おじいさんの落書き帳

私は北朝鮮による拉致問題に関心が深い。
北朝鮮にはもっと強い制裁を加えるべきだと思う。

横田夫妻が孫娘と面会したことから膠着していた拉致問題が動き出した

2014-08-20 07:56:36 | 拉致問題
「横田夫妻が孫に会えば拉致問題は終わってしまう」からと面会することは厳禁されていたが、安倍総理は人道的見地から敢えて正道を選んだのである。

小泉氏訪朝からやがて12年になる。拉致問題はよく続いたものであるが、やはり横田さん夫妻がずうーと願い続けておられた孫娘、ウンギョンさんとの面会が果たせてほっとしておられることだろう。横田夫妻は孫と面会されたことを「夢のようだ。奇跡的なことだ」と言われたが、正に夢が実現して奇跡的な面会が実現したのであったが、当然リスクはついて回る。

実に実直で何の野心もない“善良な良い人達”の横田夫妻は「何が何でも孫娘に会いたい」と思っていたのであるが、へギョンさんが言ったという“悪い人達”に洗脳され説得され、会うことは叶わなかった。安倍首相は首相としてより、人間として人道的見地から「高齢の横田夫妻の夢を叶えて上げたい」と思われたのだろう。そりゃそうだ。最愛の娘を北朝鮮に拉致され、会うことも出来ず、たった一人めぐみさんがこの世に残した一粒種のウンギョンさんにも会うこともなくこの世を去るなどということは余りにも気の毒過ぎる。安倍首相の決断は正しかった。

「横田夫妻が北朝鮮に行って孫に会ったらめぐみさんの死を認めたことになり、拉致問題が終わってしまう」という理由で何が何でも横田夫妻の訪朝には猛烈に反対して阻止したのが、へギョンさんが言った“悪い人達”つまり巣食う会の西岡力氏や家族会の事務局長の増元氏等である。巣食う会、家族会の発言力は強い。特に家族会は国連で発言するほどの特権階級にまでのし上がったのであるから、安倍さんも彼らを無視することは出来ない。そこで〈モンゴルでの面会〉という折衷案を考え出したのであるが、「ウンギョンさんを国外に出すことは出来ない」と北朝鮮が承知しなかった。それを無理やり頼んで、頼んで実現したのであるから日本は北朝鮮に借りをつくったことになり、随分と北朝鮮が有利な立場になり、品物も受け取らないのに金を支払う結果になってしまった。

「横田夫妻が孫に会えば拉致問題は終わってしまう」と面会には強硬に反対していた“悪い人達”にも何の相談もなく、極秘裏にモンゴルで三日間にも亘る面会が実現したのであったが、何も知らされていなかった家族会の面々は寝耳に水で、さぞ驚いたことだっただろう。晴天の霹靂だっただろう。例えモンゴルであってもそのリスクはやはり避けられなかった。つまり「横田夫妻が孫と面会したら拉致問題は終わってしまう」のである。

流石の巣食う会、家族会も国の最高立法機関である政府がやったことには抗議もしなかったようだ。「絶対に終わらせてはならない拉致問題」にも終止符が打たれそうな状況になって来た。さてどうなりますことやら。9月上旬に北朝鮮が特別調査委員会とやらが再調査した最初の結果を報告するということだが、果たして報告するだろうか?。疑わしい。調査などしているわけがない。「調査したが現時点では生存者は見つかっていない。引き続き綿密に調査する」などということにもなりかねない。怪しいものだ。

早々と制裁の一部を解除したということは、北朝鮮にミサイル発射、ロケット砲発射の免罪符を与えたようなものだ。北朝鮮はどんどんミサイルやロケット砲を発射している。日本は一応は「そんなことをしてはいけませんよ」くらいの抗議はしているが、しないわけに行かないから表面上だけやっているだけである。そもそも北朝鮮がミサイルを発射したことが国際法上の違反であるからアメリカ等と連係して北朝鮮に経済制裁を科したのではなかったのか。今度北朝鮮が核実験をやったらどうするつもりなのだろう。
抗議はするが制裁は出来ない。制裁したら北朝鮮は「再調査を打ち切る」と言ってくるだろう。叩いてもほこりも出ないような再調査などに期待する方が間違っている。やっぱり“悪い人達”の方針を貫くべきだったのだろうけど、横田夫妻の夢も叶えて上げなければいけなかったし、拉致問題は何処までも難しい問題ではある。難しいが解決しなければならないのが安倍さんだ。どう決着をつけるのか、現時点では北朝鮮の報告を待つしかないだろう。

