宇宙(そら)に続く丘

プレリュード小学校1年C組のしりとりちーが案内する宇宙への道
みかんの丘は不思議へ通じるワームホール

表札を付ける

2014年11月17日 23時04分00秒 | Weblog

みかんの丘周辺の人たちはほとんどが僕の天文台の存在を知っている。ただ、その建物の名前を知る人は少ない。おばさんの話では、みんな僕の事を「天文台さん」と呼ぶのだそうだ。ある時竹取庵の電力量の通知が来ていない事に気づいて問い合わせてみた。すると、電力量は毎月記録しているが、表札と郵便受けが無いので記録紙を置けないと言われた。そう言われれば竹取庵には表札も郵便受けも無い。今までそれで困る事は無かったが、付けてみようかな。

と言う訳で頑張って作る事にした。まず、表札の板をホームセンターで調達し、久しぶりに硯を取り出して墨を擦る。年賀状ソフトのフォントをお手本にして、板に筆で書いてみた。もちろん書家ではないから一発で書ける訳が無い。輪郭を鉛筆で薄く描き、その中を面相筆を使って塗ってゆく。これを提灯屋と言うんだと、子供の頃祖母に教わったのを思い出した。
少し気に入らないが、まあ良いか。書いた板にニスを塗り、竹取庵の東に生えていた細い雑木の幹で作った枠を上下に付けてみる。今日は時折小雨。仕方なく作業は竹取庵北側の増築部分の中ですることにした。

ラッカーと違ってニスは乾きが遅い。ようやく乾いたパーツを組み立てた頃には外が薄暗くなっていた。ドアの横の外灯の下に小鳥の形のフックを取り付け、出来上がった表札をぶら下げる。自分で言うのもなんだが、ちょっと雰囲気が有るような気がする。ステンドグラスのドアに比べて少し位置が高いかな。また明るいときに調整しよう。

後は郵便受け。実は、ニスが乾く間にみかん畑の傍で汗を流した仕事が有る。その成果で郵便受けを造ってみようか。出来るかな。デザインはどうしよう。

やっぱりものを作るのは楽しい。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする