おじいさんの落書き帳

私は北朝鮮による拉致問題に関心が深い。
北朝鮮にはもっと強い制裁を加えるべきだと思う。

政府は家族会の反対を押し切ってピョンヤンに担当者派遣を決定

2014-10-21 10:41:11 | 拉致問題
北朝鮮拉致:政府代表団 月内にも平壌に派遣毎日新聞 2014年10月20日 21時02分(最終更新 10月21日 00時06分)

 政府は20日、拉致問題の関係閣僚会議を開き、北朝鮮による日本人拉致被害者らの再調査に関する政府代表団を月内にも平壌に派遣する方針を決めた。拉致被害者家族からは「北朝鮮のペースに乗せられる」と異論が相次いでいたが、政府は、拉致問題を進展させるには北朝鮮との対話継続が必要と判断した。
 これに先立つ政府・与野党拉致問題対策機関連絡協議会で、拉致議連の平沼赳夫会長(次世代の党党首)は派遣を慎重に判断するよう求める要望書を提出したが、安倍晋三首相は「(平壌での)会合はやらざるを得ない」と表明した。北朝鮮への代表団派遣は2004年11月以来10年ぶり。
 菅義偉官房長官は20日の記者会見で「(北朝鮮の)特別調査委員会の責任ある立場の人に疑問点や質問をぶつけ、調査の現状についてできる限り詳細を聞くのは意味があると判断した」と述べた。代表団は外務省の伊原純一アジア太平洋州局長をトップとし、調査委員長の徐大河(ソ・デハ)国防委員会安全担当参事兼国家安全保衛部副部長らとの会談を想定している。
 政府の方針決定を踏まえ、山谷えり子拉致問題担当相は20日、拉致被害者家族と内閣府で面会した。ただ、家族側にはなお慎重論が強く、1時間を予定していた会合は2時間に及んだ。
 家族会の飯塚繁雄代表(76)は終了後、「何度もだまされてきた悔しい経験がある」としたうえで、「被害国として強い態度を示し、余計な交渉はしてはならない。結果だけを聞き、その内容を持ち帰り精査すべきだ」と記者団に語った。
 増元るみ子さん(行方不明時24歳)の弟照明さん(59)は「訪朝は納得できないが、拉致被害者を返すかどうか決断させるためなら有効だ。北朝鮮の政権中枢に、日本は拉致問題解決が最優先課題だと明確に伝えてほしい」と訴えた。【福岡静哉、斎川瞳、藤沢美由紀


平成26年10月20日(月)午後 日本政府
北朝鮮への政府担当者の派遣について
北朝鮮の特別調査委員会による調査への対応については、先月末の日朝外交当局間会合における北朝鮮側の説明を受けて、拉致被害者の御家族や各党の関係者の方々の御意見を伺いながら、今後の対応について政府全体として総合的に検討をしてまいりました。本日午後、政府・与野党拉致問題対策機関連絡協議会を開催をし、様々な御意見を伺いました。その後、総理及び関係閣僚で議論をした結果、政府としては、特別調査委員会から調査の現状について直接説明を受けるために、政府担当者を平壌に派遣することといたしました。このような方針については、現在、拉致被害者の御家族の皆さんに対して説明中であります。政府としては、調査を前に進める観点から、特別調査委員会の責任ある立場の者に対して、我が国として拉致問題が最優先であることを直接強調をし、その上で疑問点や質問をぶつけ、調査の現状についてできる限り詳細を聴きただすことは意味があると判断をいたしました。安倍政権にとって、拉致問題は最優先課題。引き続き、拉致被害者の御家族を始めとする関係各方面の御意見にしっかりと耳を傾けながら、全ての拉致被害者の帰国に向け、全力を尽くしていく所存であります。


テレ朝newsより
家族会「強い態度を示すべき」 北朝鮮派遣決定受け(10/21 02:00)


