ROSALIND凸ヤマ翁の『Wスタな日々』

みちのくの御長寿旅バンド・ロザリンドの随想録。

自分でライナー・ノーツ 3

2010-03-27 17:51:00 | ロザリンド戦記
ROSALIND
『NANACOROBI』

自分でライナー・ノーツw
  その3
『ディティールに凝った』だと?( ゚Д゚)
…そんな監督の意図ナンテ、
所詮、大して観客に伝わる
部分ぢゃ無いでござるの巻。
だが、なにせ今回は
“脚本”(だるま歌詞と凸ヤマ曲)
が(・∀・)イイ!!(自画自賛キタコレ♪)




イイ本を得て、だるま&ユーキの俳優陣
が己のカラーを注ぎ込み

“イイ芝居”演じてくれました~♪
(音色やノリに主張無く、凸ヤマが創った
 ラインを完コピするコトに終始し、
 5曲参加中、遂に『自己表現』せず終わった
 ケージは“芝居した”とは云えないので
 ・・・“スタント”か(^_^;)?)


BAND内手前味噌の極みで恐縮だが
今回、
だるまさんの“歌のキレ”
が相当キテる。


ハードなナンバーでのシャウト、ちゅうか
あの独特の歪みっぷり、所謂
『良い真空管積んでやがるな』
は益々冴え渡り、あんだけドライヴ
させた声で4~5テイク歌い続けた後

『もう@2回ぐらいが
 イイとこかな~( ゚∀゚)o彡?』


…(-_-;)って・・・バケモノかeqase2
(バカモノなのは周知の事実w)
…('~`;) チタン合金製の喉かeqase2

メロディアスなナンバーでも
ビブラートを一切使用せず
(トーン・アームは使うw)
声の表情だけで彩って行く
(これが、世に溢れる凡百の
 カラオケ唄い『歌姫』の類との
 決定的な差別化ポイントだぬ)


相変わらず凡人の我々には
難解な歌詞だが、端々に
確かに彼女の言葉で、平素
彼女が主張する思想や世界観
に全くブレが無いのが聞いて取れる。

自分のコトバで歌う、ってコトの
重要性を思い知らされるREC
だった。

毎度、
REC当日ギリギリ、
スタジオ入ってからも
なお書き続けられる
歌詞を初見でディレクション
せねばならず、

加えてその状況下で

『いぁ・・・そこの音違う』

『だって、凸ヤマさんの仮歌
 だとそう聞こえたもん!!bombexplosion


なんてfireバトルfireまで始まる
カオス状況
がデフォだった
これまでの
ロザリのVocalレコーディング・・・(T_T)

それが今回は、ProToolsによる
画期的・歌メロ譜面プリント・アウト
の恩恵で

REC前日までに、ちゃんと
小生の手元に完成歌詞が届き
本人の習熟も或る程度なされた上で
臨めたお蔭で

実にストレス無く
 スムーズに・・・( ゚∀゚)o彡°


…(-_-;)運んだのは
 初回だけだったorz…


二回目以降は血の雨が降りfire
ロザリREC風物詩、
だるまvs凸ヤマ・バトルには
慣れっこなハズの
STUDIO JIVE船越氏でさえ
『(@_@)きょ・・・今日は
 もうダメかもわからんネ』

と呟く程の大喧嘩を演じましたっけ(>_<)

されど、もはや関係修復不能と
思える罵り合いをマイク越しに
繰り広げながらも、
RECが終わればお互い

『イイの録れたかなぁ~』

『バッチリ。大丈夫ぢゃね?』


と言ってるんだから、
通過儀礼みたいなモンか(^_^;)?

15年も続くROSALIND7作目にして
『うげ~、小生の音楽作風で
 この楽器群の只中に在って、
 その存在を主張しつつ、
 “表現”が可能な声って、
 コレしかあり得ねえな・・・('~`;) 』

とつくづく思い知らされるに至った
今回の『NANACOROBI』に於ける
“だるま歌”ではゴザイマス。

(“場”としての楽器群ディテールを
  ロザリ史上最も創り込んだ結果、
 “だるま歌”の圧倒的存在感を
 一層痛感exclamation2


サテ、そうこうして全体を
仕上げて観ると

だるまの歌う世界観と
その声は、まるで“少年”
のそれであり

ヤツに女子ファンが多いのは
そう云うコトなのかッ!?
と云う思いを禁じ得ない。

そこで次作のタイトルは
『YAOI』で・・・(^_^;)
(って…(-_-;)オイ!)

