Fantasy Football(ファンタジーフットボール)戦記

NFLのFantasy Football(ファンタジーフットボール)のほかMLBやNBAについて語ります

2019年はどのチームのTripletsが一番凄いのか、この通りならSuperbowlはNO vs LAC

2019年07月14日 14時34分10秒 | 2019 Fantasy

先ほどNFL.comをのぞいたところ、「Ranking the NFL's best trios on offense」という興味深い記事が載っていたので、記事にあったランキングを分かりやすく表にしてみました。

各チームのQB、RB、そしてReciever(WR/TE)でトリオを組んだとしたときに、「凄い」順にを並べたものです。「凄い」という定性的な表現を使ったのは、このランキングがそれぞれのポジションで1位から32位までランキングを付けて、それをポイントに変えて加算したものだからです。

先に計算式説明してしまうと、RBとWR/TEは各チームで最も成績を残しそうな選手(優秀なWRと優秀なRecieving TEがいるチームでは、成績が優秀と予想される方が選ばれる)を選び1位から32位まで並べて、(1位は32ポイント、2位は31ポイントというように)上からポイントを与えています。

QBは筆者が1試合で使いたいと考えたQB(=一番信頼できるQBという意味らしい)の順位(下表のGame)と、年間の成績予測順位(下表のYear)に(RBなどと同じように)ポイントを付与して、それぞれを1.5倍しています(例えば、Gameが5位でYearが6位のDrew Breesは、5位の28ポイントと6位の27ポイントを足した55ポイントを1.5倍した80.5ポイントになる)。

これらを足したポイントで順位付けしたのが下記のランキングです。1位のNOはDrew Breesの80.5ポイントにRBとして3位のAlvin Kamaraの30ポイント、WR/TEとして5位のMichael Thomasの28ポイントを足して、140.5ポイントとなる計算です(ほかでも上位5位まで検算しましたので多分これで間違いないかと)。

 TEAMPointsQBGame/YearRBRankWR/TERank
1 NO 140.5 Drew Brees T-5(5/6) Alvin Kamara 3 Michael Thomas 5
2 LAC 135.5 Philip Rivers 3(7/2) Melvin Gordon 7 Keenan Allen 9
3 CLE 125.5 Baker Mayfield 9(10/7) Nick Chubb 10 Odell Beckham Jr. 4
4 GB 125.0 Aaron Rodgers 2(3/3) Aaron Jones 21 Davante Adams 10
5 KC 121.5 Patrick Mahomes 1(2/1) Damien Williams 28 Travis Kelce 8
6 ATL 121.0 Matt Ryan 7(8/4) Devonta Freeman 24 Julio Jones 2
7 NE 114.0 Tom Brady 4(1/9) Sony Michel 19 Julian Edelman 17
8 LAR 112.0 Jared Goff 12(13/11) Todd Gurley 6 Brandin Cooks 11
9 IND 110.5 Andrew Luck T-5(6/5) Marlon Mack 25 T.Y. Hilton 13
10 SEA 109.0 Russell Wilson 8(4/10) Chris Carson 14 Tyler Lockett 21
11 PIT 106.5 Ben Roethlisberger 10(9/12) James Conner 12 JuJu Smith-Schuster 15
12 DAL 98.0 Dak Prescott 17(12/24) Ezekiel Elliott 1 Amari Cooper 12
13 OAK 94.0 Derek Carr T-13(17/13) Josh Jacobs 23 Antonio Brown 3
14 CAR 91.0 Cam Newton T-13(15/15) Christian McCaffrey 4 D.J. Moore 25
15 PHI 90.0 Carson Wentz 11(14/8) Jordan Howard 26 Zach Ertz 16
16 MIN 89.0 Kirk Cousins 16(20/14) Dalvin Cook 11 Stefon Diggs 14
17 HOU 87.0 Deshaun Watson 15(16/16) Lamar Miller 30 DeAndre Hopkins 1
18 CIN 79.5 Andy Dalton T-24(27/20) Joe Mixon 8 A.J. Green 7
19 DET 70.5 Matthew Stafford T-18(19/18) Kerryon Johnson 16 Kenny Golladay 23
20 ARI 68.0 Kyler Murray 22(25/19) David Johnson 9 Larry Fitzgerald 22
21 NYJ 67.5 Sam Darnold 21(21/22) Le'Veon Bell 5 Robby Anderson 28
22 TB 59.5 Jameis Winston 23(28/17) Peyton Barber 32 Mike Evans 6
23 CHI 58.5 Mitchell Trubisky 20(18/21) David Montgomery 29 Allen Robinson 20
24 JAX 57.5 Nick Foles T-18(11/26) Leonard Fournette 20 Marqise Lee 32
25 TEN 53.5 Marcus Mariota T-27(26/27) Derrick Henry 13 Corey Davis 19
26 BAL 50.5 Lamar Jackson T-24(22/25) Mark Ingram 17 Marquise Brown 27
27 SF 49.5 Jimmy Garoppolo T-24(24/23) Tevin Coleman 27 George Kittle 18
28 NYG 47.0 Eli Manning 30(29/31) Saquon Barkley 2 Sterling Shepard 26
29 DEN 46.5 Joe Flacco T-27(23/30) Phillip Lindsay 15 Courtland Sutton 24
30 BUF 27.0 Josh Allen 29(30/28) LeSean McCoy 22 Zay Jones 29
31 WAS 25.5 Dwayne Haskins 31(32/29) Adrian Peterson 18 Jordan Reed 30
32 MIA 9.5 Josh Rosen 32(31/32) Kenyan Drake 31 Kenny Stills 31