拉致問題の再調査を巡り、政府が北朝鮮への調査団の派遣を決定したことを受けて、拉致被害者の家族からは「派遣するのであれば、拉致の被害国として強い態度を示すべきだ」などの意見が出ました。

 家族会・飯塚繁雄代表:「対話の扉を閉めることになるのはしたくないと。そのために北朝鮮に派遣しますと(政府から説明があった)」「日本の立場を考えれば被害国として日本は強い態度を示すのが本筋」
 政府は20日午後、拉致被害者の家族らを内閣府に呼び、調査団の派遣を決めた経緯について説明しました。説明会には、山谷拉致問題担当大臣や外務省の伊原アジア大洋州局長なども出席しました。
 横田めぐみさんの母親・早紀江さん:「国民がさらわれて、生きているか死んでいるか分からない状況が37年も続いているのはおかしい。そんなことされて許すことはできないと、はっきりと交渉の段階で厳しい態度で言ってほしい」
 増元事務局長は、調査団の派遣について「納得できるものではない」としたうえで、「(被害者を)返すか返さないかの決断をさせるために行くなら有効だと思っている」と述べ、厳しい態度で交渉に臨むよう政府に注文を付けました。



日本政府、安倍首相は何ともまあ馬鹿げたことをやるものだ。なぜ家族会の反対を無視してピョンヤン派遣を決定したのか。行っても北朝鮮は現時点での調査状況を説明するだけのことである。と、まあそういうことで、すごすごと帰国することになるのであれば行かない方がよい。

家族会の中には「時期尚早、拙速だ」と言う意見があり、派遣には反対しているのであるが「一年待って、中身のある調査結果に期待する」ということでもあるまい。日朝協議が
完全に北朝鮮主導になってしまっていることに危機感を感じているのだ。

言い難いこと、誰も書かないことを敢えて言わせてもらう。拉致問題の解決って何なのだ?。
「拉致問題の解決」とはもうとっくに亡くなってしまっている人達を日本に帰国させることだよな。そんなことが出来るのかい?。出来るとは思えないが安倍首相は一生懸命かどうか知らないが、やろうとしているからおかしくなる。石井氏は「もうとっくに亡くなっているのに還せ、還せと騒いでいることに違和感を感じる」と言ったが、そうかなあ。わしも違和感は感じるが、それ以上に一国の総理大臣たる者がもうとっくに亡くなっている人達を帰国させると言っていることが滑稽なのだよ。それが総理大臣のやることなのか?。滑稽なことをお馬鹿総理はずっとやっているのに国民は素知らぬ顔。一体この国はどうなっているのだと言いたい。そりゃ多少なりとも実現の可能性があるのならそういうことは言っちゃいけないが、生きているという根拠が全くないのだから解決の可能性はゼロと言って過言ではない。

政府は
拉致問題は最優先課題。引き続き、拉致被害者の御家族を始めとする関係各方面の御意見にしっかりと耳を傾けながら、全ての拉致被害者の帰国に向け、全力を尽くしていく所存であります。
馬鹿々しくってお話にならないよ。それでも何もしないで放置出来ないからやっているということなのか。拉致問題の解決など地球がひっくり返ったって解決するわけないじゃないか。それでもやるのか。やらなきゃいけないわな。死んでいようと、どうだろうと放っておけないものな。救い出す努力はしないといけないわな。

北朝鮮は日本が訳の分からないことを言い続けているから相手にしなかった。「拉致問題は解決済み」と言って涼しい顔をしていた。だから膠着状態が12年も続いた。ところが北朝鮮は中国からの支援が無くなり台所事情が悪くなったので「日本の馬鹿を騙して少しでも実入りのあることをやろう」と言うことで歩み寄って来た。そして日朝協議になった。日本は北朝鮮のご機嫌を損ねたら、もう相手になってもらえないから随分と気を遣ったことだろう。さっさと経済制裁の一部を解除してご機嫌をとった。日朝協議は北朝鮮が絶対有利な立場にある。「それじゃもう打ち切り」と言われるのが怖いから「日本はピョンヤンに来い」と言われりゃ「はい、はい。直ぐ行きます」と言って家族会が反対しようと何のその、二人の馬鹿女の大臣が辞任して忙しい時なのにピョンヤン派遣を決定した。