   お後が宜しいようで
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自分でライナー・ノーツ2(訂正)

2010-03-26 14:34:00 | ロザリンド戦記
ROSALIND
『NANACOROBI』

自分でライナー・ノーツw

  その2

恐らく、多くの方は今回の
『NANACOROBI』を手にし、耳にされて

1曲目から『( ゚Д゚)そう来たか!』
2曲目で 『それも演っちゃうんだ(>_<)』
 と呆れ、
3曲目のイントロでガックリ両膝を付き
4曲目で 『そこまで演んのか(@_@)?』
5曲目で 『ハイハイ、もう好きに 
             しなさい…(-_-;)』
 と諦め、
6曲目で苦笑か爆笑して下さり、
7曲目で『な・・・何ソレ?( ̄□ ̄;)!!』
 と愕然とし
8曲目から11曲目の4曲で
ようやくホッとしてロザリを楽しんで
下さるコトと拝察致しマスw
(以上、詳細な全曲解説終了♪)
09年夏。
ユーキが猛烈な勢いで
ロザリ・イズムに馴染み、
未着手のREC曲も自身の
ヴォキャブラリーで錬り上げる
余裕が生まれ、
本作『NANACOROBI』
8~11曲目の時点で
見事追い付いて来た訳だが・・・

今、こうして振り返って聞いてみると
やはりユーキ参加曲には見事に
『玄人のドラマーらしい解釈』
盛り込まれて居り、
凸ヤマ自演リズム隊(?w)
による作品よりも、遥かに
“BANDとしての整合性”が高い。
(ユーキは普段の表面的な
 佇まいからは想像も付かぬ程(?w)
 繊細で職人気質の
 ドラム・アプローチを見せてくれマス♪)

本作が“スタジオ ロザリ”初REC作品
となる訳だが、当然その最大の肝は
ProToolsの導入であった。

この件については小欄
昨年12月の『ロザリHP新コーナー』
の記述に詳しいが、

凸ヤマの作業状況はもはや、

あたかも
ネットゲームにハマった廃人さながら
の様相を呈して居た。

作業中、
・・・( ゚Д゚)ハッ!?
 気が付けばもう、外は朝。
当然、日中は仕事してても
寝不足でうつらうつらw
だが
昼休みとかで家に戻った刹那、
・・・( ゚Д゚)ハッ!?
 気が付けば、
自覚無いままに、いつの間にか
PCを起動し、ProToolsを
立ち上げて居る自分に愕然とする
毎日だったw
まんまネトゲ中毒w

でもね、どんな素晴らしいRPGや
バーチャル世界よりも
『ずっと此処に居たい・・』
と思える空間を、小生に提供
してくれたProToolsではアリマス。
(・・・( ゚Д゚)アブねえ!w)

アルバム1曲目の
『Robe of An Angel』って曲が
ProTools導入後、一番最初に
創って、習熟用の叩き台にした
作品なんですが・・・
最初の28小節がその原型を
顕した時、
『永遠にこの28小節を
  聞いて居たい・・・symbol1

と本気で思ってループさせ続けた
ぐらいですもの、凸ヤマの狂気も
なかなかマジもんですぜ、旦那♪

だが、
転んだリズムやら外れた音を
直さないなら、一体何にProToolsを
活用しただよ?
と思う皆様は多いコトでしょうw
ごもっともw

映画で云うなれば
『美術とセットに凝った』
・・・ってコトかいね(^_^;)?

ディティールに
 執着しました、って感じw


   まだつづく
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自分でライナー・ノーツ 1

2010-03-25 22:20:00 | ロザリンド戦記
ROSALIND
『NANACOROBI』

自分でライナー・ノーツw

序章

そうすれば、(弘前弁w)
本作完成までの紆余曲折と、
ザクッとした経緯などから。


そもそも、
だるまさんから
RECちゅうか
本作用の作曲を
『苦しゅうない、開始してよろしい』
とお許しが出たのは
08年末の冬篭り直前で、

折しも
前任ドラマーが
『もうツアー・バンドも充分見たんで♪』
と脱退表明する直前だった。

つまり、やがてユーキ加入が決まって
最初の合同リハが行われる頃まで
の空白期間にも、
或る程度RECが進んじまって居たのだよ。
(恒例冬篭り期間中な上、ドラマー探し
 しながらですもの、BANDとしてはREC
 ぐらいしか他にする事ナシ(^_^;))


加入が決まったユーキはまず第一義に
ライヴ・ラインナップを習得せねばならず、
(この時点で既に09年シーズンは
 NEW ALBUM用に準備された曲の
 中から 『As』『Drop』のセット・リスト
 入りが決定済みw)

あまつさえ
ライヴ用既存お馴染み曲を
合わせつつ、
     その上
新アルバム用まっさらの10曲まで
一気にユーキに詰めさせる
時間的余裕は全く無かった(>_<)
(加入からデビュー・ライブまでの
 猶予、僅か1ヶ月半w)

