マニラにマンションを買うに当たり、フィリピンの不動産会社に過去に色々と物件を紹介してもらいましたが、言葉の壁等の事情で中々うまくいかずストレスたまりまくりでした・・・
そこで・・・しょうがなく、日本人が経営しているフィリピンの不動産会社に頼る事にしました。
(フィリピンだけでなく海外で日本人用の商売している日本人って、日本人を食い物にしている人が多いから、あまり頼りたくはなかったのですが・・・)
物件の紹介と案内だけでもお金を取るという事だったので、違和感を感じましたが、そこは国が違えば事情が違うと妥協して承諾
(案内費が、普通のフィリピン人の月収に匹敵する金額ですよ・・・)
私が最低限の条件を出したのは・・・
1.洪水の無い場所
2.安全な場所
3.セキュリティーがしっかりしているマンション
何件か案内してもらい、気に入った物件があり、上記の条件を確認したら・・・
当然、日本人に日本語でですよ・・・
「ここは、絶対に洪水はない場所ですし、安全な場所だし、このマンションはフィリピンでも最大手のマンション会社が建てた物件だからセキュリティーもしっかりしています。」
との事だったので、手付金を払って購入に至った訳なんですが・・・
昨晩2泊3日のビーチリゾートから帰ってみると・・・
大雨・・・
下を見ると・・・
大洪水で、マンションの駐車場に車が入れない状態になってるし・・・
(上記写真)
だまされちまったかい???
だいたいその会社とは手付金を払ってからもゴタゴタ続きで、案内時に説明された内容の殆どの約束は守られませんでした。
入居までにはインターネットをつないでおくとか、家具を格安で販売している場所を紹介するとか、ウォシュレットを取り付けてくれるとか、困った事が起きたら日本人スタッフが責任を持って対処するとか・・・その他もろもろ・・・
購入の際の手数料や税金等の説明もメチャクチャだし・・・
日本に送付すると約束した書類も全然届かないし・・・
終いには・・・
「案内の時に立ち会ったスタッフは辞める事になってるんです。」だって・・・
でも・・・
温厚な私は、全てを妥協しました。
しかし、ウォシュレットの件だけは妥協できない。
代表者に話をしました。
「あなたは会社の代表者なんだから、スタッフが言った嘘の責任はあなたが取るべきではないんですか?」
「この国では全てが自己責任なので、スタッフの言った嘘の責任は会社としては取れません。」
予想通りの回答・・・
「わかりました。全てを妥協します。しかし、ウォシュレットを責任を持って取り付けると言った件だけは納得いきません。あなたも会社の代表者なら、その件のみは責任をもって対処してください。それが駄目なら、この話はキャンセルします。」
「でも・・・取り付けた経験が無いんです・・・」
「でもあなたの会社の宣伝広告は日本人に日本語で不動産購入を勧めているのですよ、あなたは長年ここに住んでいるから知らないのかもしれませんが、今の日本人はウォシュレットが絶対に必要な人が多いはずです。日本人相手に不動産商売をやっていて、本当にウォシュレットを取り付けた経験が無いんですか???あなたの会社は本当に日本人にマンションを年間に何百件も紹介しているのですか??」
「・・・・ちょ、ちょっとスタッフに聞いて調べます・・・」
明らかに、動揺・・・
数分後・・・
「分かりました。責任を持って取り付けますので、御安心下さい。」
普通なら、こんな会社との契約、止めますよね・・・
でも、ここの国に住んでる日本人って、そんな人多いです・・・ここの会社はまだまともな方かもしれません・・・
こんな適当な会社、日本では通用しませんが、ここでは通用するんです。
先日、残金を支払う決済時、私は何度もフィリピンで不動産契約を経験しているフィリピン人の友人と、弁護士を連れて行ったのです。
すると、三人で来たのに驚き、明らかに動揺を隠せない代表者の顔・・・
弁護士から小声で「手数料が高すぎるから、こんな契約は止めた方が良いよ」とも言われましたが・・・
せっかくここまで妥協してきたんだから、ここまで来て後に引く気は無かったので、手数料が高いのは承知の助・・・
銀行のシステムも日本とは違うので・・・中々お金が出てこないので慌てまくる代表者・・・
「こういう形で銀行で決済するのは初めてなんです。」
「日本では不動産の決済は銀行ですることが多いですが、ここでは違うんですか?」
