チリチリリン

風にゆれる風鈴のように
こころ休まる音を届けたい

ブラスト!:ミュージック・オブ・ディズニー

2017年08月29日 | 観劇だより

 

新聞や電車の吊るし広告で各種イベントの案内を見るたび、一度見たいと思っていた「ブラスト」です。究極のマーチングバンド、見る音楽、というイメージでしたが、実際は思っていたより洗練されたショーでした。「行進しながら様々なフォーメーションを組んで演奏」ではなく、「演奏はもちろん、ダンスも歌も一流」といった感じ。ダンスやバトンの専門の人はいるけれど、演奏者も全員が歌って踊るのです。

ディズニーの音楽ということですが、かなりアレンジされていたのと、私自身がディズニーの映画と縁遠くなっていたせいか、馴染みの曲は少なかったように思います。それでもブラスバンドに多数のドラムと、サーベル型バトンやフラグを回すダンスチームが一体になった「パイレーツ・オブ・カリビアン」は迫力あってカッコよかったです。

 

ドラムチームはサービス精神旺盛なメンバーで、休憩時間もロビーで演奏し、演奏会終了後もロビーに出て演奏しながらのお見送り、観客は急いでロビーに出て、おまけの演奏を楽しみました。

でも誰も帰る人はいませんからお見送りにならないですね。

吹き抜けになったロービーの下の階はシアターの外になるので、下を歩く人は突然のドラム演奏と大歓声に、何事かと上を見上げ、キョロキョロしていました。