ココロのかけら

心のかけらを集めたら
君につながった
ここにつながった
透明なガラスのような
ココロのかけら

今そこにある危機

2006-01-18 | 


空一面
大きな網目のように広がった
雲が大きく
動いていた


立ち止まった僕は
考え事をしていた
この社会は
どこかおかしい


お弁当を買った僕は
ビニール袋を拒否した
「大丈夫ですか?」と
店の人は不安げに訊いた


なぜだか分からないけれど
僕にはそのビニール袋が
ものすごく邪魔だった

僕は考えていた


いったいいつから人々は
道や公共の場に
ごみを捨てるようになったんだろう?

いったいいつから人々は
使い捨ての道を
選ぶようになったんだろう?

いったいいつから人々は
すべてをコンクリートの塊に
変えてしまったんだろう?


いったいいつから人々は
魂をお金に
変えてしまったんだろう?

いったいいつから人々は
大切な言葉を
カタカナに売り渡してしまったんだろう?


いったいいつから人々は
緑を壊すことに
平気になってしまったんだろう?


このままでは
この国は
世界は滅びる
目の前の白い雲が
灰色の闇にならぬよう
何かしなければ

なんとかしなければ



僕はどうしても
ビニール袋をもらう気にはなれなかった

僕はどうしても
ビニール袋をもらうわけにはいかなかった




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