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ROSALIND凸ヤマ翁の『Wスタな日々』

みちのくの御長寿旅バンド・ロザリンドの随想録。

INVASION U.S.A

2010-10-27 22:22:00 | 懐かし洋画地獄
『地獄のコマンド』
INVASION U.S.Aの巻

そうだよ、ローマの闘技場でブルース・リーに
蹴りまくられてたチャック・ノリス主演のB…(-_-;)
いぁ・・・C級アクション映画だよ(屮゚Д゚)屮

みんな( ゚д゚ )そんな顔でこっち見んな!
あ、逃げんなwブログ閉じんな('~`;)
ホントに面白いんだってば!夜中眼醒ました時BSで
たまたま映ってたら、絶対大笑いで手叩いて最後まで
観ちゃう拾いモノなんだからッ!信じてくれよ(屮゚Д゚)屮ase2

CIAかなんかに出動要請されても
『興味ないね』とワニ園かなんかに隠遁してる
滅茶苦茶強いヒーロー・チャック・ノリス。
亜米利加全土を恐怖の るつぼに陥れんとする
テロリスト集団の親分が、
(これがまた小欄『The Seven Ups』で御紹介
http://white.ap.teacup.com/yama-rosali/227.html#readmore
 しましたリチャード・リンチo(^-^)o♪)
昔チャックさんに顔蹴られたトラウマで
ナゼかテロより先に彼を襲撃。
そんで間違ってチャックの友達だった
おじいさんを殺しちゃったもんだから
却ってヤブヘビとなり、復讐に燃え
現場復帰した無敵のヒーローに
壮大な計画をブチ壊しにされると云う・・・

いぁ…(-_-;)だから そんな眼で見んなってw

911以前なもんだから、亜米利加全土を
恐怖に陥れるテロ、ったって凄いミクロなのw
上陸用舟艇数隻で米本土上陸した世界各国の
テロリストが(この上陸の際、カップル1組を惨殺w)
トラック数台に便乗して各都市に散り、
クリスマスの飾り付けに興じる郊外の4~5軒の住宅
にバズーカ撃ち込んでみたり・・・(^_^;)セコイw

でも、こっからが凄いんだってばwホントだって(屮゚Д゚)屮!
そのセコ~いテロの本筋は、
1,警察官に化けてヒスパニック住民の
  親睦PARTYを襲撃
2,治安維持軍に化けて
  スーパーに集う市民を乱射

って、凄い町内会的規模ながら、確かにジワジワと
多民族国家の人種対立を煽り、相互不信を募らせる
誠に巧妙な作戦!コレ実際、小規模にフットワーク良く
繰り返されたらボディ・ブローみたいに効いてくるハズ!
意外と大花火ブチ上げるより効果絶大かもw

んで、スーパー・ヒーローのチャックが
車で町内を散策しながら抜群の臭覚でテロリストを
発見、ひとつひとつ潰して行くの。なかなか痛快w

んで、どうやら“日本人のテロリスト"って設定
らしい方が、チャックにヤラれて断末魔に
『ベ~キエ~ロ!』ってラテン語みたいな
謎の罵りコトバを発するのよ(^_^;)w

それが、日本語で『バカヤロウ』って
言わせてるつもりらしいんだよね、どうもwww
そう判ると耳に残って残って( ゜∀゜)アハハハハ八八ノヽ


シナモンさんのカキコミで
それ連想しちゃったから書いたのサo(^-^)o

結末は、チャックさんを恐れる余り
挑発に乗って状況判断を誤ったリンチさん、
折角米国全土に散ってたテロリスト集団を
罠と丸分かりの“テロ対策本部ビル"に
ゴキブリ・ホイホイみたいに大集合させてしまい・・・

なんせ、チャックさんには絶対弾を当てられないから
勝てませんぬ…(-_-;)

メナハム・ゴーラン&ヨーラム・グローバス
のプロデューサー・コンビ
(小生の聞き齧りではイスラエル資本?)
ジョセフ・ジトー監督は
同じくチャック・ノリス主演で
ランボーの完全バッタものだった
前作『地獄のヒーロー』
“中ヒット"に味をしめ、本作へと雪崩込んだ模様w
(そっちは観ちゃ駄目(^_^;)w)





