チリチリリン

風にゆれる風鈴のように
こころ休まる音を届けたい

「ドリアン・グレイの肖像」を観ました

2015年09月02日 | 観劇だより

        

 

原作は「幸福な王子」を書いたオスカー・ワイルドです。「幸福な王子」も題名とはうらはらに幸福な話ではありませんが、この「ドリアン・グレイの肖像」も幸せに遠い青年の話です。圧倒的な美貌を持つ青年が自分の肖像画に嫉妬して、自分の代わりに肖像画が年老いて醜くなれば良いと願うところから始まります。

主演の中山優馬くんはテレビドラマに出演している時に見ていましたが、切れ長の目が印象的な美青年で、この話にはピッタリです。初主演初座長だそうです。俳優は若い人ばかりで、台詞回しは少し情緒に欠けました。その中では宝塚出身の舞羽美海さんが良かったです。

劇場は新国立劇場・中劇場です。前には小劇場で演劇を観ました。どのホールも味があって素晴らしい劇場です。

 

          

今日は朝のうちは音を立てて激しい雨が降っていましたが、昼からは本当に久しぶりに日が射しました。途中のヒマワリ畑に黄色いヒマワリに混じって真っ赤なヒマワリが咲いていました。

 

        

 


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