文明化重視から文化再生へ、日本の文化の根源を支える、生業(なりわい)。その再構築にIT技術の導入を

ふゆみずたんぼで生態系保全農業。商工業はIT生産技術。出版はXMLフオーマット、フルバッチ制作で再構築を.

採砂船の活動中止も必要です

2005-05-28 19:16:07 | 水質浄化:茨城県霞ケ浦及び周辺域
 霞ヶ浦の問題点を、昨年秋から多面的に議論して来ました内容は、水面を硬直的に高くしたまま、どの様な考え方でこれからを展望しているのかを知りたいところです。

 いま、潮の流れが開発から、自然再生へと丁度正に切り替わるよどみの時期です(潮止まりと言います)今回は大潮、しかも高潮レベルでの流れの激変でしょうから、全てが逆転を始めると、一気に流れが強くなると思います。
 謙虚に今までの議論を取り入れて頂き、基本的には霞ヶ浦ダムを、本来の自然湖の状態に戻す。
具体的には、霞ヶ浦の湖岸に昔の汐入を含め、湿地を取り戻す
(1) 霞ヶ浦の採砂事業の即時廃止
(2) 浚渫行為の即時廃止
(3) 水門の運用の弾力化(アサザ基金提言も一案)
(4) 水位の弾力運用、特に春の水草発芽時期での大幅 な水面低下策の導入
(5) 護岸堤防の大幅な取り払いと汐入の復活策
などの施策を、検討項目に加えて頂きたいとお願いをします。
(6) 霞ヶ浦の再生への研究手法を、土木・建設手法から、生態系の横断的な判断のできるメンバーへの入れ替えが必須だと考えています。
(7) 霞ヶ浦周辺での、江戸時代まで遡った文化史を再度共同研究が必要です。霞ヶ浦の再生にはそこで生計を立てていられた方々と、歴史的な経過を再認識する必要性が高いからです。
(8) 茨城県は、かってすばらしい水郷地帯でした。その原風景の再生こそが、真の目標だと思います。茨城県の湿地の90%を干拓でつぶしてきています。その復活として数値目標を20年後に30%程度が適正かと考えています。その観点からは霞ヶ浦に汐入と干潟を復元したら、数値目標に大きく貢献することでしょう。
 これらは全体構想としても、可能だと考えています。如何でしょうか。皆様のご意見もお願いします。

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