助手 「所長。」
所長 「なんじゃ。」
助手 「サーブってどう思います。」
所長 「ん、サーブがどうしたんじゃ。」
助手 「いや、ほらっ、サーブの9-5が新しくなったでしょ。」
所長 「そういや、そうじゃったのぉ。あのフロントマスクはなかなか印象的でいいんじゃないかの。じゃがニュースで見たんじゃが、資金不足で操業出来んとか、いろいろ大変みたいじゃの。」
助手 「部品メーカーに代金未払いがあって、パーツの供給を止められてたそうですね。中国企業に援助してもらってなんとか解決したそうですけど。」
所長 「それにしてもGMが売却するって話が出てからゴタゴタ続きじゃのぉ。」
助手 「ですね。初めはスウェーデンのケーニグセグと話が出来てたんですけどね。それが撤回されて、今度は中国の北京汽車にって話になったんですが、結局9-3と9-5の設備と知的財産権を売却するってコトに落ち着いてしまって、一時は廃止か存続かってトコまで追い込まれたんですよね。」
所長 「らしいのぉ。そこで現れた救世主が、オランダのスパイカーってワケじゃな。」
助手 「でもスパイカー傘下に入ってからも今度は資金面で上手くいかなくて、従業員の給料を肩代わりしてた県政府から借金返済を迫られたり、さっき言ったパーツの供給を止められた件で2ヶ月間も操業停止に追い込まれたんですよ。で、資金集めで、ロシアの新興財閥に資産を売却する話や、中国のなんとかってメーカーが出資する話が持ち上がったんですけど、それらもポシャってしまって。やっと見つかったのが今回のパンダ・オートモビル・トレードって中国のディーラーなんですよ。」
所長 「ふーん、詳しいモンじゃのぉ。」
助手 「いや、実は恥ずかしながら、今までサーブってノーマークって言うか、知ってるようで知らないコトばかりだったんですよ。で、今回いろいろ調べてみたんですよ。」
所長 「ほぉ、そうか。」
助手 「所長はサーブって、どんなイメージを持ってますか。」
所長 「うーん、そうじゃな。やっぱり航空機メーカーならではの空力を生かした独特のボディ形状じゃろうな。特に900までのサーブは他のどのクルマとも似とらん個性があったしの。」
助手 「クラシック900ですね。」
所長 「そんな言い方をするんか。」
助手 「900がモデルチェンジして2代目になったときに、新しいのをニュー、初代をクラシックとして区別するようになったんですよ。もっともニュー900はマイナーチェンジして9-3に変わってしまいましたけどね。」
所長 「900って古いと言っても70年代後半のクルマじゃろ。クラッシックとはまた大げさじゃな。」
助手 「でも900ってその前の99の改良版のようなモノですし、見た目は十分クラシックに相応しい貫禄がありますけどね。」
所長 「ま、確かにその古めかしいデザインが受けたからこそヒットしたんじゃろうけど。」
助手 「古めかしいって、聞こえが悪いですね。でも当時はホントよく売れましたよね。うちの近所でも乗ってるヒトが居たんでよく見かけましたしね。」
所長 「80年代の終わりごろじゃったかの、通ウケするクルマとして、近代化が進んだクルマの中でひときわ異彩を放っとったモンじゃ。航空機がルーツだというのもストーリー的に申し分ないしの。」
助手 「ボディタイプも特徴的でしたよね。2ドアと4ドアのセダンに、3ドアと5ドアのハッチバック、さらにカブリオレまでありましたからね。」
所長 「どのタイプを選んでも似たような尻下がりのデザインというのも考えてみれば凄いコトじゃのぉ。」
助手 「ですよね。普通、これだけボディのバリエーションが多かったら、似合ってるのとかしっくりこないのとか出てきそうなモンですけど、サーブ900はどれを選んでもサーブ900って感じですよね。」
所長 「ま、それだけ基本デザインが優れとったというコトなんじゃろうな。」
助手 「やっぱりシクステン・セゾンは偉大ですよね。」
所長 「誰じゃ、それは。900のデザイナーか。」
助手 「知らないんですか所長、サーブの基礎を築いたデザイナーですよ。元々航空機部門の設計技師だったんですけど、戦後に自動車部門を設立するときに担当になって、流線型のサーブ92の基本デザインをつくり上げたヒトです。その後92の進化型の93や96を手掛けて、900の元になった99まで彼の作品なんですよ。残念ながら900のときにはすでにお亡くなりになってましたが。」
所長 「ふーん、つまり今あるサーブのイメージのほとんどがその何とかってヒトがつくり上げたというコトじゃな。」