得点の換算方法から分かるように、優秀なQBがいるチームほど有利なようです。QBとしては全体で30番目にしか評価されないEli ManningがいるNYGは、Saquon BarkleyがRBとして2位の評価を得ていても総合順位は28位という扱いです。

Tyreek Hill問題を抱えて、2018年シーズンほどの成績を残せるか疑問視されているPatrick MahomesがQBとして1位の評価を受けていることもどうかとは思いますが、細かく言い出すときりがないのでやめておきましょう。

なんでこんな表を作ったかというと、筆者が3年前に当時の各チームのTriplestsをまとめた記事を書いていたからです。これの元記事はこちらです。今とはポイントのつけ方が大きく変わりましたが、さらに二つの表を比較すると、各チームのTripletsのメンバーがたった三年で大きく様変わりしていることが分かります。

GBには3年前の開幕前にいたEddie LacyもJordy Nelsonももういません。3年前のNEの順位が低いのは、Tom Bradyがデフレゲート事件で4試合お休みとなっていたからですね。

一方、2019年シーズンのデータにも、LACのMelvin Gordonが契約でもめている話が注記として書かれています。つまりシーズンが始まるまでにTripletsに問題が発生するようなら、この順位も大きく変動するでしょう。

という前提を頭の隅に置いて表を読んでみると、BreesにKamara、Thomasを擁するNOが来るのはうなづけます。2位はLACになっていますが、Gordonの契約でだいぶ変わりそうなのと、Keenan AllenがWR/TE全体で9位の選手なのかは意見が分かれるところだと思います。もしこのランキング通りなら2020年のSuper BowlはNO vs LACとなるわけですが、もちろんそう簡単にはいかないでしょう。

NOに(微妙な判定もあって)勝利を飾りSuper Bowlに進んだLARは、Jared Goffの評価があまり高くないため8位に甘んじています。ここはTodd Gurleyの膝の具合も気になるところですね。

そして堂々の3位に入ったのがCLE。Baker Mayfieldが9位で、Nick Chubbが10位。そこにWR/TEで4位のOdell Beckham Jr.が加わったことが大きいですね。各方面から、2019年シーズンのAFC北地区の優勝候補に挙げられているCLEですが、ここまで評価が高いとは驚きです。

逆にHCのほか多くの選手を入れ替えたせいであまり2019年シーズンの評価が高くないGBは、QBで3位のAaron Rodgersのおかげで4位につけています(Davante AdamsもWR/TEでは10位ですが)。なんて、それぞれのチームを見ていくだけでいろいろと書けそうです。

皆様の押しチームはどういう順位にいますでしょうか。2019年シーズン開幕までもう2カ月ほどです。この表が皆様のお役に立てれば幸いです。

2015年シーズンからアメリカンフットボールのFANTASY FOOTBALL を楽しんでいるトーマスといいます。NFLだけでなく、MLBやNBAについても語ります。

AFC東BUF バッファロー・ビルズ NFC東DAL ダラス・カウボーイズ
MIA マイアミ・ドルフィンズ NYG ニューヨーク・ジャイアンツ
NE ニューイングランド・ペイトリオッツ PHI フィラデルフィア・イーグルス
NYJ ニューヨーク・ジェッツ WAS ワシントン・レッドスキンズ
AFC北BAL ボルティモア・レイブンズ NFC北CHI シカゴ・ベアーズ
CIN シンシナティ・ベンガルズ DET デトロイト・ライオンズ
CLE クリーブランド・ブラウンズ GB グリーンベイ・パッカーズ
PIT ピッツバーグ・スティーラーズ MIN ミネソタ・バイキングス
AFC南HOU ヒューストン・テキサンズ NFC南ATL アトランタ・ファルコンズ
IND インディアナポリス・コルツ CAR カロライナ・パンサーズ
JAX ジャクソンビル・ジャガーズ NO ニューオリンズ・セインツ
TEN テネシー・タイタンズ TB タンパベイ・バッカニアーズ
AFC西DEN デンバー・ブロンコス NFC西ARI アリゾナ・カーディナルス
KC カンザスシティ・チーフス LAR ロサンゼルス・ラムズ
OAK オークランド・レイダース SF サンフランシスコ・49ers
LAC ロサンゼルス・チャージャース SEA シアトル・シーホークス

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