。

駅を後にして歩き出すと古い民家があった。

昔は商店だったのだろうか。アルミサッシの戸が普及するまではこのような木枠の戸をつかっていたものだ。
吹雪の日は戸の隙間から寒風と粉雪が室内に舞い込むこともあった。
私が疑問に思うのはこの地方は積雪の多いところなのに、どの家も床が地面と同じ高さにあることだ。
雪が積もれば戸を開けることもままならないだろう。
その昔は二階の窓から出入りしたと聞いたこともある。
床の位置を高くして雪が積もっても出入りしやすくするという工夫をしないのはなぜか?
高床式にすれば縁の下は冷えるからなのだろうか。よくわからない。

町中の神社の前を通っていくと秋田銘菓「田吾作せんべい」の店があった。
田吾作とはいかにも田舎らしいネーミングである。
ここもアルミサッシの戸ではなく木枠の戸である。

普段は土産物を買わないのだが、思い出になにか買ってみようと、ガタガタと戸を開けて店内へ入る。
店先に名物らしい煎餅が並べてある。
「こんにちわー」と声を掛けても誰も出てこない。何度か大声で呼んだら奥から腰の曲がったおばあさんが出てきた。

にこにこして感じの良い人である、どうやらおばあさんの手作りらしい。
「秋田の餅米」と「みその香」を買う、どちらも390円だ。

「みその香」を食べながら歩く。

私の好みだともう少し味噌の香りがあったほうがよいが上品な甘さで食べやすい。


そうこうしていると北大曲駅に到着だ。

民家への路地を入っていくと駅がある。


殺風景な片面ホームの駅だった。


次は目的地の大曲駅なのでお菓子を食べながら待合室で一休みする。


アイフォンはしっかりと現在地を表示している。
これは本当に便利である。3年前に買っていたなら歩き旅がもっとラクになっただろうにと思う。
プラットホームからキロポストが見える。田沢湖線の72キロ地点である。

だが見るとキロポストに長い棒が結わえてあり、その上部に同じく「72」と表示されている。

キロポストが雪に埋まってしまうので補助として作ったものだろう。



小さなベンチと時刻表だけの待合室。汚れていないからいいけど。

駅を後にして歩き出すと古い民家があった。

昔は商店だったのだろうか。アルミサッシの戸が普及するまではこのような木枠の戸をつかっていたものだ。
吹雪の日は戸の隙間から寒風と粉雪が室内に舞い込むこともあった。
私が疑問に思うのはこの地方は積雪の多いところなのに、どの家も床が地面と同じ高さにあることだ。
雪が積もれば戸を開けることもままならないだろう。
その昔は二階の窓から出入りしたと聞いたこともある。
床の位置を高くして雪が積もっても出入りしやすくするという工夫をしないのはなぜか?
高床式にすれば縁の下は冷えるからなのだろうか。よくわからない。

町中の神社の前を通っていくと秋田銘菓「田吾作せんべい」の店があった。
田吾作とはいかにも田舎らしいネーミングである。
ここもアルミサッシの戸ではなく木枠の戸である。

普段は土産物を買わないのだが、思い出になにか買ってみようと、ガタガタと戸を開けて店内へ入る。
店先に名物らしい煎餅が並べてある。
「こんにちわー」と声を掛けても誰も出てこない。何度か大声で呼んだら奥から腰の曲がったおばあさんが出てきた。

にこにこして感じの良い人である、どうやらおばあさんの手作りらしい。
「秋田の餅米」と「みその香」を買う、どちらも390円だ。

「みその香」を食べながら歩く。

私の好みだともう少し味噌の香りがあったほうがよいが上品な甘さで食べやすい。


そうこうしていると北大曲駅に到着だ。

民家への路地を入っていくと駅がある。


殺風景な片面ホームの駅だった。


次は目的地の大曲駅なのでお菓子を食べながら待合室で一休みする。


アイフォンはしっかりと現在地を表示している。
これは本当に便利である。3年前に買っていたなら歩き旅がもっとラクになっただろうにと思う。
プラットホームからキロポストが見える。田沢湖線の72キロ地点である。

だが見るとキロポストに長い棒が結わえてあり、その上部に同じく「72」と表示されている。

キロポストが雪に埋まってしまうので補助として作ったものだろう。
