上山温泉（山形） 温泉街

東北の温泉に戻りまして、上山（かみのやま）温泉です。
山形市と米沢市の間にあり、蔵王のふもとといっていい立地にあり、共同湯めぐりのできる温泉地です

開湯は１４５８年で、鶴が傷を癒し飛び去るのを見た肥前の僧　月秀による発見といわれています。
古くは、会津の東山温泉、庄内地方の湯野浜温泉と並び奥州三楽郷のひとつに数えられていたそうです。
三楽郷の意味はよくわかりませんが、字から想像すると、楽しいところだったんでしょうね



最上氏の最南端の居城であった上山城が温泉街の真ん中にあります。
湯町、新湯、新丁、二日町、十日町、葉山、高松、河崎などの地区に分かれ、それぞれ温泉を有しています。
最近では、二日町周辺にある建物が、主人公小林大悟の実家として、映画「おくりびと」の撮影に使われたとのことです。



数ある共同湯の中で、上山温泉のシンボル的な存在がこの下大湯です
その横には寺がありますが、薬師様ではなく観音様が御本尊のようです。



上に登ると、こんな感じ



下大湯の向いには、昔この辺りが湖沼であり、月夜の晩には鏡のように光っていたことから、鏡石と呼ばれている石が、ポケットパークの中に飾られています。

さあ、湯めぐりを楽しみましょう



１　訪問日　平成２１年１０月中旬
２　満足度　★★★★