チリチリリン

風にゆれる風鈴のように
こころ休まる音を届けたい

中野正貴「東京」写真展

2019年12月28日 | 展覧会

    

 

東京都写真美術館で開催していました。建設ラッシュが続くお台場や豊洲、新国立競技場など、壁一面の巨大プリントは迫力ありそのまんまという感じでした。

人っ子一人いない銀座通りの写真など、いつ、どのように撮ったのか、見知った街なのに全然知らない街のような不思議な感覚に襲われます。寝具や鏡台の置かれた部屋の窓から撮った東京名所なんかも、その部屋の持ち主に頼んで写させて貰ったのだろうか、とか。

首都高速道路の下に隠されてしまった日本橋の写真は、私も実際に神田川巡りで舟から見て胸がつぶれる思いをしたので、その美しさが悲しかったです。

中野氏の作品は『映画やゲームなどメディアを横断しさまさまな業界に影響を与えている』そうです。見たことに気がつかなかったのかなぁ....

四隅までしっかり隙なく見てシャッターを切るようにしたいなと思いました。

 

もう暮れの28日です。今日から年末年始の休暇が始まったようです。本当は写真展の後映画を見たかったのに、予約をしていなかったので、チケット完売で見ることができませんでした。いつも空いてる映画館だからと甘く見ていました。

明日から3日間、おせち作りに精を出します。

 


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