実は“建築探偵団”

以前にも触れましたが、わたしは青春期ミステリーマニアだったにもかかわらず、実は子供時代は江戸川乱歩さえ読まず、“マガーク探偵団”程度でした。
イギリスのものを初め、欧米児童文学が大好きだった。
思春期、コバルトシリーズの少女向けライトミステリー“マンガ家マリナは名探偵”(藤本ひとみ)シリーズの死の軽さがトラウマになって、江戸川乱歩のエグい死に走った…というのも以前に触れた通り。

こんなわたしですので、マガーク探偵団の死が出てこないライトな少年探偵団ノリで丁度良かった。
さらに“建築探偵団”が好きで、失われ行く古い西洋館を愛していた。
古地図も愛好していました。
特に市街地の。銀座とか。旧軽井沢とか。

実はわたしの少年探偵団ノリというのは“建築探偵団”由来なのです。
“建築探偵団”の後、乱歩の“少年探偵団”を読んだ…
今まで大ウソついてました。
ごめんなさいm(_ _)m