先日新大久保に行った際に珍しい食材を仕入れていました。
豚の尻尾と胃で、日本では一般家庭では馴染みのない食材ですが、中国では豚足などと一緒で人気のある部位で、普通の豚肉の部位と比べて高額です。
先ず、豚の胃ですが、一応ボイル下処理してある「ボイルガツ」ですが、臭みを取るために食べやすい大きさに切って再度茹でてから調理に使います。
別の鍋に移して唐辛子、八角、花山椒、茴香などの香辛料と料理酒、醤油、塩を入れて柔らかくなるまで茹で、その後ジャガイモなどの野菜を投入して煮込みます。
杂碎汤(ザースイタン、中国式モツ煮)の出来上がり、日本式のモツ煮同様に白モツ(小腸や大腸)を入れても美味しく召し上がれます。
次に豚の尻尾ですが、こちらも茹でて下処理した状態で売られていますが、こちらも同様に再度下茹でしてから調理に取り掛かります。…
この下処理した尻尾を高音の油で炒め、そこに砂糖を投入して黄金色になるまで焦げ付かないよう中火で炒めます。
最後にアルミ寸胴に移して唐辛子、ニンニク、生姜、八角と醤油と料理酒を入れて煮込みます。
コラーゲンたっぷりの红烧猪尾巴(ホンシャオジュウェイバ、豚尻尾の醤油煮込み)の出来上がりです。
上記の二つの料理は酒の肴にもぴったりで、一般の日本人の口にも合うと思います。
https://www.youtube.com/watch?v=z-eC-Jokxhw&t=25s
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