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タイニーハウス東京

東京でタイニーハウス暮らしを実現する。超小型木製トレーラーハウスの自作にチャレンジ

交通事故 損害評価と修理対応

2017-11-29 19:00:54 | キャンピングトレーラー自作
昨日から一日経って漸く精神的にも落ち着き、今回の自損事故による損害の評価とその修理対応を考えてみました。

先ずは、今朝撮った写真です。自宅マンションの駐車場に昨日無事駐車出来ました。






[損害評価]

1)総合判断
全体的な損害程度は軽度で、構造的な問題は発生していない。

2)個所別評価
①外部
損傷は横倒しになった際に下面となった右辺に集中しており、他の個所については損傷あるものの構造的なダメージはないと判定できる。詳細は以下に記述する。

i)右外壁
上述のように損傷が集中している。但し、損傷部は限られており、程度も比較的軽度でした。具体的な損傷部所は、右フロントの出隅飾り摩耗、底部飾り摩耗、換気扇カバーの取手破損とラッチに擦り傷、右フェンダー破損とLED車幅灯破損、右前方LEDサイドマーカー破損、右側窓の煽り留め破損等。







基本的に交換可能な部分に限られるのみ。

ii)左外壁
損傷なし。

iii)フロント/リア外壁
損傷なし。

iv)屋根
損傷箇所は右側を中心に破風板破損と右側UV防水シート摩耗。





基本的に交換可能な箇所のみの損害、内部の蝶番等の構造については損害なし。

v)底部とベーストレーラー
横転のショックで左右固定用の鉄プレートを取り付ける木部が破損。プレート自体は左側のみ曲がり変形しており再使用は不可能。右前方から横転したためか、トレーラージャッキの昇降ハンドルが変形。右側タイヤの車軸キャップ外れと紛失。底部全体としてはダメージなし。固定用のステンレスワイヤー及び取り付け木部についても損傷なし。一番心配していた個所ではあるが、底部全体の損害程度は軽度。









固定用のステンレスワイヤーについては、左右それぞれ4箇所、フロントに2個所と神経質なまでに設置した効果もあり、各固定場所にかかる衝撃も均等に分配され各所の負担が軽減されたせいか保守用マーカーの位置もずれておらず、初期の期待値を達成できた。

②室内
帰宅時の室内の様子は、こんな感じで食器や室内に残しておいた物が散乱し、もうぐちゃぐちゃでした。昨日の時点では、かなりの損害を覚悟しておりました。





実際の損傷箇所は、左前方収納棚の固定用ベルト外れ、右前方収納庫の扉のプラダン破損、右側前方網戸の窓枠一部破損、冷蔵庫扉に一部凹み発生、清水タンク給水用パイプ外れのみで損害程度は軽微。







vi)その他
電気系統及び照明機器、冷蔵庫共に異常なし。タイダウンベルトが断裂。食器類では、今回持ち込んだお酒用の盃が一個破損した。





3)所感
今回の自損事故は大変不幸でショッキングな出来事ではあったが、車体構造の剛性について証明される結果となった。キャビン自体のボックス構造に加え、キッチン、ダイネット、ロフトと収納棚等の室内構造物によるキャビン全体の構造強化策やキャビンとベーストレーラーをタイダウンベルト、鉄プレートとステンレスワイヤーによる三重の固定法が功を奏したものと判断する。
昨日の事故現場の段階では損害判定が出来なかったため安全を考えレッカー車による運搬を選んだが、損害程度としては鉄プレートによる固定方法を修理すれば牽引し使用可能なレベルと判断する。
全体の損害の程度は、予想外に軽度であり、修理対応で対応できると判断した。



[今後の修理計画]

先ず来月の車検対応後に速やかに実施する。詳細日程は別途検討の上、決定するが来年1月までに完了する方向で計画を進めることとする。






関連動画;自作トレーラーの関連動画はYouTubeにアップしてあります。宜しければご覧ください。
     https://www.youtube.com/watch?v=z-eC-Jokxhw&t=25s





ゴルフ序でに車中泊 その5 交通事故

2017-11-29 14:10:53 | 旅行、キャンプ、スポーツ他
とんだ不始末をやらかしてしまいました。我ながら本当に情けなくなりました。

この記事は筆者が将来二度と同じ過ちを繰り返さないための自分自身への戒めとして、更にはトレーラーを牽引される方の注意喚起と参考のため、敢えて自分の恥を晒すことにしました。

「安全運転」を誓って昨日朝8時に道の駅くるら戸田を出発したものの、伊豆中央道の熊坂ICの直前の坂道の急カーブでトレーラーが横転、一瞬の気の緩みが魔の瞬間を生じさせてしまいました。




今回は大変幸いなことに人身事故には至らず自損事故で済みましたが、潜在的なリスクを考えると、やはり慎重にも慎重を重ねて牽引すべきと改めて肝に命じました。




速やかに静岡県警の方々に事故処理と交通整理をして頂き、また、近くで道路工事をしていた方々のご協力を得て復元して頂きました。この場をお借りして改めて御礼申し上げます。

その後、東京の自宅までレッカー車で運搬してもらい無事帰宅しました。




反省の締めくくりとして、今回の交通事故の原因を纏めると、「慢心」と言う一言に尽きるかと思っています。トレーラーを牽引して一年ほど経ちますが、このところは運転に慣れ過ぎてスピードを出し過ぎるようになっていましたし、当初ほど慎重に運転しなくなっていたように感じます。今回のような山道では当然制限速度は守っていましたが、それに加えて重量物を牽引しているためスピードが落ち他の車の妨げになるので無理をしてスピードを維持しようと言う心理が働いたいのも直接の原因の一つです。横転したカーブは90度に近い急カーブでかなりの下り坂で、減速はしたもののタイミングが遅れ、トレーラーが簡単にひっくり返ってしまった訳です。

最後になりますが、レッカー車が到着するまで約3時間以上の時間を交通整理等に当たって頂いた静岡県警大仁警察署の署員の皆様に重ねて御礼申し上げます。




関連動画;自作トレーラーの関連動画はYouTubeにアップしてあります。宜しければご覧ください。
     https://www.youtube.com/watch?v=z-eC-Jokxhw&t=25s