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ROSALIND凸ヤマ翁の『Wスタな日々』

みちのくの御長寿旅バンド・ロザリンドの随想録。

Allegro Con Fuocoの巻

2013-06-26 10:01:00 | 褒め殺しスタジアム

 昨年、例によって
 鉄カブトのお世話に
 よって沖縄ライヴ慣行
 の際、共演して下さった
 Allegro Con
   Fuoco

 (実にゴキゲンな
  ジャケットぢゃ
  ございませんコト?)
 
 さんの音源が!
 ライヴの際の凸ヤマの
 衝撃度に関しては
 “全身鳥肌の
  ビックバード”
 状態だったワケですがw

 その時のライヴも、 
 この音源でもドラムを
 叩いてるkenさんと云うのは、 

おそらく凸ヤマが初めて鉄カブトを観た際のドラマーさんで、
最近また鉄カブトに復帰なさったkenさんだと思われ。


実際にはメタルを全く知らない凸ヤマなので、この
Allegro…が何ジャンルに細分化されるメタル
(デスとかスラッシュとか)なのかは存じませんが、
今作にも含まれる『Torture』と云うナンバーの
間奏部では、ライヴの時と全く同じく、全身が総毛立ちました(^_^;)

鉄カブトの名曲『SALVATION』を聞いても同様の症状に
陥るので、案外凸ヤマはkenさんのドラムにヤラレ易い?
のかも知れないのですがw
Allegro…の場合、Sutohさんとサカグチさん(B)が刻み出す
瞬間のカタルシスもまた凄まじく、
総合力の勝利と云ったトコロでしょうか?

非常に朴訥な感じのSutohさんのVocalが
これまたこのBANDの味わいの一つになって居り、
凸ヤマは好きです。どの曲も非常な大作で、
イントロから3分経過してもなおVocalが入って来ない、
なんてのはザラなのですが、その構成の中に在って
SutohさんのVocal登場のタイミングは有効なアクセントです。
(RadioフレンドリーなBANDとは
 とても申せませんwロザリならAllegroのイントロの間に
 1曲終わってるww
 アルバム冒頭、パイプ・オルガン風の荘厳極まる
 ミサ曲の如きオーバーチュアが在るのですが、
 それすら3分以上♪徹底してますw)

インストの展開部がプログレ並に長いので、
Vocalの登場割合は非常に少ないのですが、
『Torture』にしても『Terror Network』にしても、
まるきりのメタル・リフの嵐の様で居ながら、実は
Sutohさんの創るメロディ・ラインとコードの関係が
凸ヤマ的に心地よい、って点が一番この
Allegro Con Fuocoにビビビと心惹かれた
肝なのかも(o^-')b♪

『速く、情熱的に興奮して』と云う楽典用語っちゅうか
譜面に書き記す速さの指示をBAND名に冠した
この沖縄の名BAND。正しく、『Torture』
5分過ぎの間奏こそが、“名は体を表す”♪
(いあ、イントロも超カッコイイよ?)

</object>

また共演出来たらウレシイ
のだけれど・・・Kenさんが鉄カブト復帰では
同日二現場は厳しいのでは・・・('~`;) ?

( ゚∀゚)o彡°あ、そかw次に沖縄行った時は、
3日で2本とか演ればイイのかッ!?ww


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Afreudの巻

2013-06-26 09:34:00 | 褒め殺しスタジアム

 先日、高崎Asile
 ご一緒した、前橋の
 Afreudさん。
  (アフロイト)
 一言で表現するなら
 このTRIOは
 “インテリ”でしたね♪
 各人の楽器に対する
 姿勢や演奏傾向、
 高度な作曲技術に
 アレンジ能力。
 もっと言えば、何処の
 馬の骨かも判らぬ
 岩手県から来ました、
 な~んてロザリに
 接してくれる物腰に
 至るまで。




あ~( ゚Д゚)この子達は頭のイイ子達なんだな、と思えました。
テクニックひけらかす系では無いものの、実に芳醇なストラト
・サウンドで自身の曲や詩に見事な彩りを添えるアルダ君のG。 


リズム隊の御二人も、確実に各々Playerとしての
アイデンテティーを楽器、機材、演奏スタイルに
投影して居り・・・それは非常に大事なコトで、
『自分固有の色として主張・表現したいモノが無いのなら、
 なんの為にBANDなんか演るんだ?』
と、
毎度ロザリに新加入したメンバーが凸ヤマから喰らう
大説教
のPOINTでございます。
Afreudの御三方は、そこをきっちりクリアしてるからこその、
“ROCKバンド”でございました。

