TodaiCruiserGyosyu -東大ヨット部クルーザー班仰秀's Blog-

世界選手権出場を目指し、毎週土日に三崎で練習するクルーザー班。
練習報告を軸に、部員の生活を記事にしてます。

1/28,29 マッチレース講習会

2012-01-30 20:57:30 | 練習記録
土日両日、マッチレースの講習会に参加しました。

マッチレースの練習をしている経緯‥それは、"大学対抗選抜マッチレース"に招待いただいたからです!勝ちたいもん。


マッチレーサー、キールボートセーラーからの多大な支援を受け、風も適度にあり(気温は低い)、交流も盛んで、なにより楽しかったイベントです。
もちろん、いい勉強をさせていただきました。


写真は日大セーラーとの1枚。
酒豪たちは、カライものが得意ではない様子(・∀・)


二月末にも2回目の講習会があります。
また今回の講習会の様子は、バルクヘッドマガジン、月光ブログ、Best-Windをはじめ様々なページに公開されています。

反省については後程‥おやすみなさい。

ルール疑問(18条を中心に)

2012-01-26 01:33:38 | モルモット
これからルールの勉強をしよう。(ふさふさver.)

マッチレースへの対策として、また通常のレースで活かすために、小山さん(D4)を中心にルール勉強会を開いています。
今日から18条へ突入しましたが・・

根拠、探すの一苦労です。
時計回りに至っては頭がこんがらがりそうで。゜(PД`q。)゜。

疑問と、現仰秀ヘルムの考えを載せました。
何かコメントくださればと思います。よろしくお願い致します。

条文を載せます。
18 マークルーム
18.1 規則18を適用する場合
   規則18は艇が同一の側で通過することを求められているマークで、少なくともそのうちの1艇がゾーンに入っている場合に適用する。ただし、次の艇間には適用しない。
   (a) 風上に向かうビートで反対タックの艇間。
   (b) 両艇ではなくどちらか一方の艇のマークにおけるプロパー・コースがタックすることである場合の、反対タックの艇間
   (c) マークに向かう艇と、マークから離れる艇間。
   (d) マークが連続した障害物の場合には、規則19を適用する。

18.2 マークルームを与えること
   (a) 複数の艇がオーバーラップしている場合、外側艇は内側艇にマークルームを与えなければならない。ただし、規則18.2(b)を適用する場合を除く。
   (b) 複数の艇がオーバーラップしていて、先頭艇がゾーンに到達した場合には、その時点での外側艇は、それ以降、内側艇にマークルームを与えなければならない。艇がゾーンに到達した時にクリア・アヘッド出会った場合には、その時点でのクリア・アスターン艇は、それ以降、クリア・アヘッドであった艇にマークルームを与えなければならない。
   (c) 艇が規則18.2(b)によりマークルームを与えなければならない場合、その艇はオーバーラップが解けたり、新しいオーバーラップが始まったとしてもマークルームを与え続けなければならない。ただし、どちらかの艇が風位を越えたか、またはマークルームを与えられた艇がゾーンから離れた場合には、規則18.2(b)の適用を終了する。
   (d) 艇が適時にオーバーラップをしたか、とけたかが疑わしい場合には、それぞれそうでなかったと推定しなければならない。
   (e) 艇がクリア・アスターンから内側にオーバーラップし、そのオーバーラップが始まったときから、外側艇がマークルームを与えることができない場合には、マークルームを与える必要はない。

18.3 マークに近づく場合のタッキング
   反対タックの2艇がマークに近づいており、そのうち1艇はマークをフェッチングしており、もう一方の艇がタックを変更し、結果的にゾーン内で規則13に従わなければならない場合には、それ以降規則18.2を適用しない。タックを変更した艇は、
   (a) 相手艇に自艇を回避するためのクロースホールドより風上を帆走させたり、または相手艇が定められた側でマークを通過するのを妨げてはならない。
   (b) 相手艇が自艇の内側にオーバーラップした場合には、マークルームを与えなければならない。

18.4 ジャイブする場合
   内側にオーバーラップした航路権艇が、プロパー・コースを帆走するために、マークに置いてジャイブしなければならない場合、その艇は、ジャイブするまではそのコースを帆走するために必要とする以上にマークから離れて帆走してはならない。規則18.4はゲートマークでは適用しない。

18.5 免罪
   ルームを得る資格のある艇がマークルームを搬送している場合、次の場合は免罪とする。
   (a) 相手艇がマークルームを与えなかった結果、A節の規則に違反した場合。
   (b) プロパー・コースを帆走してマーク回航することでA節の規則または規則15あるいは16に違反した場合。

続いて定義です。
・ルーム
 艇がシーマンらしいやり方で速やかに操船している間に、その場の状況で必要としている余地をルームと言う。

・マークルーム
 艇がマークへ帆走するためのルーム、その後マーク回航中にプロパー・コースを帆走するためのルームをマークルームという。ただし、マークルームを与える必要がある艇の風上かつ内側にオーバーラップした場合を除き、マークルームには、タックするためのルームを含まない。


疑問1
規則18.1(a)と18.1(b)の違いは何か(18.1(a)単独で起こる状況とは。)


こんな分類でしょうか・・?
二つに分けている意味がよくわかりません。(フリーの話かと思いましたが、プロパーコースがタックと言うのは・・。)

疑問2
B艇は、自艇のコースを維持することが可能か
同一タック、ゾーン到達時にオーバーラップ無し。

BがAを避けており、かつAにマークルームを与えていれば可能だと思います。
状況1のもとで
18.2(b)クリア・アヘッドの艇Aに艇Bはマークルームを与えなければならない。
(規則12によりBはAを避けていなければならない。)

状況2のもとで
Bがタックすることを強いるルールは無い

状況3のもとで
18.2(c)により、ゾーンを離れたAにマークルームを与える必要は無い。

もし、Aがタックしたら・・。
18.1(a)より規則18は適用しない。
規則13によりAはBを避けていなければならず、かつ規則15によりBに避けているためのルームを与えなければならない。
→Aにタックするルームを与えなければBがAを抜ける!!

