2025年2月23日(日)。
昨年8月台風で流れた松山サロンキティ30周年祝賀ライブの延期・代替公演の為大阪入りしたロザリ。
折角なので大好きな黒色青年を頼って大阪でもライブさせて戴いちゃう♪
なんと会場が移転(三度目?)したての西成club WATER!
二十数年前に何度かお世話になったWATERさんに、またお邪魔出来るとは!
しかも店長松田さんがロザリを記憶して下さってた。当時のブッキング・マネージャーの
松永さんはもうおいでにならないけれど、WATERの名を冠した小屋にまた帰って来る事が
出来て、感無量であります。
大昔、天王寺不思議の国のアリスに通わせて貰った頃に比べると、西成も
再開発で町並みは驚くほど綺麗に整備され、表面上は治安も良くなった風に見えるんだけれど。
日雇い労務者の皆様で有名なドヤ街(廉価な長期宿泊ホテル群)は健在で、安い立ち飲み屋さんや
価格破壊なお弁当&お惣菜屋さんが点在。
実は裏通りで、謎の錠剤並べて売ってる兄貴やら、
ゴミ置き場にスーツケースを3つも4つも不法投棄してる中国人のママさんとかを見掛けはしたけれど、
あいりん地区暴動もここ最近は起きてないし、昔とは違って来てるのかもね。
(所詮おのぼりさんなので、正確な状況は判らないのでありますが)
お昼はWATERのビル上階のネパール・レストラン、カトマンズカフェで戴きました!
ナゼかニコラスのひぐま屋でも食べたけど、ネパール餃子のモモがこのお店にも在って
超絶美味しかった!でも、テナント契約の関係でもう閉店なんですって。
(その関係で閉店イベント?開催中。占いやマッサージでお店はゴッタ返してたのですが(^_^;))
店長さんのナラヤンさんと仲良しになって『また大阪で何処かに出店するから、必ず逢えるよ』
と言われたので、『探し当ててまた食べに来ますね!』と約束した。
カレーやチャパティも、予想を大きく裏切ってIndiraに肉薄する美味しさでした!
(スパイス感強く、脂やバターっ気が少ない、って点で極めてIndira寄り)
さてさて、イベントの方はさすが黒色青年仕切りだけはございまして
出演者の皆様気さくでフレンドリーで和気藹々。WATERさんの綺麗な楽屋でリラックスして、本番を迎えることが出来ました。
加えて、音楽の方も黒色青年プレゼンツの名に違わず、どの共演者さんも凸ヤマのツボを見事に
突いて参ります!やはり、しんぐべー名人やアニメ・イトウ氏の感性とロザリが
初共演時からビビビと共鳴しただけのコトはございまして、黒色のストライクはロザリにも
等しくストライクなのね!
トッパーを飾って下さったTHE MONKEY BUSINESS EXTRA LIGHTは、
一昨年秋、ガーモートーンズさん主催の玉手山一揆に出演させて戴いた際に
知遇を得たコーイチさんの実に見事なギター・ワーク(足で鳴らすパーカッションも効果的♪)
と、奥様のユーコさんが奏でるウッドベースが堪らないDUOでございまして、
以来共演を熱望してましたロザリ、遂に念願叶いました。
(Acousticのロザコでも御一緒したい~♪)
二番手登場のthe PEYOCO'Sさん!
Vocalの方は以前、やはり黒色青年企画の扇町PARADISEでご一緒したミーミーズの方
に違いない!G&VOご担当なのですが、オープニング・ナンバーではギターを置いて
マウス・ハープを披露。
このthe PEYOCO'Sさん、なんとご説明申し上げたら良いのか。
70年代の米英ロックの秘宝盤を探り当てた際の感動と申しますか、うわ、解る~!それそれ、って
アンサンブルがもう絶妙。Bassの方はジャコパスとか好きなんだな、ってPlay、Drumsの女子は
ひみつきち・ななさんによく似たお嬢さんなんですがこれまた異常に古臭いスタイルのドラミングが
ツボります。このバンドの通好みなアンサンブルを主導してる親玉と思しきギターのサイヤンさん、
ツェッペリン・フリークは当然としても、少し突っ込んでお尋ねしたらJAMES GANGやら1st時のRUSHやら
WISHBONE ASHがお好きなんですってもの、そりゃあ凸ヤマの琴線に触れまくるワケですよね。
マニアック過ぎる例えですがReniaとかAlan Ross Bandとかに出逢った際の空気感に物凄く近い!
