TodaiCruiserGyosyu -東大ヨット部クルーザー班仰秀's Blog-

世界選手権出場を目指し、毎週土日に三崎で練習するクルーザー班。
練習報告を軸に、部員の生活を記事にしてます。

Because It's World Cup!

2010-06-14 23:56:52 | 
日本1‐0カメルーン
ハーフタイム真っ最中です


カメルーンの采配が‥テストマッチの結果を考慮してなのか、守備意識の高い選手が多く使われていました(前半)。


個人的に、カメルーンを観るのであれば‥4‐3で競り勝つ試合をして欲しいです

が、今は日本戦


カメルーンに良さを発揮してもらう必要は全くありませんb(・∇・●)


日本の得点シーンですが‥
松井のキックフェイントの隙に、ラインに合わせ中に絞った大久保、ファーでフリー、少し開いた本田

松井のクロスを、フリーで受けた本田
ダイレクトで打たず、落ち着いてシュート

高地でボールが伸びるので、ダイレクトで合わせなかったんだと思います


どんな状況でも冷静に、周りを見ること。
正しい判断を下す、そのスピードを上げること。
次に良いプレーをするために、互いに主張すること。


ヨットというか‥スポーツというか…

人生(・・?)



予選リーグですから(上位2チームが決勝トーナメントに)、あと2試合半あります

19(土) 20:30~ 日本‐オランダ

25(金) 03:30(木曜の深夜) 日本‐デンマーク


日本戦は、一緒に闘いませんか。



‥ワールド、出たいです。





試合が終われば、座学の準備して、朝までサッカーな予感(。・ω・。)

セーリングクリニック@5/29(土)

2010-06-07 12:19:14 | 練習記録
3年生の大河原です。

報告が遅くなりましたが、スプリングレガッタ初日の5月29日、NorthSails Japanの中村匠さんを講師として、セーリングクリニックが行われました。

今回のクリニックは、6月12日に再び行われるクリニックの準備としての位置づけで、主にマストチューニングとセールトリムの基本となるお話を伺うことができました。

内容の主だった点は最後に列記しました(個人メモをもとに書いたので、内容を網羅しているわけではないですが)。
印象的だったのは、回りのフリートの方の熱心に聞き入る様子です。次回のクリニックの準備というだけあって割と基礎的な話が多く(もちろん個人的には目新しい話はたくさんありました)、フリートの方のレベル的にはほとんど知っているような内容なのでは…とも思ったのですが、それでもさらに知識を吸収しようとメモを取りつつ聞いている姿勢は素直にスゴいな、と。。。より一層気持ちを引き締めて真剣にやらねば、と強く感じました。


とりあえず練習がしたいです。今回の内容を生かす意味でも、トリマーの練習もしたいなぁ。


<以下内容>
○マストの真っすぐな立て方
上架→船台の左右の高さを調整してキールを真っすぐに(振り子で垂直をみる)→アッパーシュラウドだけを締めていってマストを立て、垂直にする→順次ロワーも締め、垂直を保ちつつ必要なテンションとする
○マストベンドを決める要因
バックステイやサイドステイの入れ具合とベンドの関係。サイドステイをアッパー・ロワーともに締めればマストは固くなり、バックステイを同じだけ引いてもベンド量は減る
○ベンドとメインセールのドラフトの関係
ベンドしてラフカーブに沿うようになるとドラフトが浅くなる。浅くなりすぎてセールが板みたいになってしまう状態はオーバトリムで、そうなったときはリグを上げてマストを固くしなければならない
○マストの固さとサギングの関係
マストが固いほどバックステイを引いた時にマストが逃げなくなるので、その分フォアステイにテンションがかかりサギング量が減る
○サギング変化によるドラフトの変化
サギング量が減るとヘッドセールのドラフトが浅くなり前に移動することを、写真を用いて分かりやすく

○ジブシートリーダー位置の基本ルール
オーバートリムしてみた時に、リーチとスプレッダーエンド、フットとターンバックルが同時につくくらい。軽風ではリーチとスプレッダーエンドの方が遅くなるように
○ダウンの時のバング
入れすぎるとパフで切り上がろうとする。入れなさすぎると、パフでアンヒールしやすい。
○アウトホールの意味
セールの下半分のシェイプに影響→ヘルムに直結。ダウン時のアウトホールの出し具合の所で結び目を作っておくと良い。
○カニンガムのオンオフの基準
ラフの横しわがあったら、それを消すためにオン(軽~中風時は若干横しわが残る程度)

