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タイガーのFun-Loving Way of Life

☆ささやかな歓びを♪素晴らしい仲間と♪素敵な毎日を♪Fun is Good☆

東野圭吾さんの「さまよう刃」:犯罪被害者の復讐は許されるか?

2009年02月11日 | 読書
久しぶりに、東野圭吾さんの小説を読みました。
「さまよう刃」という作品で、あっという間に読み終えました。
可愛い15歳の娘が18歳の少年達に拉致されて、覚せい剤まで打たれた上で暴行
され死亡してしまいます。その少年達は同じような行為を繰り返している札付き
の輩たち。そして、そのおぞましい行為をビデオまで撮影している悪辣さ。
 この父親は、自ら復讐行為に立ち上がります。
ここのところ、犯罪被害者やその家族の立場を再考しようという動きが増えて
いますし、自分だったらどうするか!?と考えながら、ぐいぐい読ませて
くれます。さすが、東野さんです。主人公の父親や、その行為を悩みながらも
いつしか助けようとするペンション経営の女性、刑事達などそれぞれの立場も
上手に描いています。刹那的に、先ずは、一人の復讐に成功。そして二人目を
とうとう追い詰めた、その時・・・・結果は、是非、お読みになって下さい!
 私も、最愛の息子達やその子供達が、同じように殺害行為にあったら、
司法の手に委ねたとしても、その加害者を許すことはないと思いますが。
難しいテーマですが・・。

 先日、DVDでランボーの最新作を鑑賞しましたが、ミャンマーを舞台にした
話で、現地の民衆や、軍隊をまるで虫けら(虫さん・・ごめん)のように
殺しまくります。銃弾で撃たれた人間は、手足など引き裂かれてばらばら。
これは、ひどい、本当にやりすぎだ!と思いました。ランボーの1作目は
(原作First Bloodも読みました)ベトナム戦争での精神的な痛みをランボー
が背負っていて、まだ、良い作品でしたが。
 この4作目は、悪いやつは殺しまくっていいんだ!ということを明らかに
メッセージ化していて、アメリカの傲慢さが現れている気がしました。
 そして、ランボーは、アメリカの故郷に帰っていきますが・・!?

京橋・一心丸のぶりしゃぶ

2009年02月11日 | Weblog
昨日は丸の内で江戸川伝統工芸プロジェクト関係の打ち合わせを行った後、京橋の一心丸に行きました。楽しい映画話しや音楽話しで盛り上がりながら、四国・日振島で漁師をやっている若女将のお父さんが捕獲した新鮮なお魚を頬張りながら冷酒や焼酎を頂きました。なかでも名物のぶりしゃぶは相変わらず絶品でした。若女将のたまみさんもこの日はいて、可愛い笑顔で応対してくれましたよ♪

冬の京都清水・高台寺と茶わん坂の「たきぐち」

2009年02月11日 | 国内旅行
冬の京都。それでも素敵です。清水の舞台は、何も変わらず。

茶わん坂を下りていったところに、昔から好きな焼き物のお店「たきぐち」さん
が静かに店を構えています。店に入ろうとすれば、ボタンを押して、開けて
くださいといえば、滝口さんのお母さんが出てきて、開けてくれます。
繊細な模様の素敵な焼き物。以前にも紹介しましたが、素敵な、女性的な
作品が展示されています。

 そして、清水と八坂の間にある高台寺には是非、立ち寄ってください。
その方丈の庭園に、歴史を感じる枝垂桜の大木が立っています。
10年以上前でしょうか。アメリカに駐在していたときに日本に帰る機会が
あった際に京都に立ち寄りました。丁度季節は春。この高台寺の庭で枝垂桜
に合ったときの感激は忘れません。静かにそよぐ風に、枝垂れはなびき、
春のかすかな歌声を聞かせてくれました。その静かな瞬間の喜びを感じる
日本人としての感性。
今年の春は、この枝垂桜に会いにいきたいと思います。