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Deep City 横須賀

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★庚申塔★ 横須賀風物百選

2006-12-29 | 管理用
横須賀風物百選めぐり。今回は市内各所にある『庚申塔』です。
お地蔵さんよりも目立たない気はしますが、横須賀の街をよく見ると、本当に数多く庚申塔がある事に気付かされます。それを全て見て回るのは大変なので、今回は数ある庚申塔の中でも、前回の「千駄トンネル」の近くにありました「久里浜庚申塔」の写真をUPします。(下記参照サイトに庚申塔特集した優れたサイトがあります)
ここの庚申塔は珍しく、説明がついていました。




『久里浜庚申塔』場所は→こちら。画像クリックで拡大します。


以下市の百選ガイドより
『庚申信仰は、中国の道教が我が国に伝わり、仏教や神道と混じり合い、独特の信仰形体となったものである。
庚申さまの本体は、青面金剛像が一般的であるが、帝釈天・猿田彦命・道祖神や動物の猿など様々である。
庚申塔は、その庚申さまを石に刻み、人々の生活圏内の路傍に祭ったものである。』


衣笠城址近く大善寺の庚申塔


庚申塔に関して優れたサイトがありました
相州三浦郡の庚申塔
庚申塔探訪

横須賀市オフィシャルサイト→公郷町の庚申(こうしん)塔群

当ブログ横須賀風物百選特集は→こちら

奈良時代から始まり、昭和まで続いていた庚申信仰。戦後、急速に衰退していったそうです。年に通常6回訪れるという庚申の日(かのえさる)。次回は新年の1/26。これを理由に夜通し飲み歩いていたらカミさんに怒られるでしょうか?!
少しずつですが、市内で見かけた庚申塔の画像をUPしていきたいと思います。

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4 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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庚申塔の数 (よこすかよいとこ)
2006-12-29 22:24:32
横須賀って本当に庚申塔が多いですよね~。
特に西海岸や北下浦地域には、あちらこちらに庚申塔があります。

理由はよく分かりませんが、神奈川県(相模国)は庚申塔が多く
建立されたようです。
子安の里には「御幣を担いだ一猿庚申塔」という珍しい庚申塔も
ありますね。

ちょっと話はずれますが、北下浦地域にある庚申塔や歴史や
民族に
まつわる建物などが載った「北下浦文化マップ」というものが
あります。
行政センターなどでGETできますので、機会がありましたらぜひ。
(知ってたらゴメンナサイ…
返信する
ほほう (YOU)
2006-12-29 22:27:50
庚申様ですか。
なかなかマイナーで地域性プンプン溢れる素敵な神様に目を向けられましたね。

庚申様の「猿」という動物には、「猩猩」や「狒々」など、大陸から渡ってきたお猿さんや猿の姿をした「妖怪」が神様に形を変え、(解りやすくいえば、祟り神かな?)疫病を除ける役目をしているらしいです。

ちなみに、庚申様や道祖神は西日本には少ないようですよ。
ていうか、みたことないなぁ。
返信する
よこすかよいとこさんへ (TETSU)
2006-12-30 13:27:20
こんにちは、よこすかよいとこさん!
私もこの百選めぐりで市内をまわっているうちに、庚申塔の多さに気付かされました。「庚申塔」についてまったく知らなかったので、当初「何だろう、あの石柱は?」という感じでした。
ひとつひとつ見てみると特徴があって面白いですね。
子安の庚申塔、見てみたいです。

「北下浦文化マップ」ですね。
先日、よいとこさんがその事をブログに書かれた後に、行く機会があったのですけれどもすっかり忘れていました。今度もらいに行ってきます。
コメント&情報、ありがとうございます!
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YOUさんへ (TETSU)
2006-12-30 13:54:53
こんにちは、YOUさん!
やはり、庚申塔は横須賀や三浦半島に多い、地域性の強いものなのですね。中国から伝わり、日本独自の発展をした庚申信仰。ついこのあいだ、昭和の時代まで受け継がれてきたというのですから、とても興味が沸いてきました。
目を向けることによって、ただの石柱ではなく、刻まれている猿や青面金剛のひとつひとつが特徴のある表情をしているのに気付かされます。
見かけたら追加で画像をUPしていきたいと思います。
猿のお話、大変参考になりました。
コメントありがとうございます!
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