TodaiCruiserGyosyu -東大ヨット部クルーザー班仰秀's Blog-

世界選手権出場を目指し、毎週土日に三崎で練習するクルーザー班。
練習報告を軸に、部員の生活を記事にしてます。

次回の閏年は2012年って噂です。

2010-02-28 19:47:01 | 料理★by下級生


早野さんじゃないけれども、こんばんは。

午前:雨
午後:曇りのち晴れ
8℃/3℃
12→8m/s
2→1.5m


今日はPink Kissに派遣されました。
が、生憎の雨

加えて、津波警報( ̄~ ̄;)

Pink Kissは雨(&風→寒い)を理由に出艇せず。



前回同艇に派遣された日は、晴れてはいたものの、風が強く人数が4人のため整備をしたので…

俺が行くと出られない疑惑(・・;)


仰秀は、津波警報を理由に出艇せず


合宿所の整備が出来たので、時間の浪費ではありませんでした



写真は今日の夕飯

かじきの味噌焼き
水炊き
つぶれたポテト
十六穀ごはん


Simple


ごはんの上には、
【コイケヤ ポテトチップス ガーリック】

トリビアの泉で報道された、最もご飯に合うスナック菓子です。




明日は、6時朝ご飯です。

From:りょう

2010-02-11 18:54:32 | 練習記録
From:りょう

今日(2月11日)は匠さんが来てくれました(ありがとうございます!)。練習を見てもらった後、イベリコ豚鍋を食べつつ、座学もしてもらいました。
リグについての知識がかなり深まりました、実践はこれからですが。(石川談)


風は、北風15ノットほどで次第に落ちていきました。練習内容は、ストレート・タック・ジャイブを1時間ほどした後、マークラウンディングを2時間ほどしました。

走り。
フリーは、風に合わせたヘディングと波に合わせたヘディングを素早く切り替えることがポイントだそうです。さらに強風でスピンとメインのセールバランスをとる方法として、スピンが上に離れる感じならバウアップで寄せてあげて、スピンが下に入ってくる感じならバウダウンで離してあげる、という分かりやすいやり方を教わりました。
全体的にカジは使うべきポイントでは(のみ)使った方がいい感じでした。
あと、強風でのバングの調整に関して、(リーチとは別に)バングが緩くメインのボトムが深いと、下から入ってくる風で生まれる揚力は上に働きアンヒールとなり艇がロールするので、アンヒールが強いときはバングを入れてメインを浅くするという技もあるそうです。
ジャイブは、ジャイブ後のスピンが上に来すぎない(パワーが横に向きロールする)ようにして、パワーを前に働かせるよう。
要するにフリーでは、メインとスピンのバランスと走りの切り替えが大切。

クローズではまず、リグを合わせないと練習しても意味が薄いということ!
(フィーリングは別とする)一番簡単な見方は、下のサイドステイが、「強風ではロワーがっちりアッパーちょいゆる」で、軽風では意外にゆるくていいそうです(標準1個下げもuseful?)。
難しい見方は、フォアステイのサギングとメインセールの形です。リグがゆるいと、マストがやわらかく、バックステイを引いたときにマストがベンドし過ぎて、トップが低くなりサギングが増えると共に、メインのラフカーブのモールド以上に、マストが曲がり、メインが浅くなり過ぎる(Inside outというらしい)。ので、リグをきつくしてマストをかたくし、バックステイを引いた時のマストのレーキ(傾き)を増やし、トップが後ろに来るようにしてサギングを減らすと共に、マストベンドを減らし、メインが浅くなり過ぎるのを防ぐ…ということです。
フォアステイのサギングについては、サギングが少ないとフォアステイが前にいくので、その分ジェノアが引っ張られて浅くなり、逆にサギングが多いとジェノアが深くなります。ここでポイントは、ハリヤードでの調整に比べ、上から下まで深さが変わるってことです(ハリヤードだとセールの上部への影響の方が大きい)(世界の宮本さん談)。
さて、やっと走らせ方の話にいくと 、要するにヒールを一定にするということだと思います(一度オーバーヒールすると一艇腹リーウェイ!)。ブローは高めに走らせながら受けて、ラルにはしっかり風をあてるってことです。基本的に今まで、メインの出し入れでパワーを調整しすぎていたので、高さを失っていたようです。もっとヘディングでも調整できるようになる必要。→【セールをトリムせず走る練習】
あと、トラベラートリムがメイントリムに比べて少ないってことです。こまめにウェザーを調整しましょう。
ブローコールはポイントになる情報だけ、はっきりと言うのがやっぱり最上だそうです。頑張りましょう。

ラウンディングでは。
匠さんがいつもの牧野役をやりました。
感想は、指示が先手先手だし、聞く人や全体の状況を考えていて分かりやすいってことです。ただ、やってることは、今までやってたことで問題ないなとも思いました(オーバーセール結構多かった)。長い方を先に走って、ヘダーで返して、タックの回数は技量とコースの長さによって予め設定するっていう感じです。
あと、石川がタック~とかジャイブ~とか言うのはやっぱり良いと思いました(てか、言え)。
あとは、匠氏は風のふれの傾向をつかむのがメッチャ早い上に、それをコースにも走らせ方にも活かしてるってことです。
コースの長さとマークアプローチのバリエーションを意識しながら、クルーワーク練習をするといいってことでした。

以上ちょっと長くなったけど、春休みの練習に活かしていきましょう。ブヒブヒ。

第1回防衛大学定期戦

2010-02-04 09:03:55 | 練習記録
図書館と教室と家、法学部魔のトライアングルを地で行っている牧野です。眠い…


遅くなりましたが、防衛大学定期対抗戦のレースレポートです。


上マークは航行標識(恐らく陸から2~3キロ)、2日間とも風向は北東から東北東の風だったためスタートラインはレース期間を通して陸から1キロ弱とかなり陸に近く、観音崎のすぐ南の東に開けた海面で行われました。

