TodaiCruiserGyosyu -東大ヨット部クルーザー班仰秀's Blog-

世界選手権出場を目指し、毎週土日に三崎で練習するクルーザー班。
練習報告を軸に、部員の生活を記事にしてます。

防大戦

2012-02-14 17:26:53 | 整備
お久しぶりです(このブログでははじめまして)川口真利奈です。

先週末は防衛大学とのレースが行われました!

ヘルム 渡邊
トリマー 万代
タクティシャン 川口
マストハンド 伊東
バウ 山崎

結果は2-1て東京大学の勝利でした。

いきなり来てコースを引かせていただきました。
久しぶりのヨットで、忘れていたことが多かったためいろいろとご迷惑おかけしましたが楽しかったです。ありがとう。

1レース目
スタートで、カミから出るのか、下から出るのか艇内で意思統一ができておらず失敗。下優っぽかったが、カミからでる。その後のコースで、防衛大学は1カミ、2カミともにコースの中盤でスタボに返してマークにポートアプローチ。東大はスタボアプローチで伸びず。
1レース目は敗退。

レース後、1カミ、2カミともに防衛大学がおなじようなコースを引いたことから、地の利があるのでは?と敦が提言。2レース目は防衛についていってみることにした。

2レース目
上から出て、ポートに即返し、ブローラインでもう一度返し防衛の上で併走する。ひたすらついていく。防衛が後ろを切ってタックしたのでついていく。

3レース目
右海面からブローが入ってくると思ったので、スタボに伸ばすことにしたが、右海面のブローがヘダーだったのでかなり損をした。ヘダーに気付いてから、ブローとヘダーのどちらをとるか、また2タックするロスについてなど考えて返さなかったが、返すべきだったと思う。

クルーザーは大きいので、バウとヘルムで声が聞こえていないことが多かったので、マストハンドやタクティシャンは指示の伝言もするべきだと感じました。

防衛大学との懇親会楽しかったです♪
普段は聞けないような自衛隊の話もいろいろ聞けて面白かったです。
情報爆弾に備えるためにルーターは中国産でなく国産のものを使うべきだそうです。
これからは情報戦争の時代ですね。

懇親会のあと、来来軒につれていって下さった高野さん、ご馳走さまでした。
貴重なお話をどうもありがとうございます。

寒いですが頑張ってください。

練習!ミッドウィンター裏の日曜日

2012-02-12 22:00:45 | 整備
2/12
日直わたなべさとし

ミッドウィンター開催中ということで、久々の一艇練!
ブラインド全日本を見据えたスピーディーブルーをはじめ、2月中旬のこの時期、赤白ブイ界隈には10艇ほど集まって各々練習していました。負けられません!学生だもの!!

メンバーは、しゃあさん、徳毛さん、真利奈、哲、万代、山崎

練習メニュー
1日中ジブでした。北風2-4mps
ちょっと走り→スピンラン(微風、ラルパフ振れへの対応)→タック練→上下→ストップステイ&ゴー→真利奈ヘルム練

反省
長めのフリー→パフへの対応がいまいち(遅すぎる)。パフ毎に風向が明らかに異なるので、予測不足で、かつ対応遅くトリマーは張りづらそうでした(途中からよく喋ってくれたので楽になった!)。ヒールトリム、メンバー不足故に毎回メンバーが替わるのでもう少し指示を増やせればと思います。ヘルムも、バウも。

タック練→タック直前の走りを安定させるのが何よりで、自然なウェザーに合わせて、回頭速度を気持ち早めでバウアップ(切りすぎない)、裏風の助けを借りてバウダウン、ジブが張れるタイミングで舵はセンター、メインを少し抜いてヒールを抑えてメインを詰めつつクローズへ、といったイメージでいます。ロールタックの動きとの連動はあまり合いませんでしたが…19日、練習したいです(・∀・)

上下(時計回り)→ヘルムの動作は大して変わらないのですが、特に上回航スタボアプローチ、バウ・マストハンド・トリマーは機敏な動きが要求されています。(いち早くスピンを張りたいため)今日の練習から得たコミュニケーション的なコツをマッチレースのメンバーに伝え、効率よく練習しましょう!

