2004年12月2日 22:27[satochiba:0737]掲載
印旛沼の水位を、春の1年生草本の芽生えに合わせて、かっての自然湖の水位に水面を下げる
印旛沼の自然再生には、最も重要な要素と思います。
自然界では春の1年生草本(藻や底棲植物)の発芽時期に、その生息環境が干潟であったり、極めた浅い水面となって日が良く当たれば発芽出来ます。そして夏に向かって水面をあげていく方法の採用が自然に添った考えだと思います。
現実は、印旛沼の利水の相当部分が、春の田植えのために周辺の乾田化した田んぼに流す為に、大量に水を貯水します。乾田化が進むほどますます大量の農業用水を要求し、それがさらに湖沼の汚濁を招いているのではないかと思われます。
その対策として、冬期湛水水田化や休耕田の溜池化→湿地化による通年田んぼでの循環型湛水や、春に早期(1ヶ月以上)に湛水することで、結果として印旛沼の水面を下げる事がかなり可能ではないでしょうか。
印旛沼の水位を、春の1年生草本の芽生えに合わせて、かっての自然湖の水位に水面を下げる
印旛沼の自然再生には、最も重要な要素と思います。
自然界では春の1年生草本(藻や底棲植物)の発芽時期に、その生息環境が干潟であったり、極めた浅い水面となって日が良く当たれば発芽出来ます。そして夏に向かって水面をあげていく方法の採用が自然に添った考えだと思います。
現実は、印旛沼の利水の相当部分が、春の田植えのために周辺の乾田化した田んぼに流す為に、大量に水を貯水します。乾田化が進むほどますます大量の農業用水を要求し、それがさらに湖沼の汚濁を招いているのではないかと思われます。
その対策として、冬期湛水水田化や休耕田の溜池化→湿地化による通年田んぼでの循環型湛水や、春に早期(1ヶ月以上)に湛水することで、結果として印旛沼の水面を下げる事がかなり可能ではないでしょうか。