文明化重視から文化再生へ、日本の文化の根源を支える、生業(なりわい)。その再構築にIT技術の導入を

ふゆみずたんぼで生態系保全農業。商工業はIT生産技術。出版はXMLフオーマット、フルバッチ制作で再構築を.

日本チョウ類保全協会のこと エコメッセ 2014-12-14

2015-04-08 22:30:18 | 里山に託す私たちの未来-再生策を探る
 

2 日本チョウ類保全協会のこと
 市民団体として歴史は長いが、その中でしっかりと日本国内の蝶類に関する文献的な書籍と、この素晴らしく完成し、かつ優れた印刷技術にも感心し驚いたが、何より之からの活動方針を伺って、その真摯な姿勢と会員の団結力と、その一貫した全員参加、全員意見一致の上でのに国に対しての発言力の強さに感銘をした。
 子供たちが、街中や公園や野原で捕虫網を持って虫を、蝶々を追いかけて夢中になる、しかし原則として採集した蝶やクワガタなども良く観察した後は、魚釣りの「キャッチandリリース」のごとくなるべく早く、そっと放蝶するか元の場所に戻してあげることを義務付ける。
 そして大事なことは、自宅やクラブなどや学校などで、身近なアゲハチョウやモンシロチョウなどの特に蝶の幼虫を飼育する機会を増やしたり、里山と里山、庭先などで最適な食草などの交換によって、蝶類でも,鳥類でのコリドー(移動できる道)づくりをしたり、身近に生き物との触れ合いと、その生きざまを観察する機会を、子供たちに持たせることが肝要だということを訴えかけていることに同感しました。
 こちらで「庭のちょう」を300円で購入しましたが、その内容はすごいの一言。この日本チョウ類保全協会発刊で、この1冊で如何にこの協会がしっかりとした市民団体であるかが十分に理解できるだけでなく、実際に自宅の庭などで早速飼育して、卵から幼虫、蛹になって、羽化の様子をみて、青空に放蝶してあげるまでをすべて子供たちと親が一緒になって見たいという誘惑にさらされるだろうと思います。実際アゲハチョウでも、幼虫になってあしなが蜂に団子にされたり、スズメに食べられたり、蛹から寄生蜂が飛び出したり、まさに人生に関わることを身近に原体験できるという、その意味で社会的な反応が知りたいものです。

荒尾 稔さんの写真
荒尾 稔さんの写真

最新の画像もっと見る

コメントを投稿