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「すでに起こったことは、明らかに可能なことがらである」
在台日本語教師の東アジア時事論評あるいはカサンドラの眼差し

中国Yahoo:韓国空軍へのF15K引き渡しを写真で紹介

2005年10月12日 | 華人メディアの動向─「反日」宣伝の動き─
 日本の国会も動きだし、中国・韓国関係での話題も今後増えると思われる。
 中国Yahooニュースは、今のところ、表ページでは、日本関係の記事をあまりだしていない。
 記事が集中しているのは、「中国周辺軍情」欄で、以下のような記事がある。
http://cn.news.yahoo.com/military/mil_neighbour/index.html

日本と台湾による新型レーダー購入計画
http://cn.news.yahoo.com/051012/990/2ffxr.html
日本のパトリオット配備
http://cn.news.yahoo.com/051010/1105/2fecz.html

 注目されるのは、以下の記事。韓国空軍へのボーイング社からのF15K引き渡しを写真で紹介している。
http://cn.news.yahoo.com/051008/264/2fd3c.html
 ここにも、この国の記者のいやらしさが、よくでている。11枚ある写真の、結論に当たる10枚目を見ていただきたい。
 「如果F-15K從漢城起飛,其作戰範圍可覆蓋整個東北亞地區,韓國空軍實力直逼日本(もしF15Kがソウルから飛び立てば、その作戦範囲は東北アジア全体をカバーできる。韓国空軍の実力は日本に迫っている。)」
 ”韓流”もこうしたどす黒い裏の動きがなければ、友好的な話題になるのだろうが。以前に紹介した以下の記事を思いだしていただきたい。
 http://blogs.yahoo.co.jp/kei_shi347/5497794.html

韓国軍の不審な動きの一つとして、12日以下のニュースもあった。
戦時作戦権の返還 韓国、米に協議本格化を提起
http://japanese.donga.com/srv/service.php3?biid=2005101336598
 内容は、半島有事の指揮権全体を韓国に返還するというもので、今までの10項目の指揮権返還から、全面的返還に主張が強まっている。韓国大統領Nは、何を「有事」と想定しているのであろうか。


以下の記事から窺えるN政権の「新北」的性格から考えると、明らかに「北朝鮮」ではない。
初の指揮権で韓国揺れる 「親北」論文の教授捜査で

【ソウル13日共同】韓国で「親北的」な論文を発表した大学教授への国家保安法に基づく捜査をめぐり
、千正培法相が12日、検事総長に対し教授を拘束しないよう命ずる指揮権を発動、波紋を広げている。
http://www.chugoku-np.co.jp/NewsPack/CN2005101301002370_World.html

 指揮権返還の主張は、以下の記事と関連していると見るのが妥当であろう。
韓国大統領「半島周辺で覇権的な国粋主義が復活」

「韓(朝鮮)半島の周辺では強大国がしのぎを削り、覇権的な国粋主義の復活を憂慮する声がある」。韓
国の盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は1日、「国軍の日」記念式典の演説で北東アジアの現状をこう説明
した(以下略)。
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20051001AT2M0101J01102005.html「NIKKEI」新聞

 これをどのように理解すればいいであろうか。今年の春以来の中国・韓国による対日共同歩調を考えれば、「NIKKEI」は曖昧に書いているが、これは、「覇権的な国粋主義」という言い方で、「仮想敵」と日本を見なす発言である。指揮権返還と合わせて考えれば、近い将来、中国・北朝鮮軍そして韓国軍協同しての軍事的な日本攻撃を予想させる。矛先はすでに転ぜられているのである。

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