加えて、此処からは
『今だから話せる』暴露ネタだが、
前任ドラマー君と、或る意味非常に
似通ったplayer体質の
Bass・ケージが、たまたま
2年目に突入はして居たものの
1年を経た後も全く“ロザリ的気質”の
習熟が見られず、伸びシロも変容も
感じられなかった点から、
小生もだるまも
『おそらく@1シーズン持た無いね(^_^;)』
と判断して居た。
(長年の経験と勘に裏打ちされちょりますw)

この予感は後に『遠隔地データやり取りREC』
開始の際、約束の期限が延び延びに
なっても、遂に指示されたラインを録音し、
データを返送すると云う簡単なミッション
が達成出来なかった時点で
確信に変わり、程なく
『地方発デビューする女性POPシンガーの
 BACKで弾かないか、と誘われたので
 ロザリのTOURが難しくなるかも知れません』

        と突然の
     メールで
実質的辞表が届く事態へ繋がるのは
自明の理で在り、予想通りの帰結で在った。
『( ゚Д゚)あ~・・・はいはい』としか言葉が無かったネw
(こっちも合わせてメールでお返しした♪)

・・・ってな伏線在って、
その上で。

多くの皆様ご承知の通り、凸ヤマは
“ロザリのギタリスト”でありながら
BassとDrumに異常な“スケベ心”
有する。
『いつかは己の理想形態のリズム隊で
 ・・・趣味と好み爆発で!』

と心に期してこそ居たものの、

その“いつか”っていつだよ(>_<)!

と7枚目を創り始めるにあたって
思い始めたのだ。

“この次こそは”
“明日なろう”と念じ続けて
はや齢五十、織田信長的に云えば
人生もう終わりである。
今後、何作リリース出来るのか?
と考えたら、せいぜい残された枚数は
100枚ぐらいだろうw
(・・・多いネどうもwwでも、ついこの間
 までは“永遠”と思ってマスタ( ゚Д゚))

折角、ほぼ理想通りの
願ってもないVo?が居る間に
(これは次回また詳しくw)
演らんでいつ演るのだ(屮゚Д゚)屮!!


・・・ってタイミングで、
ShadyGlimpseシンヤ氏が背中を押した!
『凸ヤマさんこそProTools買っちゃえば
 イイぢゃ~ん♪』


ユーキがロザリに馴染んで
習熟して行くTOURの日々の間、
09年夏はProTools導入に向けた
PCのグレード・アップと
“五十の手習い”、退職後のお父さんが
パソコン・スクールに通うが如き
マニュアル本と首っ引きでの
DTM習得に費やされた。

凸ヤマがBassやDrumもRECするに
際しての最大のネックは、
スタミナ(体力)とスタジオ経費である。
どちらの楽器も現役時代を遠く離れ、
リハビリと言っても、握力を始めとした
持久力低下が最大のネックであり、
それはスタジオでの効率低下を予想させ、
ひいてはスタジオ経費増大を
招くに決まって居る。

そこを一挙解決してくれるのが
ProToolsだったのだよ。

結論から云うと・・・
  (^_^;)SGシンヤ氏、ありがとうw


    つづく
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自分でライナー・ノーツw

2010-03-23 21:22:00 | ロザリンド戦記
未だ世に出ぬ
自らの音源について
手前味噌に語る、と云うのは
『音を聞いてもらって、聞き手の自由な 
 判断に委ねる』

って見地から行けば

野暮もイイとこ
な訳だが、

ネット普及による音楽配信、
旧来型の音楽産業システムの衰退、
価値観の一層の多様化、と
時代は激動し

極端な話、病気や障害や
俳優と結婚!なんて枝葉やら
CM映像で坊主になってみせて
広告代理店が仕掛ける、的
『話題性』が全て、ってのが
音楽産業の主眼になってしまい、
『口コミ』と云う煽動まで含めた
“情報”とやらが勝手に溢れて
踊り回る昨今、


大昔のLPレコードの裏面には
演奏者本人による解説が載ってた
時代も在ったコトを思い出し
(JEFF BECK GROUPの
 『TRUTH』とか、ベック自身による
 言い訳を含む解説ライナー付きでしたw)

『この素晴らしい歌を創った
 人は去年、交通事故で亡くなりました。
 あたしが代りにこの歌を・・・』

とか
『今から逆立ちしたままバカテク演奏して
 ご覧に入れます』

って“情報”を提供する訳では無いから、

( ゚Д゚)ま、イッカ♪

と開き直ってTRYしてみようと思ふw
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速報・出来たかもしれない(^_^;)

2010-03-23 00:15:00 | ロザリンド戦記
ROSALIND
結成15周年記念にして
渾身の7作目

題して
『NANACOROBI』
完成したかも知れない・・・。
発売は6月16日!
例によってULTRA VYBEさんより
リリース!

『ホントに好きなコトを思いっきり演った。
 反省はしていない( ゚Д゚)』 from 凸ヤマ


(プリントアウトをスキャンしたジャケ写なんで不鮮明ご容赦w)


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