ストップステイ&ゴー→タック完了後のラフまたは通常のラフでマーク横に止めたところからスタート、留まる時間をだんだん長くしていき(30秒止めてから加速、出来たら次は35秒‥といった方式)、時間がきたら全力で加速!といった練習です。
メインセールの当て具合がまだ難しく、38秒に壁があるように感じます。コントロールを失わずにきれいにバック、「逆逆ジブ」(バウアップの為の逆ジブ) 等、狙ったのではなく"偶然"出来た技もいくつかありますが、出来たものは出来たので、できる限り身に付けていきたいと思います〓

バウアップの為の逆ジブ‥実用的なのでしょうか(・・?)

バウダウンは、毎回逆ジブを使います(の方が早い)。動作はバウマン任せで、声が届きにくいので中継をお願いします。
ヒールトリム、超重要です。アンヒールが効いていると留まりやすいですが、波や潮の関係でメインのサポート?的なイメージでヒールが欲しいタイミングがあります(頑張りきれず下を向きそうになる手前)。ライフライン無しとのことで、難易度は高そうです…


真利奈ヘルム練では、久々にトリマーに入りました。
ジブのタックはシバーしないことが改めて判明しました。下ウインチも抵抗無かったのはトリマーから離れていたからだと〓
スピントリマーは喋ってなんぼ、ですね!万代とのコミュニケーションに活かします。ヘルムと話しつつヒールトリムに口を出すのは難しいです‥ヘルムに口を出してもらいたいところではありますが、トリマーが一番分かるような‥。皆で分かろう(^_^;)

ポジションを替えると、皆好き放題話しますよね(・・;)あの感じ、悪くないと思います。どうしてもポジション別に専門が高まるので、お互いをフォローし合う意味でも、練習の刺激としても〓



あでぃおす(・∇・●)

マッチレース講習会

2012-02-09 20:38:56 | 練習記録
ルール勉強会を事前に3回行い、それらを通じてのマッチレースのイメージを確認・修正できた2日間でした。


レグは予想外に短く、スタートの重要性が大きいことを再認識しました。
・とにかくスタートで相手の右を取ること、
・自艇と相手艇がデンジャーラインの中にいるのか外にいるのかの意識を大切に、
ある程度スタート時の起こりうる事態をパターン化し、
逃げる・追いかける際の動きを共有しておく必要を感じました。


以下、課題です。

スタート

・time to distance
ヘルムは相手艇に対する船の置き方に集中しがちなので、
残りの人が、残り時間やスタートのアプローチを考えて船全体に伝える。

・ハンドリング
ジブ、メインをしっかりと合わせ続けることと、舵使いすぎの原則を減らす。
トリマー(自分)はジブの詰め過ぎ、シバーが無いようにと、タック時の裏風当てる量のコントロール、
ヘルムはラフ等では両手でメインを引けるよう、
ベアではシートを上に持ってから一気に出せるようにしてメインを出すのが遅れないよう、
畠山さんにも乗って頂いて指導して頂きました。
相手艇を追いかけていてタックで遅れて逃げられるパターンと、
相手艇のスタンを追いかけ合うサークリングで後ろをとられるパターンを克服して追い続けられるのが目標。

・止まり続ける
メインを全シバーさせて流されながらずり落ちるのではなく、
ある程度メインを入れたり抜いたりしながらバウを上に向けてコントロール。


レグ

・タックの掛け声からタックまでの流れのコミュニケーション
小山さんがタックと言ったら、あとは後ろの都合でなるべく早くタックというのは、
定期的に忘れてミスがあったので、
個人的には、これまで通りタックスタンバイ→タックのほうが良いのではないかと思います。

・回航
上回航で丁寧に残りの艇身艇幅のコール、スピン送りだし。
下回航で間に合うようにジブアップ(ちゃんと前レグと同じ位置までジブハリをあげる)、スピン回収。

・マストハンドのサポート
中山さん、宮本さんがどのように情報を出して小山さんのコース引きをサポートするか。



マッチレースに向けた練習回数は多くは無いですが、

・スタートに必要な感覚
デンジャーライン、time to distanceを意識した、
見通しをきっちり取って、決めた時間で止まらずに
デンジャーラインに沿って落とし、クローズで上ってくる練習。