○風域ごとのまとめ
中風:
アウトホールはMAXを基本に、メインのボトムが浅くなりすぎない程度に
バングはブームが出した時に跳ね上がらない程度
バックステイはターゲットヒールアングルが保てるように
トラベラーは適度なウェザーを感じられるように
メインはトップバテンがブームと平行、あるいは若干開かせる
軽風;
メインハリヤードの引き過ぎ注意
強風;
バングを入れるとメインの下半分が浅くなりがち→アウトホールで調整
トラベラーはセンターに固定

(軽風、強風は他のポイントは中風とあまり変わりませんでした)

スプリングレガッタ2日目

2010-06-02 12:17:37 | レース報告
(前後しますが)スプリングレガッタ2日目。北の軽~中風で3レース行われました。
着順は14・14・10位/14艇、総合順位は・・・まだ発表されてませんが、おそらく最下位です。。

◆第5レース(30°設定、約10→15knot)
左海面からブローが入ってきているように見えた、かつ下有利だったので、スタートは下めを狙う。が、結果死にスタ。ブランケの中でおとして走りつつも左海面へ。やっぱり走れないてことで、タック。ラルのタックで再度ブランケに。タック。フレッシュで走れるところまで伸ばしたらポートレイライン近く。タック。この時点でダントツ最下位。

◆第6レース(30°設定、約15→10、リグ2つup)
スタートは下め狙うが、良くない(やっぱりGPSで見ると顕著だけど、ラスト10秒くらいで一気にウチだけ低くなってる)。早めに返すが周りも返したので、再タックで左に。艇団の左に出たところでタック。ラルでパワーが足りない(リグアップ失敗)。ブロー求めてタック繰り返すも、先頭集団のブランケ抜けれず。レイラインをオーバーセールしてしまい、最下位に。ダウンはブローを走るよう気をつけるが、結局最下位。


◆第7レース(60°設定、12~15、リグ1つup)
若干上有利になるも、空いてる下めからスタート。しかし、GPSには写ってない艇が上からベアして現れ、すごくラインをあげ、ついていけずブランケに(あれはリコールでは・・・、まだ分からないが)。ただブローも上がっていたので、おとしめに走りながら左伸ばす。ブローラインで全艇タック。そのまま右に伸ばそうと思うが、ミートで「前通っていいですか」交渉がうまくいかず、やむなくリーバウタック。レイラインを読み違えツータックで最下位。
2上で、ファーストタックの機会を伺いつつブローで返すと、左海面がラルで左艇団に追いついている。左には伸ばしたくないが、ブランケ抜けるところまで行きタック。レイライン若干オーバーセールするも、他艇もオーバーセール。2上マーク11位。
ダウンは、ブローを見て右海面に。ブローラインでジャイブしつつ、右が伸び、下回航で1艇抜き10位。

◆総括
かなり残念な結果ですが、良かった点を挙げると、クルーワークや回航の手順は失敗がなかったことと、コミュニケーションを取ろうとできたことですかね。
今後の課題は、(結果的に)割と全てだけど、まずはスタートかと。あとは、ボートスピードの技術面は夏休みの平日とかいくらでも練習できるので。

◆スタート
マニューバについては、ラインの大体出たい場所は予め決めて、あとは情報を出して相談しつつ、ヘルマスマンの判断てことで、だいぶ形にはなってきたと思います。
スタートは、時間距離がまだ微妙なのもあるけど(練習でも±5秒くらいのずれあるし)、ラインが読めていない気がする(絶対リコールだと思った艇がセーフだったし)。バウマンとのコミュニケーションをもっと頻繁かつ正確に行うよう意識して練習したいです。
あとは、加速のルームとか、出るタイミングとかをもっとジブトリマーとしてはヘルムスマンと共有するようにします。レガッタの中でだんだん良くなってきた実感はあるけど。
あと、予備加速(ハーフ)をもうちょっといれてもいい気がする。ジェノアはちょっと入れてるんだけど、メイン完全シバーていう。(そういうものかは分からないけど)

◆ボートスピード
全体的に良くはなかったと思います。練習しつつ、色々な要因を探りましょう。
あとタックは、ロールもジブもたぶんヘルムも、たまに粗いから、ポイントと思って全て丁寧にタックするよう普段から気をつけます。

◆コース
まず確認として、フレッシュのブローを走るのは(特に軽・中風だと)優先順位高い。
スタートの失敗をリカバーするには、あの風では(結果的にだけど)端まで伸ばすことも必要だったかもしれない。
下情報の出し方については、ちゃんと整理して伝えられるよう努力するので、フィードバックしてください。

なかやま