今日は誤字がないよ。そりゃそうだ。昨夜老人介護のおばさんが来てくれて目を通してくれて誤字は修正してくれた。おばさんだって確かじゃないから誤字があるかも解らない。81歳でも立つものは立つ。だから夜は危険だからおばさんは必ず二人で来る。勿論立つから危険ということではなく、近所を考慮してのことではあるが。おばさん達が、前回の記事を読んで、「新聞の記事を転写していれば誤字は無い。自分で書かなければよい」と言ったが、それならブログなどやることもない。記事を読んで「3億円の予算計上は拉致被害者のためではなく、12人の被害者家族の為じゃないか」とも言ったがあるいはそうかも知れない。いずれにしても拉致問題は北朝鮮の結果報告を待つしかない。



安部首相をはじめ、日本政府の最高の地位にある人達は何を考えているのかさっぱり解らない。

2014-08-19 08:55:27 | 拉致問題
<拉致被害>支援3億円を概算要求へ 認定12人分 毎日新聞 8月18日(月)7時20分配信
 政府は北朝鮮による拉致被害者の再調査に向けて、被害者支援の関連予算として、約3億円を2015年度予算の概算要求に盛り込む方針を固めた。北朝鮮からの最初の再調査報告は9月上旬の見通し。政府認定被害者のうち、残る全12人分の予算を計上し、被害者全員の早期帰国を目指す安倍政権の姿勢を示す。

 認定被害者は17人おり、うち5人(3世帯)はすでに帰国。政府は05年から拉致被害者支援法に基づき、生活再建のため被害者等給付金を支給してきた。北朝鮮側の調査次第では新たな被害者の帰国も見込まれ、15年度予算の概算要求で全認定被害者分を確保。今年度予算に比べ、約9倍の大幅増となる。

 政府・自民党は被害者が帰国する場合の受け入れ態勢に万全を期す方針だ。被害者等給付金の支給は開始から10年間で、その後も支援を続けるため、議員立法で拉致被害者支援法の改正を検討。改正案は新たに「老齢給付金」を設け、支給額も現行の被害者等給付金(2人世帯月額24万円)より高い、月額28万円前後で調整している。

 拉致の疑いが排除できない特定失踪者も帰国し認定されれば、支援法に基づく支援を受けることができる。

 政府は認定被害者や特定失踪者が見つかれば速やかに帰国させる考えで、12人を超えた場合などでも、別項目の予算を使って帰国費用や通訳援助などについて柔軟に対応する方針だ
>。


日本政府は何故帰って来るはずの無い人達の予算を計上するのかさっぱり解らない。

拉致問題に動きが無かったので放置していたが、拉致問題だけに固執せず、もっと色々なテーマで記事を書かなければいけないのであるが、面倒なのでつい放置してしまう。ブログがあったのを思い出したので久しぶりの投稿である。何とまあ、失礼なことを書くものだと自分でも気はついている。わしはこれまでアクセス数など一切気にしなかった。というのも「こんなじじいの戯れ言など誰も見やしない。アクセス数も訪問者数も関係無い。ましてやランキングなどに載るわけないのだから気楽にやっていればよい」と考えていたのですが、放置していてもアクセス数は0にならないし、アクセス数も訪問者数も100以下だけど、約250万あるgooブログの4万何千位とか、7万何千位とかにランクされているのです。4千何百位ということもありました。まあそういうことは私にはどうでもよいことであって、「放置しているのに何故0にならないのか?」と思うだけです。「もっとランクを上げたい」などとはさらさら思ってもいません。

さて本題に入るが安倍さんや政府の首脳は何を考えているのだろう?と不思議で仕方無い。何故帰って来ない人達の予算を計上しなければならないのだ。まだ発生もしていない台風なのに「台風が来て被害が出る」といって、臨時に救援資金を計上するようなものじゃないか。全く帰ってくる見込みのない人達への給付金などは帰って来てからで十分間に合うではないか。「帰国する拉致被害者の為に給付金3億円を予算に計上した」ということであるが、帰って来ないことが歴然としているだけにこの措置が不思議でならない。安部首相や政府高官は実にいい加減なことをやるものだと呆れた次第である。