・ハンドリング
止まる練習。
セール、ロールをきっちり合わせて自在に上し落としタックジャイブ、スピード調整。

・ラウンディング
タックの意思疎通、ミスの無い回航

頑張っていきたいと思います。




2/5 湘南レース

2012-02-08 22:50:45 | 整備

↑写真はレース後のおやつです
先日のマッチレース講習会の際に、中澤さんから頂きました。本当においしいです。いつもありがとうございます!



はじめまして、コース担当山崎です。ついにバウマンはスタートだけになってしまいました。

2/5は湘南レースに参加しました。
今回のレースはワンデザインではないレースだったので、他艇が大きいこと大きいこと(汗)
風も微風軽風で、レース中はフレッシュ・ブロー最優先で臨みました。

■1レース目
スタートラインがものすごく長い。前のクラスのスタートを見る限りばらけて出ていたので、余裕かなと思いきや、自分たちのクラスは全然そんなことありませんでした。艇数が多いうえに、大型艇が群れをなして迫ってくるのに飲み込まれ、加速ができずにラインとは程遠い所でスタート。月光がライン上で高さを保っていて、本船の外を回ってから大型艇の後に上1でスタートしているのが印象的でした。

その後、とっととポートに返して右にのばす。フレッシュに居続けることとブローをとることを主に考えて、右よりをずっと走る。
上りレグ後半で左にのばした艇団が返してきたので、距離をとって下受けし、レイラインまで出してフレッシュを狙う。
はずだったんですが、レイラインを間違えまくって終盤タックが予想以上に増えてしまいました。あれは潮のせいでしょうか?

下りはヘルムとコースを引きました。風は右海面がよかったので、即ジャイブでここもブローとフレッシュをとりに行きました。
下マーク近くでは、だぼはぜとラップが取れていた場面があったのですが、結局切れて内側回れず。スピード差がありますね…。

2上は左海面がよさそうだったので、早めにタックしたいと思っていたのですが、後ろから大型艇が来てしまったため、タックできず、結局右にのばすことに。回航で間をあけてしまったことと、それでも即タックであればできたのに、見合わせてしまったことが失敗でした。その後は、後ろの大型艇が返してから返し、あとはフレッシュを走る。

上マーク回航ではルミナスと競り、うちが先に回った後、即ジャイブを考えていたのですがルミナスがいたため中止。ルミナスがスピントラブルで少し遅れたので返せると思いジャイブ。結果、全然余裕だったので、即ジャイブすべきだったという結論に。最後のレグは、この時点で後ろにいたルミナスと月光をカバーしながら走る。結果カバーしきれたので、よかったです。

■2レース目(簡単に)
スタートでまたミス。今度は下有利だったので、真ん中下目から、艇団の下ででることを考えていましたが、大型艇団が来るのを避けるタイミングが遅れて、またブランケスタート。右を目指すもずっとブランケで、かなり出遅れてしまいました。やはり上から出てブランケを避けるべきだったみたいです。

一度右に出した後、ブローラインに乗るためにタック。その後ずっとリフト目で入ってきていたので、たまに来るヘダーは無視してのばす。前の船の上り角が落ちてきたところで返して、レイラインを目指す。一度前を切られただぼはぜの前を切れたので、ここのコースはよかったかなと思います。ですが、レイラインをまた打ち損じて、ピタリと打っただぼはぜに行かれてしまいました。

2下は風が落ちてきて、ラルでは走れない程度の超微風に。だぼはぜに対して前に出たり後ろに行ったりを繰り返していたのですが、終盤でうちが止まっている間に大差がつき、置いていかれる。加速練しましょう。

その後は無風で全く進めなくなったので、帰りました。


以上長くなりましたが、初コースの視点から書かせていただきました。
乗って頂いた、しゃあさん、大河原さん、ありがとうございました。

山崎