「うちの口座にお金を振り込んでもらうのが普通です。」
「権利書と現金を交換するのではないのですか?そんな危なっかしいい決済方法なんですか?」
「それがこの国での普通の決済方法です。」
後で、フィリピンの友人に聞いたら・・・全然違うらしいです。フィリピンでも銀行や会社の中で決済するのが普通らしいですよ・・・
やっと小切手が出てきたら、とっとと帰った代表者を見て、友達と弁護士が大笑い・・・
「オー、ランナウェイ」
支払いに関する小切手手数料は折半と言う約束だったのに・・・まー200円くらいなんで妥協妥協・・・
決済時に代表者が言った「権利書のコピーは必ず今日中に必ず届けます」と言う約束・・・
しかし、届かず・・・
次の日に変更・・・
妥協、妥協・・・
そして問題のウォシュレット・・・
決済日の次の日に来る予定が・・・
変更になり・・・
翌々日・・・
妥協、妥協・・・
「始めに工賃の金額の見積もりを下さい」と言ってあったのに・・・
工具を持ったフィリピン人の作業員と、通訳として来たのは私と同等の語学能力の日本人スタッフ・・・
物と作業する便器を見てもいないのに、いきなり請求書を出され・・・
「この金額は工賃です。後は必要な部品代はそちら持ちになります。」
結構な金額の請求書・・・
「値段は物と取り付け場所を見てからなんじゃないですか?取り付け時間も作業内容も分からないのになんで請求金額が出てくるんですか?」
「社長に指示されたんで・・・」
「最初に物と取り付け場所を見てからにしてください」
でっ、便座を取り外し、試しに日本から持ってきたウォシュレットをセットしてみたら、全然簡単に取り付け完了・・・10分で取り付け完了・・・
合わないと説明されていたネジ山もピッタリフィット・・・日本はセンチでこの国はインチだから溶接等の接続をしなければいけないと説明したのはこの会社のスタッフなのに・・・
後は電源・・・
「220ボルトを100ボルトに変える変圧器なんてその辺で売ってますよ、旅行用に成田空港とかで売ってる物でも全然大丈夫ですよ」
「あなたは変圧器に詳しいのですか?」
「私は日本でウォシュレットの取り付けをやってたので詳しいですよ。」
「電気屋さんだったんですか?」
「違います。ウォシュレットを専門に取り付けしてました。」
ウォシュレット専門の取り付け業者なんて聞いた事ないし・・・
「変圧器の容量の問題だと思うんですが、旅行用のチンケな変圧器では駄目では無いんですか?」
「大丈夫ですよ、みんなそうやって着けてますから」
「おたくの社長は日本のウォシュレットを着けるのは初めてだと言ってましたが、本当に大丈夫ですか、それで故障したりしたら責任とってくれるんですか?」
「故障の責任まで取らないですよ、私は取り付け専門ですから」
「だから、変圧器について、あなたは詳しいのですか?それを答えてくださいよ。」
「詳しいですよ、私は日本でウォシュレットの取り付け専門業者で働いていましたから」
「・・・・・・・・・」
駄目だこりゃ・・・
「もういいです、帰って下さい。後は私が私の責任で調べて取り付けますから、」
「分かりました。では、請求書の金額を支払ってください」
「はー??完全に取付けしていないのに支払う訳が無いじゃないですか」
「ちゃんと着いてるじゃないですか、支払ってもらえないなら取り外して帰りますよ」
・・・・・・・・・・・・・
電源が入ってないウォシュレットなんて、当然温水も出ない訳で・・・
そりゃただの、座り心地の良いだけの便座だろボケッ
妥協、我慢も限界でした・・・
ここは日本では無いから、日本の常識が通用しないのは百も承知・・・
でも、ほんと日本人が日本人を食い物にしているのを見るとムカつきます。
外国語に堪能では無い者にとって、日本人向けに日本語で日本国内でみたいなアフターサービス等の対応してくれれば高い手数料取っても、全然納得なんですけどね・・・
因みに・・・
フィリピンで不動産購入する時に不動産会社へ支払う手数料は、物件金額の1%が相場だそうです。
片言の英語で・・・
インターネット回線・・・
エアコン・・・
ベッドにカーテン・・・
冷蔵庫に電子レンジ・・・
テーブルにソファー・・・
格安で設置完了
あとは・・・
意地でもウォシュレットを着けてやるぞー
追記・・・
仕事をリタイアされてこちらに移住されて来られた日本人の方はとても良い方が多いです。でもなんでこの国を選んだのか???
