宇宙(そら)に続く丘

プレリュード小学校1年C組のしりとりちーが案内する宇宙への道
みかんの丘は不思議へ通じるワームホール

みかんの丘の天の川

2009年08月25日 00時03分48秒 | Weblog
仕事を終えて建物の外に出た。見上げれば一片の雲も無い夕空、通りを渡るさわやかな風、久々の透明感だ。今夜はいける。そう思うと居ても立っても居られず、家に帰ってカメラとレリーズ、それに対角線魚眼をかばんに詰めた。
家から車で走る事50分、思ったとおりみかんの丘は満天の星空だった。頭上を滔々と流れる天の川。その流れに身を任せる白鳥、そして川下では射手が矢をつがえてさそりを狙っている。
竹取庵に明かりを点けて裏の高みに登り、三脚を立てた。カメラの感度を800にセット、露出は90秒。アングルを変えて何枚か撮る。その後はただ丘の上でこの景色を堪能した。
家に帰り、画像処理しようとしてふと考えた。天の川を強調した写真はよく見る。しかし、実際の天の川はそれほどくっきりとは見えない。処理すればかえって嘘になる。そうだ、その通りだ。
 
という訳で今回はシングルモルト。未処理の画像をそのままアップした。これこそ丘で見たままの天の川。
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ひさびさの青空

2009年08月03日 17時15分13秒 | Weblog
9日の日曜日、ほぼひと月ぶりにみかんの丘に登った。広がる夏空。沖の島の上に立ち昇る入道雲。ようやく夏が来たかと思うとうれしくなった。ただこの長雨で、春に植えたみかんの苗木5本のうち2本が駄目になっていた。蒸し暑さにたくさんの害虫がみかんの木を蝕んだが、その上に畑に散布した枯草剤が雨で苗木のところまで流れ、それも害になって死に掛けている。
おととし植えた木は何とか耐えて実を付けているが、今年の苗はその体力が無かったのかも知れない。かわいそうに。この雨さえなければ…
残った苗木の周りの草を抜く。その手に日差しが突き刺さった。久々に感じる空気の透明感。今夜は晴れるかな、そう思いながら大工仕事に掛かった。
この夏も、去年と同じように家族連れがやってくる。その受け入れのためにも少しは工事を進めておかなければ。あの人たちは主砲かぐや姫をまだ見ていない。何とか見られるようにしておこう。驚く姿を想像してちょっと楽しくなった。
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