これっておかしいのじゃないか。日本は多くの無辜の国民を北朝鮮に拉致された被害者の立場なのだよ。それなのに威張っているのは拉致した加害者の北朝鮮なのだからどうなってるの?。と言いたくなるよなあ。「もう調査を打ち切る」と言われたら「まぁ、まぁ、ちょっと待って下さいよ」と慌てるのは日本の外務省。全く呆れた話だ。

もう外務省などに任せておかないで家族会代表の飯塚さんや、事務局長の増元さん、それに有本さんなどが、日朝協議をやった方がよいのではないか。出来なきゃ二人くらいは同席してもいいのじゃないかと思う。

よくやるよ。本当に安倍さんは拉致の被害者が生きていると思っているのだろうか、思っていないのにああいうパフォーマンスを演じているのなら流石は役者だよ。総理大臣の価値はあるよ。「拉致問題の解決のために全力を尽くします」と言ってりゃいいのだから楽なものだ。言っているだけでよいのだからなあ。家族会だって本当に帰国出来るなどとは思っていない。いないが恐れるのはピョンヤンという敵の本拠地に行ったら「いい加減にしないか、もうこの世に居ない人達を何時まで還せと言ったら気が済むのだ」と言われることなのである。

現実には生きていない。生きていないのに安倍首相は拉致問題の解決は安倍政権の最重要課題」と言っている。だから何年経っても解決しない。「解決しないからよい」と思っているのは家族会。本当に拉致問題とは奇妙な問題である。はっきりしていることは拉致問題は絶対に解決しないということである。派遣したらどうなるか、これが見物だが、流石のわしにもその結果は予測出来ない。また騙されるのじゃないかとそれが心配だ。北朝鮮は「8人の中に生存者は居ないし、調査の対象にもなっていない」と正直に報告しても外務省や政府がそれを直に家族会に伝えないことにも問題がある。「それを言っちゃおしまいよ」だから言わない。

かと言って飯塚氏や増元氏は「強気でいけ」と言っている。「拉致被害者を返すのが常識だろう。さっさと返したらどうなんだ」と詰め寄るべきだろうが、「生きているのなら返す」と言われたら、生きていることを証明する動かせない根拠を持っているわけではないのだからどうにもならない。日本は無茶を言ってるだけなのだからどうにもならない。

横田早紀江さんは>「国民がさらわれて、生きているか死んでいるか分からない状況が37年も続いているのはおかしい。そんなことされて許すことはできないと、はっきりと交渉の段階で厳しい態度で言ってほしい」と言っておられる。「生きているのか死んでいるのか分からない状況が37年も続いているのはおかしい・・・・・」と言っておられるが、北朝鮮は「8人は死亡した」と言っているではないか。「嘘だ」と言っているのは日本側。
だったら全く信用出来ない相手と協議したり、ピョンヤンに派遣する必要などないではないか。調査結果など全部嘘なのだから結果の報告など期待するのがおかしい。何が何でも「8人は生きているから帰します」と言わさなきゃ気が済まないのだから、どうにもならない。北朝鮮がそんなことを言うわけがない。






1 コメント

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Unknown (Unknown)
2014-10-22 12:54:18
家族会が派遣に反対する理由。
自民党お得意の技を使われるのが嫌なんだろ。
・調査団派遣して調査しました
→結果は全員死亡、特定失踪者も北にいません
→拉致問題は解決しました
→日朝平壌宣言に基き、経済支援として北に1兆円規模の公共事業を始めます
→もちろん、工事するのは自民党お抱えの土建屋です
→自民党お抱えの土建屋と、キックバック貰う外務省と、土建屋から沢山の
 献金を貰う自民党が儲かって全ては愛国心となりました




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