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東北本線,東海道本線沿線 全線全駅歩き旅のブログ

旧東北本線と田沢湖線,花輪線,釜石線,八戸線,山田線、北上線、東海道本線、奈良線、大船渡線沿線歩き旅の記録。

37日目 白坂駅 => 豊原駅

2013年07月28日 | 東北本線 福島駅ー宇都宮駅
2013年06月11日

白坂駅 => 豊原駅 歩いた距離 約5.9Km


わたしの”歩いた距離”はマピオンの地図にある「キョリ測」機能で出している。
マウスで大雑把になぞって出している数値だ。当然ながらJRの営業キロとも違ってくる。

さて白坂駅の写真を撮ったら次の駅へと歩くことにする。



道を間違えてだいぶ時間をロスしたから気持ちは急ぐのだが、そろそろ疲れが足にきている。
無理をしてヒザを痛めたりしたら大変だ。

さいわいというか天気は曇り空で涼しい、と言いたいところだが。
実は全然「さいわい」ではなくて台風が近づいているのだ。
天気予報では曇りだが、もしかしたら雨になるかもと言っていた。

森の中を抜けて行く。



こういうところを歩くときは気持ちが良い。森林浴の効果なのだろう。
このあたりも東北線は上り線と下り線が大きく離れているので踏切をみると単線のようだ。



畑の脇に蛇の死骸があった。長さは1メートルほどだ。



腹の部分に穴が空いている。もしかしたら鷹とかに襲われたのかもしれない。

道路の両側はジャングル状態だ。
日本という国は本当に緑の濃い国なんだなあと実感する。



Y字路へ差し掛かる。案内板が壊れていて役に立たない。



地図を出して左へ進むことを確認する。

竹の林がある。竹は”木”ではなく”草”の一種だとなにかで読んだ気がするなあ。



岩手県では竹の林は県南地方を除けば、ほとんど見かけない。
寒い地方では竹は育たないのであろう。(笹はどこにでもある)



進んでいくと鉄橋が見えてきた。
長さもありかなり迫力がある。





上下線別々の工法で造られているのが面白い。
地面に横たわっているのは死体ではない(笑)。鉄橋の補修工事をしている作業員たちの昼休憩中の姿だ。



石作りの土台のあるほうが古いものだろう。がっしりした感じで安定感がありそうだな。
たしかこの鉄骨造りはトラス式というんだったな。



右のほうのコンクリート造りの鉄橋は支柱が細くて横揺れに弱そうに見えてしまう。
でもこちらのほうが耐震性があるのだろう。



鉄橋を背にして田んぼの中の一本道を歩く。





なぜかこのようなまっすぐな道は歩いていてしんどい。
適度にカーブしているほうが歩きやすく感じるのはなぜだろう。

小さな集落を通り抜ける。





そして歩いて行くと電柱に「最高水位」と書いてある。



おやこれはもしかして洪水の記録か?

この地域を流れる黒川が平成10年8月に氾濫したときの水位を表したものだった。





高さは2メートルはないだろうが、あのさほど大きくも無い川が氾濫するとここまで水が来るのだ。



集落を抜けて坂道を登っていくと線路が上に見える。





やっと豊原駅に到着だ。時刻は午後1時を過ぎた。



駅は道路から一段と高い場所にある。





無人駅で待合室もがらんとしている。





実に殺風景な駅だが屋外には清潔なトイレがあった。
地元の人が毎日きれいに清掃しているのだろう。

ここで15分ほど休憩するとしよう。
まわりに人気の無いことを確かめてから上半身裸になって、タオルを水で濡らして汗だくの身体を拭く。




昼食がまだである。
お腹がすいたが来る途中には食堂も商店も無かった。
デイパックの中にはペットボトルの水しか入っていない。
食堂は無くてもどこかに商店はあるだろうと考えていたが甘かったようだ。
我慢するしかない。