立春を迎え、春一番かと思う風が吹く平丸。
貴重な日光を受け取ろうと広げて干していた毛布がいつのまにか十重二十重になっています。
先日の1月23日(土)、公孫会妙高支部に所属する市内の小中学校の先生方23名が除雪ボランティアで平丸に来てくださいました。
例年より雪が少ないと言っても大雪がやってくるかもわからない。
手を入れておけばその時すぐにどうにかしなくてよくなり、気持ちに余裕ができるという所はあるものです。
そうはいっても今住んでいる一人二人でそれをやるのもなかなか大変、という5軒のお宅に分かれて入っていただき、スノーダンプやスコップなどを用いて運び出していただきました。
斜面に設置されたフトンカゴと呼ばれている土留めと、家の壁との間が狭くて重機で作業できない場所も人の手なら入ります。
こちらの一軒で作業をしたお宅では、休憩のときに香ばしく揚がったおもちをいただきました。
外はパリパリ、中はモチモチ、お醤油とお砂糖が食欲をそそり、一人当たり5個をそれぞれが平らげます。
ほうれん草や小松菜のおひたしなどもつつきながら、坂を上ったところにあるこのお宅で外出はどうしているのかといった話になりました。
車は所有していないので、夏場なら電動車いすが使えるが、冬場だと出られないとのこと。
最初に全体で集合した時の挨拶の中で平丸側の代表より、雪が少ない今年は「交流」がメインになるかという話のとおり、公孫会の方々と話ができるというのもありがたいことでした。
そして閉会時には公孫会の代表の方より、今後もボランティアと交流を続けていきたい旨のお言葉をいただきました。
季節が巡りいつかまた来るように、公孫会の方々の再来も感謝と共にお待ちしたいと思います。
貴重なお時間を割り当てていただいた皆様、ありがとうございました。