物価の安さにつられたのか・・・変なブローカーに誑かされたのか・・・
そこで・・・しょうがなく、日本人が経営しているフィリピンの不動産会社に頼る事にしました。
(フィリピンだけでなく海外で日本人用の商売している日本人って、日本人を食い物にしている人が多いから、あまり頼りたくはなかったのですが・・・)
物件の紹介と案内だけでもお金を取るという事だったので、違和感を感じましたが、そこは国が違えば事情が違うと妥協して承諾
(案内費が、普通のフィリピン人の月収に匹敵する金額ですよ・・・)
私が最低限の条件を出したのは・・・
1.洪水の無い場所
2.安全な場所
3.セキュリティーがしっかりしているマンション
何件か案内してもらい、気に入った物件があり、上記の条件を確認したら・・・
当然、日本人に日本語でですよ・・・
「ここは、絶対に洪水はない場所ですし、安全な場所だし、このマンションはフィリピンでも最大手のマンション会社が建てた物件だからセキュリティーもしっかりしています。」
との事だったので、手付金を払って購入に至った訳なんですが・・・
昨晩2泊3日のビーチリゾートから帰ってみると・・・
大雨・・・
下を見ると・・・
大洪水で、マンションの駐車場に車が入れない状態になってるし・・・
(上記写真)
だまされちまったかい???
だいたいその会社とは手付金を払ってからもゴタゴタ続きで、案内時に説明された内容の殆どの約束は守られませんでした。
入居までにはインターネットをつないでおくとか、家具を格安で販売している場所を紹介するとか、ウォシュレットを取り付けてくれるとか、困った事が起きたら日本人スタッフが責任を持って対処するとか・・・その他もろもろ・・・
購入の際の手数料や税金等の説明もメチャクチャだし・・・
日本に送付すると約束した書類も全然届かないし・・・
終いには・・・
「案内の時に立ち会ったスタッフは辞める事になってるんです。」だって・・・
でも・・・
温厚な私は、全てを妥協しました。
しかし、ウォシュレットの件だけは妥協できない。
代表者に話をしました。
「あなたは会社の代表者なんだから、スタッフが言った嘘の責任はあなたが取るべきではないんですか?」
「この国では全てが自己責任なので、スタッフの言った嘘の責任は会社としては取れません。」
予想通りの回答・・・
「わかりました。全てを妥協します。しかし、ウォシュレットを責任を持って取り付けると言った件だけは納得いきません。あなたも会社の代表者なら、その件のみは責任をもって対処してください。それが駄目なら、この話はキャンセルします。」
「でも・・・取り付けた経験が無いんです・・・」
「でもあなたの会社の宣伝広告は日本人に日本語で不動産購入を勧めているのですよ、あなたは長年ここに住んでいるから知らないのかもしれませんが、今の日本人はウォシュレットが絶対に必要な人が多いはずです。日本人相手に不動産商売をやっていて、本当にウォシュレットを取り付けた経験が無いんですか???あなたの会社は本当に日本人にマンションを年間に何百件も紹介しているのですか??」
「・・・・ちょ、ちょっとスタッフに聞いて調べます・・・」
明らかに、動揺・・・
数分後・・・
「分かりました。責任を持って取り付けますので、御安心下さい。」
普通なら、こんな会社との契約、止めますよね・・・
でも、ここの国に住んでる日本人って、そんな人多いです・・・ここの会社はまだまともな方かもしれません・・・
こんな適当な会社、日本では通用しませんが、ここでは通用するんです。
先日、残金を支払う決済時、私は何度もフィリピンで不動産契約を経験しているフィリピン人の友人と、弁護士を連れて行ったのです。
すると、三人で来たのに驚き、明らかに動揺を隠せない代表者の顔・・・
弁護士から小声で「手数料が高すぎるから、こんな契約は止めた方が良いよ」とも言われましたが・・・
せっかくここまで妥協してきたんだから、ここまで来て後に引く気は無かったので、手数料が高いのは承知の助・・・
銀行のシステムも日本とは違うので・・・中々お金が出てこないので慌てまくる代表者・・・
「こういう形で銀行で決済するのは初めてなんです。」
「日本では不動産の決済は銀行ですることが多いですが、ここでは違うんですか?」
「うちの口座にお金を振り込んでもらうのが普通です。」