助手 「そう言っても過言じゃないでしょうね。900は99の進化型と言えるモノですし、そのあとのニュー900、9-3に9-5もクラシック900をモチーフにしているところは多いですしね。」
所長 「なるほどな。」
助手 「なかなか詳しいでしょ。ここんトコ頭ん中はサーブのコトでいっぱいでしたしね。」
所長 「ほぉー、そうか。で、お前から見てサーブはどうなんじゃ。」
助手 「えっ。」
所長 「今のままでいいと思っとるのか。」
助手 「い、いや・・・。」
所長 「じゃあ、どうすればいいと思うんじゃ。」
助手 「えーっとぉ・・・・。」
所長 「なんじゃあ、ホントに調べただけか。その程度のコトじゃったらインターネットを使えば、誰にでだって調べられるじゃろうが。」
助手 「・・・・。」
所長 「例えばじゃな、ワシから見ればGM傘下になってからのサーブは、900までの財産を喰い潰しとっただけのように思えるんじゃ。見てくれだけで、どうしてあのカタチをしとるのかってトコが欠けとるように思えるしの。しかもプレミアム・ブランドかなんか知らんが、無理して高級化路線に乗せようとしとったのもマイナスとしか思えんし。」
助手 「それはボクもそう思いますよ。やっぱりGMの資本を受け入れたのが衰退の始まりだったんですよ。」
所長 「それも違うと思うんじゃ。そもそもGMに援助して貰わんといかんようになったのが問題じゃろうが。ワシが思うに900って99の改良版じゃと考えると60年代の開発なワケじゃろ。それ以降90年にGMと資本提携するまで、20年以上も何をやっとったんじゃろうな。その間に出したのってフィアットと組んだクアトロ・プロジェクトの9000ぐらいじゃろ。結局サーブ自身が招いた結果じゃと思うんじゃ。」
助手 「もっと早くに900に変わるクルマを開発しないといけなかったんですよね。」
所長 「2代目の900も発売時期からみて、GMと提携する前から進めとったんじゃろうけど、初代を近代化しただけに過ぎんじゃろ。そうじゃなくってサーブにしかつくれん90年代の小型車を開発せんといかんかったんじゃ。今の状況も当時となんら変わっとらんじゃろ。」
助手 「2010年代の900、というコトですか。」
所長 「今度出た9-5がそうなっとるようには思えんの。もっともすでに航空機部門とは全くつながりのない会社になってしもとるし、今さら航空技術のフィードバックも何もあったモンじゃないんじゃが。」
助手 「じゃあどうすればいいんでしょうね。」
所長 「どうすればいいんじゃろうな。」
助手 「そんなぁ。」
所長 「正直よぉわからんの。ま、スウェーデン製っていうのは武器になるじゃろうな。北欧家具とか人気があるようじゃし。」
助手 「ボルボとキャラクターがカブってしまいますけど。」
所長 「ボルボよりスタイリッシュでスポーティじゃろ。そうじゃ5ドアのコンビクーペじゃ。今4ドアクーペが流行っとるじゃろ。サーブのコンビクーペこそ元祖と言えるんじゃないかのぉ。4ドアの使い勝手とクーペを髣髴させる流麗なスタイル。30年以上の歴史があるんじゃからの。」
助手 「あのぉ所長、今のサーブって4ドアセダンとワゴンしかないんですけど。」
所長 「なかったらつくればいいじゃろうが。尻下がりの5ドア、いいんじゃないか。なんせこっちは伝統あるスタイルなんじゃから、昨日今日つくったメーカーとはワケが違うじゃろ。」
助手 「そうですけど、それってやっぱり900の財産を喰い潰してるだけのような・・・。」
参考資料
サーブ 9-5(ピーシーアイ株式会社)
サーブ900(『GAZOO.COM』 トヨタ自動車株式会社)
シクステン・セゾン(Wikipedia ウィキメディア財団)
Yahoo!グループ 轟クルマ文化研究所
所長 「なんじゃ。」
助手 「サーブってどう思います。」
所長 「ん、サーブがどうしたんじゃ。」
助手 「いや、ほらっ、サーブの9-5が新しくなったでしょ。」
所長 「そういや、そうじゃったのぉ。あのフロントマスクはなかなか印象的でいいんじゃないかの。じゃがニュースで見たんじゃが、資金不足で操業出来んとか、いろいろ大変みたいじゃの。」
助手 「部品メーカーに代金未払いがあって、パーツの供給を止められてたそうですね。中国企業に援助してもらってなんとか解決したそうですけど。」
所長 「それにしてもGMが売却するって話が出てからゴタゴタ続きじゃのぉ。」