(後日サイヤンさんに上記2バンドお勧めしたら、お気に召して下さいました♪)
ほんで、嬉しい驚き続きの此の日の共演陣!
驚愕はまだまだ続くのであります。
実に普通の弾き語りさん然とした穏やかな佇まいで登場の渡辺浩二さん!
これがなんと、しんぐべー名人が
『そこでそのコード持って来るか?ってのに乗せるメロが絶妙でんねん』と仰る
正にその通り!その楽曲は凸ヤマを完璧にノックアウトしたのでございます('~`;)
実は皆様御存知の通り
J-RockやJ-POPをまるきり知らない凸ヤマは、ROSALINDでAcousticを始めるに当たって
念頭にございましたのはCSN&Yとかジョニ・ミッチェルとかキャロル・キングってな海外Folk
SSWばかりで在ったワケでございまして。
ところが、いざAcoustic UNITを姐さんと始めて弾き語り世界の対バンさんと御一緒しても、
そうした傾向の方とほとんど御一緒する機会が無い。最初はたまたまかと思ったのですが、
かれこれコロナ期から4~5年演っても、三ヶ田とくにおの御二人と、おーたけ・じぇーむず
ぐらいしかその範疇に近い感覚の方々に巡り会わない。
從って、例によってエレキ・ロックの場合と同じく凸ヤマは圧倒的に治療不可な
感覚異常の持ち主で、やはりAcousticでもセンスがねじ曲がってしまっているのを
自覚できない(自分ではそれが普通だと信じている)のだな、と諦めていたのですが。
ところが、此の夜初めて渡辺浩二さんの曲を聴いて
『そう!コレですよ!アコギで弾き語る曲って言ったら、こうなるんじゃないの?
これが普通じゃないの!?』と、思わず座っていた座席から腰を浮かせたのでありました。
“凸ヤマが思うところのAcousticを体現する”村田さん、コレは是が非でも
ロザコが静岡UHUや沼津EART DINNERで演る際に来て戴かねばなるまいて。
こうして綴って参りましても、実に音楽的に実り多き出逢いに満ち満ちた
濃い夜だったのですが、のみならず御来賓の皆様も嬉しい再会が目白押しでございました。
岡山美作のお好み焼き・まっちゃんのマブちゃんや
宇都宮・越谷方面で現れるアライ君(この前は両国に来てくれたね!)と共にMicro Chopで活躍、
ロザリとも随分ツアーしたドラマー、伊織ちゃんが久々に顔を見せてくれましたよ♪
髪が白くなっただけで、全然変わらないね~!♪
もう今は立派な社長さんなんだけど、ロザリが伴って行った宇都宮とかで出来た人脈が
仕事にも活きた、と言ってくれて嬉しかったな。今またBAND再開でリハ中ですって。
(関西の某有名BANDの再結成に関わってる模様)
その伊織ちゃんのMicro-Chop以降、マイクサンまで一緒だった玉利シンヤ氏のお兄ちゃん!
も会場においでになってた。伊織ちゃんと出くわして双方ビックリ仰天!みたいな(^_^;)
更には、例年なら京都で逢ってる皆様も今回は西成に集って下さいました。
ロザリ追っ掛けも筋金入りだった岡本ちゃんと、奈良のサファイヤこと奥っち!
奥っちは折しも翌日松山で一緒のPANORAMA AFROでHELPを務めたコトが在るので、
(ロザリの推薦・紹介で)写真撮ってジンちゃんやおやっちゃんに見せたら懐かしがってました(^_^;)
Diamond LilyのVoや、弾き語りで文月 良としても活躍、いつもロザリを支えて下さってる高橋さん!
いやはや濃厚、此の日は1章では収まらないですな(^_^;)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます