TodaiCruiserGyosyu -東大ヨット部クルーザー班仰秀's Blog-

世界選手権出場を目指し、毎週土日に三崎で練習するクルーザー班。
練習報告を軸に、部員の生活を記事にしてます。

0710FRレースレポート

2011-07-22 10:13:29 | レース報告
4年大河原です。遅くなりましたがレースレポートです。
今回はGPSの配布に手間取り、1レース目はGPS無し、2・3レース目も数艇がGPS無しとなっています。

ポジションは
バウ・山崎、2番・高桑さん、タクティシャン・大河原、ダブルトリマー・万代、ヘルム・哲、アフターガード・中村さん

中風、南の風、ポートタックでよく波にたたかれました。

1レース目(GPSデータ無し)
1上は左にのばし、1下はすでに一人旅で前の艇と1分30秒ほどの差、2下でもその差があまり広がらなかった…記憶が曖昧です、申し訳ありません。


2レース目。
1上は右海面狙い。スタートはGPSで見るより密に艇が並んでいました。戻ってくるタイミングが遅く、辛うじてルームがあったテンプス(GPSにはいません)の下でタックし、スタートしました。もっと早く戻ってきて、他艇と首を並べて待つべきと多くの方からご指摘いただいたスタートです。
スタート後、右に返せる状況になった所でタック、右へ伸ばします。レイに近くなりすぎないように左に返して寄せ(リスク回避)、ポートアプローチにならないような位置で再度タック(クルーワークのレベルを考え)→レイ、という流れ。リスク回避については、右が良いと考えていたのだからさらに右に伸ばす、というのも選択肢としてあり、その次のタックについてはもう少しマークに寄せて正確なレイを打てるようにしてもよかったという反省。
1下は一本。
2上は再びの右狙い。回航直後のブランケにすぐに返してしまおうかと揺らぎましたが、30秒待てば景色が変わると言われ、返さず待ちました。前のフネが返して走りやすくなり、そのまま右に。後は1上と同様、リスクにならない所、ポートアプローチにならないところ、レイ、でそれぞれ返しました。
2下は一本。
最後のリーチングレグはスピンのまま。Three Bondがポールをつけるのに手間取っていたため、そこで上しあいを仕掛ければ抜けた可能性がある、とご指摘いただきました。

3レース目。
左海面狙い。スタートは他艇が上に集まったので、余裕をもって下から。とはいえ戻ってくるのが遅いのは変わらず。
2レース目と同じように、端に出しすぎない位置でのタック。月光・Three Bondが、さらに奥に行ってから同じような位置で返していたので、奥に伸ばした方が良かったのかもしれない、という指摘を受けました。
次のタックは特に意味もなく下受けしてしまった失敗タック。左に行く理由もなかったので、右に伸ばすべきでした。
1下は、対艇関係は特に気にせず、レイ手前の寄せジャイブ、レイのジャイブ。1下回航では、初めての混戦回航に動揺し、仰秀に内側ルームの権利がないジェリーフィッシュ(とさらにその外側艇)の内側に入ってしまうというミスを犯しました。Three Bondに対するルームの主張に気を取られすぎたこと、ルームの指示が遅れスピンカットが遅れたこと、そもそもどこにフネをつけるのが正解なのか判断するのが全体として遅れたこと(ジェリーとThree Bondの間につけるべきでした)、が主因なので、「ルームの主張をする人間をはっきりさせ、その人にしっかりと主張させる」「クルーワークの指示をまず第一に」「どういう位置につけて回航するのか、回航のイメージを艇全体で共有する」ことをきちんとやっていきたいと思います。
回航後は2タック2ジャイブし、右へ。レイ手前で寄せ→スピン艇が降りてくる前に返し→レイの流れ。
1下は他艇を気にせず1ジャイブでレイ。


全体を通して、ストラテジーを常に頭に入れた上で行動することの重要性、タックが非常に未熟なこと、他艇と絡む際のフネの持っていき方の難しさを感じたレースでした。
簡単ですがレポートとさせていただきます。
乗艇いただいた中村さん、高桑さん、ありがとうございました。

最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
遅くなりましたが。。 (やっほっほー)
2011-08-24 00:50:10
GPS見ておりません(テスト勉強の合間なもので…ご勘弁を)。戯言ですので適当に聞き流してくださればよろしいかと。すでにLBの方々からの御指摘があったとは思いますが、何かのヒントになれば幸いでござんす。

・なぜ毎回戻ってくるのが遅くなるか、原因を洗い出しましょう。…例えば、FRのスタートは、せいぜい3、4艇で行う練習時のスタートとは違って、海面が荒れているものですぜ。ゼネリコ繰り返したりすればなおさら。

・3艇身ゾーンの外からのアプローチでもクルーワークがもたつくのは致命的です(それとも独走で3艇身を気にしなくてもよかったのか…)。
そのあとのリーチングレグの記述には山崎のポールワークを信頼してそうな匂いがするから、単に独走だったのかな?

・タクティシャンにとっての下レグは椅子取り合戦です。半分過ぎたら自艇の位置どりも考えながらジャイブポイントを決め、残り四分の一くらいになったら、どこに潜り込めそうなのかヘルムとしっかり確認し合うこと。もちろん次のレグでどちらに行きたいか考えながら。

・ルームの主張。もちろん役割を決めておくことが大前提ですが、そのうえで手の空いた(気づいた)人がやるよ、というくらいに全員の意識が高いとラクデスヨ~。

・不自然なまでに波にたたかれると感じたら、月光の方々に聞いてみるとイイことありますよ、きっと。


GPS見てないので適当です(二度目)。何もしないよりはマシかと思い。ミーティングの肴にでもしてください。

ではでは。
返信する