助手 「ですね。初めはスウェーデンのケーニグセグと話が出来てたんですけどね。それが撤回されて、今度は中国の北京汽車にって話になったんですが、結局9-3と9-5の設備と知的財産権を売却するってコトに落ち着いてしまって、一時は廃止か存続かってトコまで追い込まれたんですよね。」
所長 「らしいのぉ。そこで現れた救世主が、オランダのスパイカーってワケじゃな。」
助手 「でもスパイカー傘下に入ってからも今度は資金面で上手くいかなくて、従業員の給料を肩代わりしてた県政府から借金返済を迫られたり、さっき言ったパーツの供給を止められた件で2ヶ月間も操業停止に追い込まれたんですよ。で、資金集めで、ロシアの新興財閥に資産を売却する話や、中国のなんとかってメーカーが出資する話が持ち上がったんですけど、それらもポシャってしまって。やっと見つかったのが今回のパンダ・オートモビル・トレードって中国のディーラーなんですよ。」
所長 「ふーん、詳しいモンじゃのぉ。」
助手 「いや、実は恥ずかしながら、今までサーブってノーマークって言うか、知ってるようで知らないコトばかりだったんですよ。で、今回いろいろ調べてみたんですよ。」
所長 「ほぉ、そうか。」
助手 「所長はサーブって、どんなイメージを持ってますか。」
所長 「うーん、そうじゃな。やっぱり航空機メーカーならではの空力を生かした独特のボディ形状じゃろうな。特に900までのサーブは他のどのクルマとも似とらん個性があったしの。」
助手 「クラシック900ですね。」
所長 「そんな言い方をするんか。」
助手 「900がモデルチェンジして2代目になったときに、新しいのをニュー、初代をクラシックとして区別するようになったんですよ。もっともニュー900はマイナーチェンジして9-3に変わってしまいましたけどね。」
所長 「900って古いと言っても70年代後半のクルマじゃろ。クラッシックとはまた大げさじゃな。」
助手 「でも900ってその前の99の改良版のようなモノですし、見た目は十分クラシックに相応しい貫禄がありますけどね。」
所長 「ま、確かにその古めかしいデザインが受けたからこそヒットしたんじゃろうけど。」
助手 「古めかしいって、聞こえが悪いですね。でも当時はホントよく売れましたよね。うちの近所でも乗ってるヒトが居たんでよく見かけましたしね。」
所長 「80年代の終わりごろじゃったかの、通ウケするクルマとして、近代化が進んだクルマの中でひときわ異彩を放っとったモンじゃ。航空機がルーツだというのもストーリー的に申し分ないしの。」
助手 「ボディタイプも特徴的でしたよね。2ドアと4ドアのセダンに、3ドアと5ドアのハッチバック、さらにカブリオレまでありましたからね。」
所長 「どのタイプを選んでも似たような尻下がりのデザインというのも考えてみれば凄いコトじゃのぉ。」
助手 「ですよね。普通、これだけボディのバリエーションが多かったら、似合ってるのとかしっくりこないのとか出てきそうなモンですけど、サーブ900はどれを選んでもサーブ900って感じですよね。」
所長 「ま、それだけ基本デザインが優れとったというコトなんじゃろうな。」
助手 「やっぱりシクステン・セゾンは偉大ですよね。」
所長 「誰じゃ、それは。900のデザイナーか。」
助手 「知らないんですか所長、サーブの基礎を築いたデザイナーですよ。元々航空機部門の設計技師だったんですけど、戦後に自動車部門を設立するときに担当になって、流線型のサーブ92の基本デザインをつくり上げたヒトです。その後92の進化型の93や96を手掛けて、900の元になった99まで彼の作品なんですよ。残念ながら900のときにはすでにお亡くなりになってましたが。」
所長 「ふーん、つまり今あるサーブのイメージのほとんどがその何とかってヒトがつくり上げたというコトじゃな。」
助手 「そう言っても過言じゃないでしょうね。900は99の進化型と言えるモノですし、そのあとのニュー900、9-3に9-5もクラシック900をモチーフにしているところは多いですしね。」
所長 「なるほどな。」
助手 「なかなか詳しいでしょ。ここんトコ頭ん中はサーブのコトでいっぱいでしたしね。」
所長 「ほぉー、そうか。で、お前から見てサーブはどうなんじゃ。」
助手 「えっ。」
所長 「今のままでいいと思っとるのか。」
助手 「い、いや・・・。」
所長 「じゃあ、どうすればいいと思うんじゃ。」
助手 「えーっとぉ・・・・。」
