釋超空のうた (もと電子回路技術者による独断的感想)

文系とは無縁の、独断と偏見による感想と連想と迷想!!

及び釋超空のうたとは無縁の無駄話

82 『雨のゝちに、雪ふりにけり・・・』

2013-03-24 10:07:04 | 釋超空の短歌
『雨のゝちに、雪ふりにけり。雪のうへに 沓(くつ)あとつくる我は ひとりを』
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我が忸怩たる人生を振り返って見れば、雪はなくとも、とぼとぼとした我が足跡が見える。

これから往く先のほうを見れば、我が足跡は当然見えない。

が、見えるような気もする。あいかわらず、とぼとぼと、頼りなく、寂しげに続いている。
寂しげに ? なにが寂しいのだ ?  寂しさを寂しがるという甘えか。

そう思うと、振り返って見える沓(くつ)あとも結局は甘えの跡だったらしい。
それが忸怩たる所以なんだろう。

これから往く先のほうを見れば・・・何処で其の足跡は消えるのだろうか。
今それが気になるようにも思えるし、気にならないようにも思える。
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わが こころ きずつけずあれ ・・・

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