疑問3
D艇は、自艇のコースを維持することが可能か


同一タック、ゾーン到達時にオーバーラップ有り。
不可能・・ではないのでしょうか?
マークルームを必要以上に大きくとることは、・・この場合は11条違反でしょうか?
別に風下艇に対して避けていないわけだはないので11条ではない気もしています。
すると何処までも連れて行ってよい・・???
例えば、どちらもオーバーセールしている場合ならばD艇はプロパーコースを走らなければ11条に違反するのでしょうが、ポートのレイラインより手前ならば・・?

疑問4
F艇は、自艇のコースを維持することが可能か


同一タック、ゾーン到達時にオーバーラップ有り。
疑問3と同様、不可能ではないかと考えます・・。

疑問5
H艇は、自艇のコースを維持することが可能か


疑問2と同じく、可能であると思います。
Hはスタボ艇なので、クリア・アヘッドであるG艇を避けている限り何処までもいけるのではないかと。

疑問5より派生して。
・G艇はどうすればよいか。
→風位を越えない程度に、頑張って上り、マークと自艇の間隔をつめる?
H艇を間に入れなければ、マークルームを得る権利があるので。

・H艇は上しているG艇に対してどうすればよいか
→マークとG艇の間が空いていれば、ねじ込む??
G艇を常に避けている状態で、2艇とも風位付近のスタボタックでいるイメージです。
×上している状態で2艇がラップしてしまった場合、H艇は"タックする為のルーム"をG艇に与える必要がある???
マークルームが拡大適用されるイメージなのですが、ココが全く分かりません。

マッチレースって、性格出ちゃいそうですね!楽しみです。
だからこその、ルール座学です。・・。

1/14 練習報告

2012-01-17 15:58:57 | 練習記録
1/14の練習報告です。

平出さんと松屋さんに来ていただいて、新年初練習でした。

■風・海
午前:北東 やや強 白波 
昼ごろ:北東 軽風 ラルパフ差が大きい 波が風に対して大きい
午後:北東 微風 よく振れた 波穏やか

■練習内容
昼ごろまで長めの走り練でした。
強風での練習は久しぶりだったのですが、トラブルはありませんでした。
振れとラルパフが結構あった中で、後ろは風に合わせるのに苦労していたようです。
特にラルに入った時のトリムとバウダウンが上手くいっておらず、
振れへの対応は、リフト・ヘダーともにややぎこちない、という感じでした。
デッキは、ラルのコールが足りないということで、改善していきます。

風が落ちてきたころからは、3月のマッチレース練ということで、
ジブチェン後、上下クロック回りラウンディングをしました。

初クロック回りでは、最初ヘルムが平然とアンクロックで回ってしまいましたが、
それ以降は基本的なイメージはつかめたと思います。
とはいえ、慣れないジブでのセーリングや、
上回航でのスピンの送り出しなど、動作面での要改善点も見つかったので、
来週以降の練習で意識的に取り組みます。

■練習後
五反田のおいしいお店で平出さんと現役でミーティングをしました。

内容は、今後の活動目標(全日5位&ワールド出場)の共有と、目標達成のためにどう練習したらいいか、各練習の目的を現役全員で考えていくということでした。


平出さん、松屋さん、ありがとうございました!

今年もよろしくおねがいします。

山崎







1/14 練習予定

2012-01-13 20:41:42 | 練習記録
1/14 練習予定

メンバー
平出さん、松屋さん+現役3名

海況予報
風(時間・目安・風速・風向)
06 中 6m 北
・ 中 6m 北
・ 中 6m 北
09 中 6m 北
・ 中 6m 北北東
・ 中 5m 北北東
12 弱 4m 北北東
・ 弱 4m 北東
・ 弱 3m 北東
15 弱 3m 東北東

波(時間・波高・波向・周期)
06 0.5m 北西 4秒
09 0.5m  北  4秒
12 0.4m 北西 4秒
15 0.2m 南南西 2秒

中潮
干潮1400
満潮0802

晴れ、9℃


タイムスケジュール
0900出艇
練習
1400頃着艇
1700頃 ミーティング@品川
2000頃 学連追いコン(二次会から参加)

練習内容(予定)
★他艇がいれば合わせて走ります!
・ワンマークサークリング
①マーク中心に半径一定
②下マーク想定で回航後トップスピードになったらタック
・ストップ&ゴー
止めて、留まって、加速する練習。そのまま止めたり、タックして止めたり。
・ジブ帆走練
長めの上下で、中風以下のジャイブ練と合わせて。


いい天気です。
形を変えながら、毎練習毎の予定、毎合宿毎の反省をブログにもあげていこうと思います。
ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い致します。

三年 渡辺哲