レース前に抑えていたポイントは
①陸地が比較的高く、寄っていくと左にベンドしやすい。ただし陸付近は風が弱い。
②潮が強い。スタボが走りづらい。
③午前中はそこそこの北が沖から入るものの、高気圧に覆われて風が落ちてくる。気温はあがってきているが目立った雲もなし。



(2日とも似たようなコンディションだったので)以上の3点をふまえてプランを組み立てました。


1レース目はまだ風が残っていましたが、落ちてくることを危惧して沖(右)へ行くプラン。かなり下有利のラインに対して馬鹿正直にスタボできろうとしてスタート失敗。二艇揃って右へ出しますが、防衛大学に下先行された状態で右振れだったためついていくのみ。レイライン付近で風が猛烈に落ち、かなり強い潮でダブルタックを要しながらも、左振れと防衛のタックミスでようやく抜く。一位回航。
ダウンに入った時点ですでに4~5艇身以上離れていたので、ブランケに注意しながらレグ半ばまでおさえ、ブローの端でかえして沖へ。ブローなく止まる防衛を尻目に悠々と下回航。

二周目はタクティシャンの仕事は終了。はるか彼方の防衛をルーズカバーしながらのんびり過ごしました。大差の一位。


2レース目は風が落ちて一周のみ。下有利のラインに対してポートスタートを切ろうとするも、出遅れ。防衛も出遅れたため差はつかなかったものの、スタート練習の不足をつくづく実感しました。1レース目を大差で勝ったこと、2レース目もここまでリードをとったことで油断し、更に事前に走り比べていなかったというミスから「右は潮が強そうだから左行ってみよか~」とレグ半ばで安易に左行きを決行。これが地獄への片道切符で、返すにも目立ったブローが入らず、ずっと左へ振れ続けたものの風弱し。早い段階なら戻るタイミングもあったのですが、油断もあってポイントを逃し引き返せない状況に。遅れること10艇身、ようやく上回航。ダウンでやや差を詰めたものの、一本コースでは勝機なし。ですが…最後に防衛大学がチョンボでマーク回航している隙に滑り込んで勝ちました…ておい。

実質負け。ヘボタクトでした。


3レース目は先ほどの安易な実験の失敗と、大差で負けているダウンでの絶望感、屈辱感から「何が何でも勝ちに行く」コースに。スタートも成功し、左にのばした(大幅にスタボロングでしたが)防衛を徹底カバー。左に伸ばしきる前に返したうちと、完全に左端まで出した防衛、うちが下先行となり、どっちに振れてもほぼ勝ちは確定。ごちそうさまです。「差がついてても勝ってれば楽しい」ことを再確認しました。ダウンもきっちりルーズカバーして(といっても一本コースで既に大差でしたが)おしまい。

一日目は3-0で終了。すみませんが二日目は後ほど。すぐ後にアルコールが入ったため記憶が若干曖昧ですが…

1/30,31の練習

2010-02-02 04:17:58 | 練習記録
オールが壊れました。先っちょが、ぽきっと。…寿命?

今週末は2日とも軽風~微風コンディション(南西強めの予報はどこへ…)、まず1艇でラウンディング→いつのまにか(?)月光と一緒に、というパターン。土曜はテンプス、スリーボンドも加わり、4艇でスタート→コース練習もしました。
メンバーは
土曜:石川・牧野・小松・大河原/渡辺・徳毛・渡辺/大河原
日曜:石川・大河原・小松・徳毛・渡辺
N山氏不在の変則構成のこともあり、正直絡めるレベルではないかなと思っていたのですが…仰秀マークに合わせてマーク打ってもらった上にみやもと大先輩に「一緒にやらない?」と声をかけていただいた日には……やらないわけにはまいりませんもちろん、謹んでお受けいたします。。
結果的にこの時期としては非常に良い練習が可能になりました。


課題
・クルーワークの精度がまだまだ。回航で置いていかれる。練習あるのみ。
(バウだけではない。トラブルシューティングでそれぞれがどう動くかとか、意思疎通とかも含め)
・司令塔牧野がデッキにいないときに十分統率できてない。上と関係する。
・微風の時のタイム&ディスタンス。下マークアプローチでジブをあげると急激に減速する感じなど、私も大河原もまだつかめてないと感じた。
・小松・大河原トリマーは微風の練習が必要。
・先週中山も書いていたように、ラウンディングになるとヒールトリムが疎かになりがち。競っている時こそ重要…。
・スタート。全然でれません。ポジションも違うしスタ練のメンバーもメンバーだったけど…。冬の間練習していないので、これから練習していければ。


個人的には、マーク周辺だけは、牧野がいなくてもきちんと指示を出してヘルムに負担をかけず回れるようになりたいです。下マークアプローチ→即タック、および、上のレイライン→即ジャイブあたり。本当はデッキに最上級が2人いるという状況を考えれば、牧野がいなくてもあの長さのコース練ならば、ほぼ同じクオリティを目指すべきなのでしょうが、御存知のとおり私はタクティクスやとっさの指示出しというのがかなり苦手です。今回のコースは完全にまぐれ当たりとしかいいようがなく、月光と競って焦りまくりで負担を掛けてしまったと思います。自覚はあります。なので、夏までにせめて上記の目標はクリアしたいクルーワークが大きく絡む部分でもあるので。
それ以外のコースについてはまだまだ勉強が必要ですということで…。