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ザ・セブン・アップスの巻

2010-10-11 18:40:00 | 懐かし洋画地獄
『重犯罪特捜班ザ・セブン・アップス
The Seven-Ups

この映画、御存知無い方が大多数なのでは?って
気がするのですが・・・(^_^;)
スティーヴ・マックィーン主演『ブリット』なら皆様、
御存知ですよね?あの映画や『フレンチ・コネクション』
の制作者フィリップ・ダントニ氏が自らメガフォンを取り
『マックィーンみたいな大スターを使わなければ
 もっと低予算でブリット並みのアクション映画が
 撮れるぢゃあるまいか?』
と思ったかは存じませんがw
はたまた『ブリット』でやり遺したアイディアが
たくさん在ったのか?
同じく刑事アクションの金字塔『フレンチ・コネクション』
のサブ・キャラで やや認知を得て
『ジョーズ』のブロディ署長役でブレイクする前の
ロイ・シャイダー氏を主役に抜擢、鉛の如くズッシリした
手応えの在る映画が出来ましたo(^-^)o♪
(何せ、プロデューサーとして上記名作2本で
 ピーター・イエーツとフリードキン間近で観て
 勉強したものか、ダントニさん監督上手いデス!)

有名な『ブリット』のカー・チェイスを明らかに
バージョンUPしてるのも さることながら、

逮捕すれば懲役7年以上は確実な重犯罪専門に
(タイトルThe Seven-Upsの由来)潜入&囮捜査を
仕掛ける“独立愚連隊”的特捜班vsマフィアの
設定や、警察官を語ってそのマフィア幹部を
次々誘拐し身代金を奪う二人組の殺し屋、
って三つ巴構図、それらを繋ぐ糸として
絡むシャイダーの幼馴染の情報屋・・・

本当に良く練られた脚本が冴え渡ります。

シャイダー率いるアクの強い特捜班は
余りに荒っぽいので警察内部でも疎まれてる、
とか(でも署長が守ってくれるw)
銃身切り詰めたショットガンとか、
シャイダーがジモティ(死語)で在るが
故の街の人々とのコネクションとか、
後に創られる幾多の刑事モノの基本
ディテールの手本と成る
“刑事アクション大好きo(^-^)o♪”って
スタッフが創ったなぁ、って小ネタ満載w

中でも秀逸なのが
身代金受け渡しに使う洗車場のアイディア!

(@_@)小生、コレ観たせいで
車乗ったまま自動洗車機に
入れなくなりましたwww


猛烈なカーチェイスでシャイダーさんに
追われた犯人が、大型バスの前に車を潜ませ、
追い越し掛けて来るトコロをショットガン
で待ち構えてるのを
バス運転手の機転で間一髪躱すシーンなんか、
今見ても手に汗モノです♪

ですが、この映画でシャイダーさんも
吹き飛ばして圧倒的な存在感を放ったのが
冷酷な殺し屋役の
リチャード・リンチ!
名前は御存知
無くとも、この顔に
ピンと来た方は
いらっしゃるのでは?
リンチさん、万年悪役で
ございますが、何が怖いって
“冷酷は冷酷なんだケド、自分が追い詰められると
 結構オロオロする”
ってキャラが
怖いんですよ~('~`;) 残忍無比なクセに
『冷静』ぢゃ無いんだモン!
( ゚Д゚)絶対ソレが一番始末悪い!と思う凸ヤマでしたw

この『ザ・セブン・アップス』
スーパー級の“拾いモノ”映画で在るコト
請け合いデス(o^-')b

最後に、シャイダーさん知らぬ間に亡くなってました。
合掌(T_T)

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『空軍大戦略』の巻

2010-10-08 23:49:00 | 懐かし洋画地獄
『BATTLE of BRITAIN』
が一体どうすりゃ『空軍大戦略』って邦題になるのか
誰か説明ぷりーず('~`;)

第二次大戦、攻勢を極めたナチス・ドイツによって
フランスから追い落とされたイギリス軍の、
空戦による本土防衛(圧倒的劣勢下での)を描く本作の
白眉は、なんといっても大空狭しと飛び回る
第二次大戦当時の英独両軍の花形実機の勇姿♪

一部の『ボク、戦争は絶対イケナイと思うんだ』君と
『俺は戦車と塹壕以外には興味無いね』君を除けば

スペイン空軍から借り出したと云う
スピット・ファイヤやホーカー・ハリケーン、
メッサー・シュミットやHe111 ハインケルが実機で
飛び回る絵に心踊らないBoysは存在しないハズ( ゚Д゚)!
(断言かよ(^_^;))