所長 「なんじゃあ、ホントに調べただけか。その程度のコトじゃったらインターネットを使えば、誰にでだって調べられるじゃろうが。」
助手 「・・・・。」
所長 「例えばじゃな、ワシから見ればGM傘下になってからのサーブは、900までの財産を喰い潰しとっただけのように思えるんじゃ。見てくれだけで、どうしてあのカタチをしとるのかってトコが欠けとるように思えるしの。しかもプレミアム・ブランドかなんか知らんが、無理して高級化路線に乗せようとしとったのもマイナスとしか思えんし。」
助手 「それはボクもそう思いますよ。やっぱりGMの資本を受け入れたのが衰退の始まりだったんですよ。」
所長 「それも違うと思うんじゃ。そもそもGMに援助して貰わんといかんようになったのが問題じゃろうが。ワシが思うに900って99の改良版じゃと考えると60年代の開発なワケじゃろ。それ以降90年にGMと資本提携するまで、20年以上も何をやっとったんじゃろうな。その間に出したのってフィアットと組んだクアトロ・プロジェクトの9000ぐらいじゃろ。結局サーブ自身が招いた結果じゃと思うんじゃ。」
助手 「もっと早くに900に変わるクルマを開発しないといけなかったんですよね。」
所長 「2代目の900も発売時期からみて、GMと提携する前から進めとったんじゃろうけど、初代を近代化しただけに過ぎんじゃろ。そうじゃなくってサーブにしかつくれん90年代の小型車を開発せんといかんかったんじゃ。今の状況も当時となんら変わっとらんじゃろ。」
助手 「2010年代の900、というコトですか。」
所長 「今度出た9-5がそうなっとるようには思えんの。もっともすでに航空機部門とは全くつながりのない会社になってしもとるし、今さら航空技術のフィードバックも何もあったモンじゃないんじゃが。」
助手 「じゃあどうすればいいんでしょうね。」
所長 「どうすればいいんじゃろうな。」
助手 「そんなぁ。」
所長 「正直よぉわからんの。ま、スウェーデン製っていうのは武器になるじゃろうな。北欧家具とか人気があるようじゃし。」
助手 「ボルボとキャラクターがカブってしまいますけど。」
所長 「ボルボよりスタイリッシュでスポーティじゃろ。そうじゃ5ドアのコンビクーペじゃ。今4ドアクーペが流行っとるじゃろ。サーブのコンビクーペこそ元祖と言えるんじゃないかのぉ。4ドアの使い勝手とクーペを髣髴させる流麗なスタイル。30年以上の歴史があるんじゃからの。」
助手 「あのぉ所長、今のサーブって4ドアセダンとワゴンしかないんですけど。」
所長 「なかったらつくればいいじゃろうが。尻下がりの5ドア、いいんじゃないか。なんせこっちは伝統あるスタイルなんじゃから、昨日今日つくったメーカーとはワケが違うじゃろ。」
助手 「そうですけど、それってやっぱり900の財産を喰い潰してるだけのような・・・。」
参考資料
サーブ 9-5(ピーシーアイ株式会社)
サーブ900(『GAZOO.COM』 トヨタ自動車株式会社)
シクステン・セゾン(Wikipedia ウィキメディア財団)
Yahoo!グループ 轟クルマ文化研究所
もう会社復活する為に、900の遺産を使っても(食いつぶしても)良いと思います。
その結果、ボルボとは違うスウェーデン産のクルマを作ってもらえたら・・・。
> 前に、インプレッサのOEMモデルがあったような・・・。(忘)
ありましたねぇサーブ顔のインプレッサ、9-2Xですね。
こういう顔だけ変えるのでも開発費は相当掛かるんでしょうね。どうせやるんなら、サーブとスバル、航空機をルーツにした企業同士ですし、本腰を入れて共同開発なんかしてたら面白かったかも。
> もう会社復活する為に、900の遺産を使っても(食いつぶしても)良いと思います。
>その結果、ボルボとは違うスウェーデン産のクルマを作ってもらえたら・・・。
うーん、単に900っぽいカタチのクルマをつくるっていうのであれば、どんどん売れなくなってしまうと思うんですよね。
やるのなら、これまでのサーブの特徴を生かしつつ、新しい世代のサーブをつくり出さないといけないと思うんですが。
それでボルボと共にスウェーデンの自動車産業を盛り上げ、ドイツ製品が幅を効かす市場に一石を投じてもらいたいところですが。
900あたりまでのサーブ、エンジンフードの開き方とか、重たい作りとか、独特の雰囲気を感じてみていました。
今時、重たい作りはダメでしょうし、どこに活路があるのか無いのか...