歌モノ、と一口に申しましてもロキノン系やら下北沢ギタポ系は
どこの地方でも押し並べて無個性無主張、
ただの雰囲気モノマネに過ぎないにも関わらず、メジャーっぽい
口当たりの良さだけで無垢なお客さんの支持を取り込み、
大概の場合に於いて“BAND屋”としては誠に鼻持ちならない
輩が跋扈するジャンルなのですが(^_^;)

このAfreudに限っては、
第二期JeffBeckGroup的なSoul&Funkグルーヴすら
匂わす楽曲で、演奏も実にセンス良くスマート♪

…(-_-;)惜しむらくは、
『凸ヤマが高く買えば買うほど
  邦楽の売れ線にはほど遠い』

の法則にバッチリ乗っかってしまってる感がございますが・・・
頑張ってくれ、Afreud(≧▽≦)ゞ君達は間違いなく
『素敵なROCKを“ちゃんと”演ってる』のだから。
凡百なギタポBANDになんざ負けるな!(o^-')b
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JUNKY WALTZの巻

2013-03-19 13:45:00 | 褒め殺しスタジアム
ラーメンばっかり喰ってたはずの岐阜のHASH-ROYAL
率いるJUNKY WALTZ、6年ぶり・2枚目となるフルアルバム
「THE WORLD OF DOOM AND ROLL」

 (^_^;)困ったな。何を何処から
 語れば良いのか・・・?
 まづ“ギターの音が死ぬほど
 カッコイイ”
と思いマス。
 OPENINGなんざゾクゾクします。
 この世の中、1曲目の
 『Brothers of blow』
 の間奏リフ聴いて
 『A National Acrobat』
 キタ━ヽ( ゚∀゚)ノ┌┛)`Д゚)・;'━!!
 とか叫ぶヒトばかりで無い
 とは存じますれどもw(^_^;)
 今作のプロデューサーが、
 かの
 ETERNAL ELYSIUM
 岡崎さんであるコトに
 触れずにやり過ごすのは
 不可能かも知れない…(-_-;) 


ギター・サウンドのカッコ良さ。パーカッション導入の見事さ。
フレットレス・ベースと云う特殊なサウンド要素の処理の仕方、
定位的なその置き場所・・・などなど、
凸ヤマが極めてミーハーな岡崎さん信奉者で在るコトを
差っ引いても、その凄さは間違い無く多くの人に伝わる
はず。このアルバム聴いたら、
『(;¬_¬)俺達もプロデューサーとか要るかも・・・』
と、ついつい思ってしまう、プロデューサーな凸ヤマでした…(-_-;)

『ハード・ロックにフレットレス・ベース』だと、
不勉強な凸ヤマはトニー・フランクリンぐらいしか
思い浮かばないワケですが、ジョン・サイクスや
ジミー・ペイジは、今回のHASHみたいなゴッツイ
ギター・サウンドを弾き出さないので、
このアルバムに於けるベースのイコライジング
とか居場所の方法論は世界初では無いかしら?

6年前の作品でのJUNKY WALTZ
“METALICAのジェームスが
 ザックみたいにギター弾きながら歌う
 チャート・アクションも狙えるキャッチーなメタル・バンド”

だったと思うのだが・・・
(('~`;) HASHに怒られっかな・・・ヤツ、厳しいからなぁw)

基本、そこは変わってないデス。
HASHの歌メロはやはり
METALICA以降のモノだし、
ギターのプレイ・スタイルも近代のモノ。
オブリのフレーズとか、ピッキング・ハーモニクスの出し方
なんかが明確に90年代以降のモノ。
(年齢的に当たり前なんですけどねw)

でも、ギター・サウンドとテンポが
70年代風DOOM色炸裂!な感じw(^_^;)

凸ヤマ、70年代フリークではありますが
“ビンテージ・ギターにオールドのAmpで
 カールコード使わないとアノ音は出ない”
的な
考え方には全く賛同出来ない派でございます。
70年代のスピリッツやフレイバーは尊重しつつ、
現在のテクノロジー使って新しいコト演りましょうよ、
って思想です。それは単なる懐古趣味に陥らない為の
自戒だったりもします。

にも関わらず、このサウンドで近代の奏法を
現実に耳にしますと、予想外な違和感も覚えたりしてw

それは取りも直さず、本作で
JUNKY WALTZが打ち立てた
“新しいコト”であり、若い世代には、これが
すこぶる新鮮なモノで在って欲しいと思いますね。

そう、凸ヤマに取っても初めて耳にする
かつて無かった組み合わせの『ミクスチャーの新しい形』
が、「THE WORLD OF DOOM AND ROLL」なのです。

