柚子胡椒は、ゆずの皮、唐辛子、塩で作ります。市販の瓶入りやチューブの柚子胡椒は緑色をしていますが、家で作るとなると、12月に出回るゆずは黄色、唐辛子も真っ赤で、作った柚子胡椒はオレンジ色か赤色になります。鉢植えのゆずが毎年10個以上実をつけるようになったし、今年は緑色の柚子胡椒を作りたいと思い、畑に唐辛子を植えて待っていました。ゆずに白い花が咲き、実がなり始め、唐辛子にも青い実が付いてきました。ところが猛暑続きでゆずの実は落ちて一つしか残ってません。一つじゃなぁ...
昨日退院して自宅療養の友人宅に見舞いに行った時、彼女の家にはゆずの大きな木があることを思い出しました。たくさん実がなるので、冬には介護施設に寄付していると聞いていました。帰り際に友人宅の青い柚子を10個貰い受けてきました。今朝は野菜の収穫時に青い唐辛子を積んできました。これで念願の青い柚子胡椒が作れます。
ゴム手袋をして唐辛子の実をむしり取り、ゆずの皮はピーラーでむいて、ゆずの果汁と粗塩を加えて、フードプロセッサーですり潰します。量が少ないのでフードプロセッサーが空回りして、なかなか細くなりませんでしたが、なんとか小瓶に三分の一ほどの柚子胡椒が出来上がりました。
2週間ほどおけば塩が馴染んできます。
その頃には新秋刀魚が出てくるかな。香り豊かな柚子胡椒をつけて食べるのが楽しみです。