「権利書と現金を交換するのではないのですか?そんな危なっかしいい決済方法なんですか?」
「それがこの国での普通の決済方法です。」
後で、フィリピンの友人に聞いたら・・・全然違うらしいです。フィリピンでも銀行や会社の中で決済するのが普通らしいですよ・・・
やっと小切手が出てきたら、とっとと帰った代表者を見て、友達と弁護士が大笑い・・・
「オー、ランナウェイ」
支払いに関する小切手手数料は折半と言う約束だったのに・・・まー200円くらいなんで妥協妥協・・・
決済時に代表者が言った「権利書のコピーは必ず今日中に必ず届けます」と言う約束・・・
しかし、届かず・・・
次の日に変更・・・
妥協、妥協・・・
そして問題のウォシュレット・・・
決済日の次の日に来る予定が・・・
変更になり・・・
翌々日・・・
妥協、妥協・・・
「始めに工賃の金額の見積もりを下さい」と言ってあったのに・・・
工具を持ったフィリピン人の作業員と、通訳として来たのは私と同等の語学能力の日本人スタッフ・・・
物と作業する便器を見てもいないのに、いきなり請求書を出され・・・
「この金額は工賃です。後は必要な部品代はそちら持ちになります。」
結構な金額の請求書・・・
「値段は物と取り付け場所を見てからなんじゃないですか?取り付け時間も作業内容も分からないのになんで請求金額が出てくるんですか?」
「社長に指示されたんで・・・」
「最初に物と取り付け場所を見てからにしてください」
でっ、便座を取り外し、試しに日本から持ってきたウォシュレットをセットしてみたら、全然簡単に取り付け完了・・・10分で取り付け完了・・・
合わないと説明されていたネジ山もピッタリフィット・・・日本はセンチでこの国はインチだから溶接等の接続をしなければいけないと説明したのはこの会社のスタッフなのに・・・
後は電源・・・
「220ボルトを100ボルトに変える変圧器なんてその辺で売ってますよ、旅行用に成田空港とかで売ってる物でも全然大丈夫ですよ」
「あなたは変圧器に詳しいのですか?」
「私は日本でウォシュレットの取り付けをやってたので詳しいですよ。」
「電気屋さんだったんですか?」
「違います。ウォシュレットを専門に取り付けしてました。」
ウォシュレット専門の取り付け業者なんて聞いた事ないし・・・
「変圧器の容量の問題だと思うんですが、旅行用のチンケな変圧器では駄目では無いんですか?」
「大丈夫ですよ、みんなそうやって着けてますから」
「おたくの社長は日本のウォシュレットを着けるのは初めてだと言ってましたが、本当に大丈夫ですか、それで故障したりしたら責任とってくれるんですか?」
「故障の責任まで取らないですよ、私は取り付け専門ですから」
「だから、変圧器について、あなたは詳しいのですか?それを答えてくださいよ。」
「詳しいですよ、私は日本でウォシュレットの取り付け専門業者で働いていましたから」
「・・・・・・・・・」
駄目だこりゃ・・・
「もういいです、帰って下さい。後は私が私の責任で調べて取り付けますから、」
「分かりました。では、請求書の金額を支払ってください」
「はー??完全に取付けしていないのに支払う訳が無いじゃないですか」
「ちゃんと着いてるじゃないですか、支払ってもらえないなら取り外して帰りますよ」
・・・・・・・・・・・・・
電源が入ってないウォシュレットなんて、当然温水も出ない訳で・・・
そりゃただの、座り心地の良いだけの便座だろボケッ
妥協、我慢も限界でした・・・
ここは日本では無いから、日本の常識が通用しないのは百も承知・・・
でも、ほんと日本人が日本人を食い物にしているのを見るとムカつきます。
外国語に堪能では無い者にとって、日本人向けに日本語で日本国内でみたいなアフターサービス等の対応してくれれば高い手数料取っても、全然納得なんですけどね・・・
因みに・・・
フィリピンで不動産購入する時に不動産会社へ支払う手数料は、物件金額の1%が相場だそうです。
片言の英語で・・・
インターネット回線・・・
エアコン・・・
ベッドにカーテン・・・
冷蔵庫に電子レンジ・・・
テーブルにソファー・・・
格安で設置完了
あとは・・・
意地でもウォシュレットを着けてやるぞー
追記・・・
仕事をリタイアされてこちらに移住されて来られた日本人の方はとても良い方が多いです。でもなんでこの国を選んだのか???
物価の安さにつられたのか・・・変なブローカーに誑かされたのか・・・