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「狼よさらば」と「ブレイブワン」

2007-11-06 13:35:22 | 映画関連
多くの方が、「ブレイブワン」で「狼よさらば」を引き合いに出されています。

かく言う私も観る前から「女版狼よさらば」だと思いましたし、
英文の記事でも「The Brave One」と「Death Wish」を
並べて書いている人が多いようです。

ご承知のように「狼よさらば」はチャールズ・ブロンソンの代表作の一つで、
本国ではシリーズ化されています。

ところが邦題を見ると、

「狼よさらば」    Death Wish (1974)
「ロサンゼルス」   Death Wish II (1982)
「スーパーマグナム」 Death Wish 3 (1985)
「バトルガンMー16」 Death Wish 4: The Crackdown (1987)
「狼よさらば 地獄のリベンジャー」 Death Wish V: The Face of Death (1994)

と、最終作以外、続編を思わせるものではありません。
この辺は日本の配給会社がどう見ていたのか、聞いてみたい気もします。

また、被害者の家族であったブロンソンが、
復讐のためとはいえ犯罪者を抹殺しようとする葛藤が
2以降は薄れて単なる連続殺人鬼になり下がったのでしょうか、
評価もじり貧、興行成績も落ちて行き、
5に至っては、100万ドルにも達していません。

第1作時点ですでに50過ぎ。
第2作で60を超え、第5作では70を超えるご老体ですから、
処刑人は早めに引退すべきだったのかもしれません。

「ブレイブワン」は、扱いとしてはリメイクではないようですが、
コンセプト自体は酷似していますし、
ラストシーンもなんとなく類似点を思わせます。

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