それから1ヶ月ほどたった土曜日の朝、またおじさんから電話があった。屋根が飛んだという。あわててみかんの丘に行ってみると、なんとせっかく作った仮屋根が上下ひっくり返って竹取庵の北側の離れたところに軟着陸している。
杉の木を倒すほどの風が吹くみかんの丘だ。かなり注意をして作ったつもりだったが、床と屋根をつなぐ7本の垂木は全て引きちぎられていた。
ただ屋根自体はどこも壊れていない。上下を元に戻してロープをかけ、ゆっくりと二階に持ち上げて元に戻した。こんどこそ頑丈に取り付けたのは言うまでも無い。
杉の木を倒すほどの風が吹くみかんの丘だ。かなり注意をして作ったつもりだったが、床と屋根をつなぐ7本の垂木は全て引きちぎられていた。
ただ屋根自体はどこも壊れていない。上下を元に戻してロープをかけ、ゆっくりと二階に持ち上げて元に戻した。こんどこそ頑丈に取り付けたのは言うまでも無い。