余談ながら、
HASHの壮絶なギター・サウンドと
がっぷり四ツ、で猛烈に主張するフレットレス・ベース・・・
なんですが、意外やドラムは独り冷静沈着&淡白に
近代的アタックの音とテクニックで、
所謂
“ゆるめに張った大口径ベードラに
 ビーター目一杯伸ばしたペダルで
 皮を舐める様に脚力だけで粘り倒す”
とか
“2つ打ち多用でゴーストか何か
 判らないくらいスネアこすって間を取ってる!”
とか
“タム回しのリットが大仰すぎて椅子から転げ落ちそう!”
って70年代的古色蒼然ドラム・スタイルでは
全然無いのも新鮮な違和感の一因ですかね?(^_^;)
ま、そのバランス在って、初めてギターとベースの
圧倒的主張が可能だったのでしょうけれど。
コメント (3)
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ShadyGlimpseの巻

2013-03-19 13:30:00 | 褒め殺しスタジアム
いよいよ20日に迫った、春のパン祭り級の
日本の奇祭w『CDシングル2枚同時リリース』の怪w

 通算6曲なのだが、果たして
 『片方しか要らない』って
 御仁が居るのか?と問いたいw

 前作でOFF SPRING的な
 パンキッシュ風味のPOPSを
 チラ見せして居た
 ShadyGlimpseがしかし、
 今回ブチかまして来たのは
 ナニ在ろうKISSだよKISS
 『Blind Outta Hell』
 キャッチーなメタル、をそっち方向に
 漂着させてる日本のバンドを、
 凸ヤマは寡聞にして知らない。
 


無論、CDシングル2枚通算6曲が全編KISS
ワケが無い。相手はShadyGlimpseで在る。
“ハードコア的アプローチが出来るスラッシュ・メタル”だった
ハズの彼等は、或る時期を境に『自分達の音楽を創りだす』
旨味に目覚めてしまった。そうなったら単調な一筋縄で
済むワケが無い。

敢えて“和製GENTLE GIANT”と云うマニアックかつ無茶な
呼称を用いたくなる変態的リズム・チェンジも、
もはやお家芸。自家薬籠中、伝家の宝刀待ってました♪だしw

以前の『愛咲夢美死~asakiyumemishi~』の時から
始まった“和のテイスト”、日本語歌詞の部分導入も
Shadyが誇るインテリ、タケイちゃんが食欲には
負けながらも研鑽を積んで洗練され、ましてや豪州ツアーを
成功させた彼等は『日本のバンド』と云う主張を織り込まねば
ならない使命感にも燃えているだろう。それは必然だ。

今回はOFF SPRINGを飛び越して、
青春パンクかメロコアか!?と呼べる程に
キャッチ~極まるサビなども登場する『Colors』や、
無論、スラッシュ・ナンバーとして
“これが在ったら文句無いだろ?”と用意された
『Triumph to Ruin』などは、スラッシュを
良く知らない凸ヤマの如きが聴いても、全盛期のANTHRAX
を彷彿とさせ、老骨に鞭打ってモッシュしたくなる
素敵さだ♪

震災被害からたまたま静岡に疎開、余りの絶妙なタイミングで
Shadyベーシスト欠員の穴をホールインワンで埋めた
ex.NAMAZのトモゾーも人的バランスとして絶妙、
近年のShadyが織り成す多様なリズムの中で、
トモゾーが弾いたと俄には信じ難いほどスイングした
ベース・プレイを聞かせてくれる。Shady音源に於ける
ベースのスキルが前作より数段向上して居るのは間違いない。

何より、ギターとドラムのサウンドがザラついて居るのが
実に心地よく、好ましい。タケイちゃんの喉の歪み具合も
良好だ♪

この狭い日本のラウド&ヘヴイ業界は人材難で在る。
PullingTeethの後任人事がジンちゃんに決まって、皆が
『('~`;) そりゃそうだよな・・・』と思うほど
この世界は狭いし、中でもドラマーの人材難は深刻。
そんな中、西山は“日本の希望”だ。
(攻殻機動隊的に言うなら『日本の奇跡』か?(^_^;))

ハイ・スピードなブラストをKeep出来るヤツは
うねる8ビートが叩けない、と云う
“あちら立てればこちらが立たず”なドラマーが多い昨今、
KING'S EVILとの共演からTWISTED SISTERのカバーまで
こなせる人材は超希少である。
今回のレコーディングでもそのポテンシャルが
遺憾なく発揮され、しんやの苛烈極まる要求にほぼ完璧に
応えている。
今や、西山がコケたら日本のラウド・シーンが傾くと
言っても過言ではないだろう。

ShadyGlimpse,ただいまBANDとして超イイ感じ。
絶好調な4人である。

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(^_^;)確かにVULGARHEADの

2013-02-21 17:56:00 | 褒め殺しスタジアム
ないしecdysis鎌野っちであるコトは間違い無いデスな(^_^;)
プロレスやってるのも観た事在るし、一体全体
どう云った経緯で今、コレ演ってんのか知らないが・・・
面白過ぎるwwww(≧▽≦)ゞ
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