撮影当時、スペイン空軍に『飛行可能な実機』が遺ってた、
って事実にも相当驚愕ですがw

モチロン、CG以前の時代なので 機数水増しのアニメ処理
なんかもゴザイマスけれど、実機のエンジン音ひとつ取っても
これは戦闘機映画不朽のマスター・ピースと云えますよネ。

小生が大好きで、長年自室天井から急降下爆撃のチャンスを
覗い続けるユンカースJu87 通称シュトゥーカに至っては
独立シークェンスを与えられ
“順主役”級の扱い?w

ドラマ部分に眼を転じても、話自体が
英国史上名だたる武勇伝で在り
映画化に際しても、我が国で云うならば
錚々たるオール・スターキャストによる
『御存知・赤穂浪士』並みの国家総動員体制。

出演キャストは
英国俳優協会の紳士録“国際俳優”欄に
等しいのでは?とすら思える布陣デスw

サー・ローレンス・オリビエ、ロバート・ショウ、
クリストファー・プラマー、マイケル・ケイン、
エドワード・フォックス、マイケル・レッドグレーブetc,etc

出てないのショーン・コネリーぐらいぢゃね?って勢いw

戦争映画の定番的くすぐり?も いづれも秀逸。

鬼隊長ロバート・ショウが 新しく配属された新米パイロット
を訓練する際に、後ろを取って
『ダカダカダカダカ・・・』と口で行う機銃掃射。

撃墜されたエドワード・フォックスが民家の温室に
パラシュート降下すると、その家の少年が
庭に走り出て煙草入れを差し出すウイット。

ポーランド義勇空軍が英国空軍として活躍する
エピソード自体も心踊るモノですが、その一人が
やはりパラシュート降下した際、英国のお百姓さんに
囲まれ、英会話ハンドブック片手に
『グーテル・アフタルヌン!』と愛想よく挨拶
するも『なにがグッド・アフタヌーンだ、この
ボルシチ野郎め!』と勘違いされて連行される
ギャグ(実際はロシアも友軍なんですがね(^_^;)w)
は、小生の大好物のひとつo(^-^)o♪

んで、正真正銘“紅一点”としてスザンナ・ヨーク
が登場するのデスが
この英軍婦人部隊の制服の凛々しいコト!
不肖凸ヤマ、
断じて“制服フェチ”では
無いのですが、この
タイト・スカート
にはチョット
やられました(^_^;)w


おまけに、まるきり華の無い
本作に無理矢理
娯楽要素注入の為、



スザンナさんが上は軍服のシャツで下は 
ぱんつとガーターベルト
、って衝撃の荒業を披露。
これが
他に一切お色気シーンの
無い本作にとって
メガトン級の爆弾となり、
頑是無い少年の心に
深く刻みつけられたコトは
間違いありません(^_^;)
これが、40年の時を経て
『上は軍服、下はパンツ』
の衝撃を まざまざと蘇らせる
『ストライク・ウィッチーズ』
に結実したであろうコトは
疑う余地がありません。あのネ申アニメも、
撃墜王が登場人物のモチーフなのですから、
制作スタッフがこの“空戦映画の聖典”を
見過ごしているハズが無いではありませんか!


最後に、この映画に関する最も個人的な感慨に
なりますが・・・スザンナさんとクリストファー・
プラマー演じる男女のスレ違いっぷりに、
当時小学生だった凸ヤマは既に将来を悲観する
モノが在ったのを鮮烈に記憶して居ります…(-_-;)

スザンナ奥様の“ツン”と“デレ”のタイミングと
バランスが非常に悪く、それでは男が報われないナ('~`;)
と暗澹たる気持ちになったのでした。
(どんな餓鬼だ?何処が“頑是無い”んだw)

もちろん、“ツン”行使は魅力あるレディの特権と
申せましょう(o^-')b

ですが、年中&恒常的な批判、否定、拒否に
晒され続けて嬉しいオトコなど居るワケがありません。
(趣味嗜好性癖的に異論の在る方もおいでか?(^_^;)w)


言い換えれば“ツン”行使と“デレ”見せの用法用量
を守って正しくお使い下さい、の
タイミング、バランス感覚に長けたレディこそが
『イイ女』と言えるのでは無いでしょうか?

