『雨のゝちに、雪ふりにけり。雪のうへに 沓(くつ)あとつくる我は ひとりを』
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我が忸怩たる人生を振り返って見れば、雪はなくとも、とぼとぼとした我が足跡が見える。
これから往く先のほうを見れば、我が足跡は当然見えない。
が、見えるような気もする。あいかわらず、とぼとぼと、頼りなく、寂しげに続いている。
寂しげに ? なにが寂しいのだ ? 寂しさを寂しがるという甘えか。
そう思うと、振り返って見える沓(くつ)あとも結局は甘えの跡だったらしい。
それが忸怩たる所以なんだろう。
これから往く先のほうを見れば・・・何処で其の足跡は消えるのだろうか。
今それが気になるようにも思えるし、気にならないようにも思える。
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わが こころ きずつけずあれ ・・・
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我が忸怩たる人生を振り返って見れば、雪はなくとも、とぼとぼとした我が足跡が見える。
これから往く先のほうを見れば、我が足跡は当然見えない。
が、見えるような気もする。あいかわらず、とぼとぼと、頼りなく、寂しげに続いている。
寂しげに ? なにが寂しいのだ ? 寂しさを寂しがるという甘えか。
そう思うと、振り返って見える沓(くつ)あとも結局は甘えの跡だったらしい。
それが忸怩たる所以なんだろう。
これから往く先のほうを見れば・・・何処で其の足跡は消えるのだろうか。
今それが気になるようにも思えるし、気にならないようにも思える。
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わが こころ きずつけずあれ ・・・