>9-2X、群馬県太田でカーキャリアーに積まれているのを以前目撃しました。
そうか、日本未発売と言ってもスバルでつくってるワケですし、工場周辺では普通に見れる機会があるんですね。(台数が少なそうですし、そうそうというワケにもいかないでしょうけど。)
>900あたりまでのサーブ、エンジンフードの開き方とか、重たい作りとか、独特の雰囲気を感じてみていました。
900のボンネットって複雑な開き方をするんですよね。 結構そういうのに弱いです。
>今時、重たい作りはダメでしょうし、どこに活路があるのか無いのか...
いやいや、空力ボディがあれば・・・。
当時乗ってた280Zが壊れて足が無くなり、知り合いから借りたのが黒い2ドアでしたが良い印象無いです。
これ乗ってなとキーを渡された時から、ボロッ!フローリアン?サーブ?外車かぁと。
乗り始めてからも調子悪かったのか元々なのか、エアコン効かない、高速はまあ良いけど発信加速が最悪で嫌に成ってましたが、何故か大学に乗って行くとサークルの女の子には受けましたね。
夜の高速道路で要らないメーターを消灯出来る面白さと、女の子受けの良さからの一寸美味しい思いだけが良い思い出でした。
プリウスが裸足で逃げ出す程の空力デザインで、北欧の大男が楽に座れる広さでボディーサイズもそこそこ扱い易いなんて造れば売れるのかなと?
序でに日本ではジャニーズのTVドラマの主役に乗らせるとか。
9-3のグリルはカッコ良くて好き。
日本じゃマイナーなのに高いですよね。
ブランドも確立してないのにあの価格じゃ厳しい……って言っても数が捌けない以上、単価が上がるのは仕方ない事かもしれませんね。
>20年弱前に借り物を数ヶ月程乗りました。
>当時乗ってた280Zが壊れて足が無くなり、知り合いから借りたのが黒い2ドアでしたが良い印象無いです。
>これ乗ってなとキーを渡された時から、ボロッ!フローリアン?サーブ?外車かぁと。
いやー、羨ましい体験ですね。
たまたま乗るはめになったトコから泥沼に・・・って展開にはならなかったようですね。
>乗り始めてからも調子悪かったのか元々なのか、エアコン効かない、高速はまあ良いけど発信加速が最悪で嫌に成ってましたが、何故か大学に乗って行くとサークルの女の子には受けましたね。
>夜の高速道路で要らないメーターを消灯出来る面白さと、女の子受けの良さからの一寸美味しい思いだけが良い思い出でした。
いやー、ますます羨ましい体験ですね。
当時のサーブって人気が高かったですよね。知的でお洒落なイメージだったんでしょうか。
>プリウスが裸足で逃げ出す程の空力デザインで、北欧の大男が楽に座れる広さでボディーサイズもそこそこ扱い易いなんて造れば売れるのかなと?
そういうわかり易い訴求性が必要かもしれませんね。特に日本では。
>序でに日本ではジャニーズのTVドラマの主役に乗らせるとか。
これが一番効果があるでしょうね。
ま、ドラマ映えするのはクラシック900の方でしょうけど。
>その後があったんですかw
ようやく生産が軌道に乗ったので、あとは売れれば・・・ってトコですね。
>9-3のグリルはカッコ良くて好き。
ボクは9-5のグリルが好きですね。デザイン自体は悪くないと思うんですが、インパクトが弱いと言うか、もっとアピール出来るモノでないと、って思うんですよね。
>日本じゃマイナーなのに高いですよね。
>ブランドも確立してないのにあの価格じゃ厳しい……って言っても数が捌けない以上、単価が上がるのは仕方ない事かもしれませんね。
価格もネックですよね。
このクラスになるとブランド品と一緒で、名前にいくら出せるかってトコがありますしね。
売れるメーカーはますます売れて、売れないメーカーはますます売れなくなって、商売として成立しなくなり撤退、という流れにならないといいんですが。