一方的に追い詰められてばかりでは、
『窮鼠猫を噛む』の諺も在り。

この『BATTLE of BRITAIN』が正しく
窮鼠が猫を噛んだ戦史の実例なのですから。

( ゚Д゚)き・・・決まった!プルプル


余談ながら、ズバ抜けて素晴らしい
血沸き肉踊る“空戦テーマ”がこの作品の
サントラとして在るのですが・・・
ロン・グッドウィンさん作、と信じて
今日まで愛聴してるんですケド
当初ウイリアム・ウォルトン氏が
スコア担当で、後に差し替えって・・・( ゚Д゚)
小生の愛聴曲、如何にも“グッドウィンさん節”
なのですが・・・違ってたらヤダなぁ('~`;)

本文で小生が触れたシーンをほぼ網羅する動画w
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『影なき狙撃者』の巻

2010-10-04 21:09:00 | 懐かし洋画地獄
『影なき狙撃者』
THE MANCHURIAN CANDIDATE

ジョン・フランケン・ハイマー監督の作品としては
不肖凸ヤマ的に『ブラック・サンデー』と双璧の傑作と
感じるのですが、駄目でしょうか(^_^;)?

米ソ冷戦時代の陰謀譚なワケですが、
政治と言う愚劣なゲームに向けた
本作のアイロニーは、時代を問わず未だ有効w

馬鹿そのもののキャラで『赤狩り』を
推進して見せる政治家が 実はソビエトの
スパイに操られている、って
“逆プロパガンダ”構図は
我が国の街宣右翼さんの実情と被って
誠に興味深いですな♪

洗脳、催眠術を用いた破壊工作、暗殺
による陰謀ストーリーなのですが、
奇想天外な洗脳の経緯が陳腐にならない
重厚な脚本が お見事デス。小生は好きデス。

シナトラさん演じるマーコが夜毎の悪夢に
悩まされる導入部から、
朝鮮戦争を共に戦った かつての
戦友が 実は同じ悪夢に苛まれて居る・・・と
解るシークエンス以降のサスペンスの
加速っぷりは、さすがフランケン・ハイマー
監督、剛腕っぷりを遺憾無く発揮w

物凄~く イケ好かない人物として当初描かれる
ローレンス・ハーベイ氏が、避暑地で
めぐり逢う恋の回想エピソードは
そこだけ抜き出しても恋愛映画の古典みたいな
素敵なエピソードで、
蛇に噛まれたハーベイ氏演じるショーを
見付けた可憐なお嬢さんが
『貴方が蛇に噛まれたと知ったら
 父が大喜びするわ。父はずっと蛇に気をつけろ、
 って皆に触れ回って、誰にも相手にしてもらえ
 なかったんですもの。』
と微笑みながら自らのシャツを割いて
傷口を縛る水着姿が とってもCUTE(o^-')b

その恋模様が素敵であればある程に、
やがて襲い来る悲壮な運命との対比が
キュっと痛いワケで。

その恋人の父がハーベイが嫌悪する彼の継父の
政敵、と云う設定も脚本の妙。

その お洒落な恋愛会話と、それを機に
“嫌なヤツ”を返上してチャーミングな人物に
変容して行く悲劇の犠牲者を、クールな二枚目
ローレンス氏が見事に好演。ハマリ役ですね~♪

シナトラ氏は、己が悪夢に解決を見て以降は
一応ハーベイ氏の背負った
非業の運命を救うべく苦悩葛藤、奮戦するのですが
本作では“狂言回し”に終始の感有り。
(歌も歌わないしねw空手は見せるケド♪)

ジャネット・リーが列車でシナトラを逆ナン?
しつつ彼を支える、
男性の都合と願望を全て叶えた菩薩様の様な
“イイ女”を演じて居りますが、ストーリー以上に
『そんなアホなw』って彼女の振る舞いが、
逆に“添え物”感を払拭して、印象深いキャラに
仕上って居るのでは??w

ちなみに、洗脳結果を発表するシーンで
シナトラ達が見てる“婦人会の植物講義”って
幻想シーンは、一度観たら 脳裏に残りますぜ旦那♪

んで、最後に・・・実はトンデモナク素晴らしい
オープニング・テーマで、サントラ史上でも名曲の
扱いになるべき 本作の映画音楽が・・・YouTubeで
見つけられないase2

('~`;) ひょっとして、デンゼル・ワシントンで
リメイクになってるのかな?誰か教えてプリーズw

残念ながら テーマ音楽の鳴ってない予告編 ↓
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